眠れば悪夢、目覚めれば修羅場!


プロデューサー兼ゲームディレクターに橋野桂氏、アートディレクションに副島成記氏、作曲に目黒将司氏と『ペルソナ3』、『ペルソナ4』を手掛けたスタッフによって生まれたアクションアドベンチャーゲーム『キャサリン』。
『ペルソナ』シリーズとは違って大人の恋愛を描いているのが特徴で、アクション部分はパズルになっています。ただし、パズルであることは発売直前まで伏せられていたので、プレイしてゲーム性にビックリした人も多いハズ。

それからヴィンセントは街で噂をされている“起きないと死んでしまう”という悪夢に悩まされるようになり、夢のなかで崩れていくステージをパンツ一丁の姿で駆け上がっていくことになります。
一方、現実では恋人のキャサリン・マクブライドから妊娠を告げられ、また浮気相手のキャサリンからも熱烈なアプローチされるようになり、三角関係に悩まされることに。まぁ、これは完全に自業自得ですが……(笑)。


恋人のキャサリンはKatherine、浮気相手のキャサリンはCatherineと綴りが異なり、恋人のほうは三石琴乃さん、浮気相手は沢城みゆきさんが演じています。主人公のヴィンセントは山寺宏一さんで、キャストは実力派揃い。声優陣の迫真の芝居も必見で、修羅場シーンは下手なホラーゲームよりも怖いです。
また、ナレーションには『モヤモヤさまぁ~ず2』でおなじみの音声合成ソフト“SHOW君”が使われいます。あの脱力するような独特の音声は、いい味を出していました。
どちらのヒロインを選ぶかはプレイヤー次第ですが、個人的にはどちらかというと恋人のキャサリンのほうが好きです。というか、こちらしか選べない。ゲームのなかでぐらい浮気をしてもいいような気もしますが、彼女のことを思うと良心が痛んで無理でした……。ネットにつなぐとプレイヤーの選択の傾向を観ることができましたが、自分と同じような人が多かった印象です(笑)。

メインキャラクター以外にもバーの飲み仲間や常連客などのサブキャラクターが多数登場。悪夢のなかで再会するキャラクターもいますが、ヴィンセント以外はなぜかみんな羊の姿。会話を通して少しずつ相手の正体がわかる仕組みはおもしろかったです。
自分はサブキャラクターでは旧友のエリカが好きですが、彼女のヒミツを知ったときはビックリしました。ぜひゲームをプレイしてみてください。

パズル要素は箱を押したり引っ張ったりして足場を作り、上へ上へと駆け上がっていくもの。動かせない黒い石があったりトゲの出る危険な罠があったりと、一筋縄ではいかずに頭を悩まされます。難易度はEasy、Normality、Hardの3種類がありましたが、後にアップデートで“スーパーイージー機能”が追加され、クリアーしやすくなりました。

2019年2月14日にはリメイク版の『キャサリン・フルボディ』が登場。平野綾さんが演じる3人目のヒロイン・リンが追加され、かなりぶっ飛んだストーリーが展開されます。
また、難易度にEasyよりも簡単なSafetyと、自動でクリアーしてくれるオートプレイも追加され、パズルが苦手な人でも絶対にエンディングにたどり着くことが可能。当時、プレイせずにスルーしちゃった人もぜひ手に取ってみてください。オンライン対戦などもあるので、ストーリーをクリアーしたあとも長く遊べますよ!


















