行動をプログラムしておく“ガンビット”のシステムが斬新だった

筆者は『ファイナルファンタジー』シリーズをほぼプレイしていますが、『ファイナルファンタジーXII』は、その中でもとくに世界観やバトルが独創的な作品だった印象があります。
物語の舞台となるのは『ファイナルファンタジータクティクス』にも登場したイヴァリースで、同作が大好きだった自分はそのことを知ったときは期待で胸が高鳴りました。
ストーリーは空賊にあこがれる青年・ヴァンと幼なじみの少女・パンネロが、空賊バルフレアと相棒のフラン、帝国の侵攻で国を奪われれた王女アーシェ、国王殺害の濡れ衣を着せられ幽閉されていた騎士バッシュと出会い、帝国の支配に抵抗する反乱軍として戦うことになるというもの。
最初に操作をすることになるのはヴァンの兄であるレックスなのですが、バッシュに成りすましたガブラスに剣で刺されてしまうという衝撃の幕開けでした。雑誌などの事前情報でヴァンが主人公であることを知っているならまだしも、なにも知らずにプレイした人は主人公だと思ったキャラクターがいきなり退場して驚いたのではないでしょうか。
ほかにも主人公側だけでなく敵側や第三者の内情や苦悩を描いていることや、世界のすべてを救うようなストーリーではなく、あくまで歴史の一部分を切り取った内容であることにも驚きました。



また、街やフィールドが広大だったことにもびっくりしました。サブイベントも多く、いろいろなところを探索する楽しみがありました。とくにレアアイテムが手に入る“モブ”狩りはいきなり強い敵に遭遇してしまうこともありますが、そのスリルも含めて楽しかったです。
バトルはエンカウントではなく、シームレス方式に。さらに、あらかじめキャラクターの行動をプログラムしておく“ガンビット”を採用しています。
斬新なシステムだったため、最初はよくわからずにキャラクターに無意味な行動を取らせて全滅させてしまったりしましたが、理解してくるとおもしろくてどんどんハマッていきました。なにも操作せずに完全自動で戦ってくれるガンビットを考えたりもしました。

バトルも凝ったものが多く、特定のボスや召喚獣は特殊な“異常空間”で戦うことに。たとえば“ヴィヌスカラ”というボスは“磁場”フィールドで戦うことになり、金属製の装備を装着していると動きが鈍くなってしまうという特徴がありました。
接近されるとゲームオーバーになる“デモンズウォール”や、とにかく強かった“ヤズマット”など、トラウマになるボスも多数存在。でも、そのぶん攻略しがいもあって楽しかったなぁ……。


なお、現在は『ファイナルファンタジーXII ザ ゾディアック エイジ』というHDリマスター版が、Nintendo Switch、プレイステーション4(PS4)、Xbox One、PCでプレイ可能。2倍速や4倍速機能を始め、とてつもなく便利&快適になっているので、当時クリアーを諦めてしまった人もぜひこちらで再挑戦してみてほしいです。







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