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『流星のロックマン パーフェクトコレクション』思い出補正じゃ片付けられないおもしろさ。星座のようにキズナをつなぐストーリーが世代直撃ライターの胸に突き刺さった【プレビュー】

『流星のロックマン パーフェクトコレクション』思い出補正じゃ片付けられないおもしろさ。星座のようにキズナをつなぐストーリーが世代直撃ライターの胸に突き刺さった【プレビュー】
 僕らは、いまでもつながっている――。

 ニンテンドーDSで発売された名作アクションRPG『
流星のロックマン』。そのシリーズタイトルを網羅した『流星のロックマン パーフェクトコレクション』が、2026年3月27日に発売されます。

 そんな本作を、初ロックマンが『
流星』であり、月刊コロコロコミックを読んで育ち、次世代ワールドホビーフェアで幕張メッセを闊歩していた筆者が、当時の思い出を振り返りながら先行プレイの感触をリポートしていきます!
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独りからキズナを紡ぐストーリーが刺さる

 『ロックマン』生誕20周年を記念して誕生した本シリーズも、なんと今年で20周年……20周年!? 時代の流れの速さが恐ろしくなりますね……。

 今回収録されるのは、バージョン違いを含めた以下の7タイトルです。

  • 『流星のロックマン レオ/ドラゴン/ペガサス』(以下、『流星1』)
  • 『流星のロックマン2 ベルセルク×シノビ/ベルセルク×ダイナソー』(以下、『流星2』)
  • 『流星のロックマン3 ブラックエース/レッドジョーカー』(以下、『流星3』)

 物語の舞台となるのは、電波通信技術が大きく発達した220X年。

 シリーズ通しての主人公は、小学5年生の星河スバル君です。彼は宇宙飛行士の父が行方不明になって以降、心を閉ざし不登校になっていました。

 そんなある日、ふとしたきっかけで電波生命体・ウォ―ロックと出会い、彼と合体(電波変換)してロックマンへと変身。数々の敵の脅威から世界を救うために戦っていきます。
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内気なスバル君と、対照的にワイルドでオラオラ系なウォーロック。息の合った凸凹コンビのやり取り、いいよね……。
 当時の少年向け作品といえば、主人公=熱血系・明るい! みたいなイメージが強かったので、なかなか攻めたキャラ造形ですよね。

 攻めているといえば、ストーリーもややシリアスめ。とくに『
流星1』は、孤独を抱えた人の心を利用しようとする宇宙人が敵になるので、なかなか辛い描写も多いです。

 だからこそ、星座のように人々とキズナをつないでいく王道な展開が染みるんです! 孤独を描くからこそ、キズナの尊さが光るシナリオなんですよ。
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 改めて『
流星2』以降をプレイしていると、なんてことのないやり取りでも「よかったなぁ、スバル君……!」と保護者みたいな目線になってしまいました。
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メールが届いたときの反応の違い(左が『流星1』右が『流星2』)だけでも、来るものがあります。
 登場キャラクターたちも非常に魅力的。とくに響ミソラちゃんと白金ルナ委員長は、シリーズをプレイしたことがない人でも知っているかもしれません。
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響ミソラ(左)、白金ルナ委員長(右)。
 詳しいことはここでは秘密にしておきますが、「国民的人気アーティストの女の子が、僕だけに隠していた本音を見せてくれた」、「いつも気の強い委員長があるヒーローに憧れてるらしいけど、実は正体は僕なんだよね」など、まぁ憧れのシチュエーションが盛りだくさんなわけです。

 どちら派かによって小学校のクラスで激しい戦いが起こったとか、起こってないとか……ちなみに、幼きころの筆者には選べませんでした。軟弱者と罵ってもらってかまいません……。
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だってどっちもかわいいんだもん!
 話を戻しましょうか! ロックマンが活躍するのは、通常では視認が不可能な電波世界。電子機器の電脳に入り込んで操作したり、悪さをするウィルスや電波生命体と倒っていきます。

 インターネットや電波が身近なものになった現代で改めてプレイすると、近未来的な世界観の見かたもちょっと変わりますね。「そんなわけあるかい~!」とつい笑ってしまうところもあれば、「これ、いまでいう○○じゃん!」と非常に的を得ているものも。
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 また、ナンバリングを経るごとにゲーム内の技術がアップデートされていくのも注目ポイント。キャラクターたちとのつながりかたにも変化があるほか、『
流星3』にある会話内の特定の単語がポップアップし、すぐにその意味を調べられる機能は当時びっくりしました。
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 アップデートされるのはロックマンの活躍の場所も例外ではありません。『流星1』では、特定の場所でしか電波変換や活動ができないのですが、『流星2』ではウェーブロード(電波世界の道)以外の道も歩けるようになり、なんと『流星3』からはどこでも電波変換が可能に。
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 電波変換時の掛け声も「電波変換! 星河スバル、オン・エア!!」から、『流星3』では「トランスコード! シューティングスターロックマン!!」に。筆者的になじみ深いのは前者だったのですが、後者の“認証コードがシューティングスター=流星である”ことに気づいて「すげ~!」と思ったそのときからは、どちらも大好きになりましたね……。
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個人的には『流星1』のトランサーの音声が好きです。「バトルカード!」

リアルタイムアクションとデッキ構築が楽しい戦闘

 敵ウィルスや電波生命体とは、奥行きのある5×3マスのフィールドでバトルすることになります。

 重要となるのは“バトルカード”。毎ターンごとにフォルダ(デッキ)のなかからランダムでバトルカードが配られます。カスタム画面で使用するものを選択するとアクションパートが開始。
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選べるカードにも細かいルールがあります。
 基本使い切りのバトルカードや、撃ち放題のロックバスターで敵を攻撃しつつ、一定時間が経つと再びカスタム画面へ。これらを繰り返しながら戦っていくわけです。
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 『
ロックマンエグゼ』シリーズを踏襲した内容なのですが、視点がロックマンの後ろかつ横方向にしか移動できなかったり、相手をロックオンして近づき攻撃できるウォーロックアタックなど、独自要素が多めでかなり斬新なシステムになっています。
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 集めたバトルカードでデッキを組むという戦略を立てる楽しさと、直感的な操作ができるアクションが組み合わさったバトルは、いまプレイしてもかなりおもしろいです。
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『流星3』では、バトルカード選択の方法などが大きく変わったのも印象的でしたね。
 また今回改めて思ったことがひとつ。子どものころの知識って、意外と忘れていないものなんですねぇ。

 筆者は“ゲームは1日1時間”の家庭で育ったのですが、どうしてもゲームが好きで、その世界に触れていたいがために攻略本をひたすら読んでいたんです。

 そんな子どもだったので、今回の『
パーフェクトコレクション』をプレイしている際も「この攻撃はロックバスターで壊せる」、「この順番で移動すれば避けられる」といった、当時知った知識が思い出とともに溢れ出してきてヤバかったです。
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当時はマップが載ったページを眺めて妄想するだけで1日過ごせたものです。
 ちなみに、各タイトルには『レオ/ドラゴン/ペガサス』などさまざまなバージョンがありますが、それぞれの大きな違いは登場する“変身能力”にあります。

 バトル中に変身して自身を強化するシステムが各タイトルに存在するのですが、そこで何になれるかという差異ですね。

 小学校時代、クラスで『流星1』のどのバージョンを選んだかでワイワイ話していたのを覚えています。自分はドラゴンだったのですが、なぜか少数派だったんですよ。龍なんて小学生ならみんな好きでしょうに……。
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 パッケージを飾る姿なわけですから、月刊コロコロコミックでも大きく特集されており、とくに『流星2』や『流星3』は「なんだこのカッコいい姿!?」、「ていうか、どんだけ形態でてくるの!?」と衝撃を覚えましたね。

 また完全に余談なのですが、当時の月刊コロコロコミックの付録として鷹岬諒氏による『流星3』のマンガが載っていて、それがめちゃくちゃカッコよく、おもしろかったのをよく覚えています。単行本とかにならないだろうか……。

細かな設定調整や追加要素でさらに遊びやすく!

 『パーフェクトコレクション』では、シリーズの魅力を最大限味わえるよう、さまざまなサポート機能が搭載されています。

 まずは、プレイ画面のレイアウトの調整。本コレクションでは、1画面内にふたつのゲーム画面を配置されていますが、その位置や比率、壁紙などを好きなように設定できます。オリジナル版同様のグラフィックで遊ぶことも可能です。
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 さらにエンカウント率やダッシュ速度、その他のさまざまなが調整できるようになりました。やたら多かった気がする『流星2』のエンカウントもこれで安心。でもデフォルトのままやりたくなってしまう気持ちもあり、通常設定で進めちゃいました。これもまた一興……。
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 そしてうれしいのが新規ボイス&アレンジBGMの追加! 電波変換時やバトル中にスバル君やウォ―ロックがしゃべってくれます。より”ふたりで戦っている”感が出てベリーグッドです。アレンジBGMもかっこいいうえに、収録数がエグイ……。
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 さらに入手困難だったアペンドカードの収録、ギャラリーモードにミュージックプレイヤーなど盛りだくさん。またホーム画面ではロックマンがお出迎えしてくれます。

 ちなみに、早期購入特典として待ち受けキャラクターとして星河スバル(私服)とウォ―ロックが付属します。どちらもめちゃくちゃいいのですが、ウォーロックの背景&BGMがヤバいのでぜひ。皆さんにもチェックしてほしいです。
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 まさか令和の世に『流星のロックマン』の展開があるとは、20年前の自分に言っても信じないでしょうね……。

 とっても自分勝手なことなのですが、筆者が小学生時代に遊んでいたニンテンドーDSのタイトルたちは、移植版が出る機会が少ないんです。2画面+タッチパネルという難しい課題があるので仕方なくはあるのですが、昨今のリメイク・リマスター作品発表時の周囲の反応をうらやましく思うことも多かったんですよ。

 なので、本作の移植を実現してくれたカプコンさんには感謝しかありません……。同じく『流星』世代のみなさんはもちろん、まだシリーズを遊んだことのない方も、この機会にプレイしてみていただきたいです! いっしょに発売日を心待ちにしておきましょう!

 また、3月6日に公開されるカプコンスポットライトでは、本作の最新情報が公開されるとのこと。ぜひお楽しみに!

※画像は開発中のものです。

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