ネオロマンスシリーズ第2弾は雅な和のテイスト
『遙かなる時空の中で』は、女性向け恋愛ゲームを手掛けるコーエーの制作チーム“ルビーパーティー”が贈る“ネオロマンス”シリーズ第2弾。平安時代のような雅な世界を舞台にした物語と、水野十子氏が手掛ける美しいイラストが特徴だ。
物語は、ごくふつうの女子高生・元宮あかねが同級生の森村天真と後輩の流山詩紋とともに“魔界に通じている”という噂の井戸を見に行くところから始まる。突如井戸から溢れ出した不思議な光に包まれた3人は、平安京によく似た異世界“京”へとタイムスリップ。意識を取り戻したあかねは“星の一族”藤姫から「龍神の神子として選ばれた」と告げられ、神子を守る8人の男性“八葉”とともに京にはびこる怨霊と穢れを取り除いていくことになる。


八葉はもちろんだが、本作を語る上で外せないのが、主人公を京へ呼び寄せた張本人で京を支配しようと目論む“鬼の一族”アクラム。マスクで素顔を隠しているものの、ただならぬ気品(というか色気?)があり、そのちょっと危険な感じにときめいた方は多いはず。彼が攻略対象になった『遙かなる時空の中で〜八葉抄〜』(※)では、みんなドキドキしながら攻略したのではないだろうか。
怨霊との戦闘では、八葉の中からふたりの同行者を選んで戦いをくり広げていく。戦いで重要な鍵を握るのが、木、火、土、金、水の五行の属性で、水は火に強く、火は金に強といったように強弱の関係がある。八葉と敵はいずれかの属性が割り振られており、五行を無視すると不利になるため、しっかりと意識しなければならない。筆者はプレイをするとき、五行の関係図をいつもモニターの横に貼ってプレイをしていた(それでもたまに間違えた)。






ドラマCDやキャラクターソングの展開が多いのも魅力。余談だが、筆者は数ある楽曲の中で『遙かなる時空を越えて』という歌が大好きだ。ネオロマンスのイベントで初めて生歌を聴いたときは感動で涙があふれた。そうそう、本作は声優陣がめちゃくちゃ豪華である、という大事なことを書き忘れていた。いま、これだけのキャストが揃う作品はそうそうないだろう。1作目はフルボイスではなかったが、『遙かなる時空の中で Ultimate』ではフルボイス化している。1作目から『4』まで主要キャストが変わらないというのはとても衝撃だった。なお、『5』でキャストの総入れ替えを行っている。
シリーズ最新作は2025年11月28日にリリースされたスマホ向けゲーム『遙かなる時空の中で 龍宮の神子』。神子に選ばれた大学生の主人公は、平安、戦国、幕末のそれぞれの歴史に名を馳せた英雄であり新たな“八葉”でもある彼らとともに、時空を救う旅へと歩みを進めていく。配信直後から人気に火がつき、「りゅうみこ」の愛称で親しまれているこちらの作品、ぜひチェックを。ちなみに、過去のシリーズからキャストが一新されている点も注目だ。


















