エヌシージャパンが提供する、PC向けオンラインゲーム『リネージュ2』。2025年10月26日(日)に、プレイヤーを招待したオフラインイベント“リネージュ2 大感謝祭”が開催された。 会場ではステージイベントや屋台風ブースといった催しに加え、公式生配信“りね2てれび”も実施。番組内でサムライ然とした新クラス“クロウ”が紹介された。クロウの実装と同名の新サーバー・クロウのサービス開始を含むグローバルプロジェクト“SAMURAI CROW”の実装日が2025年11月5日(水)であることも公開されている。



世界中の全リージョンで同時に実装されるグローバルプロジェクトとなる。


クロウが豪快な斬撃と移動攻撃を連発し、戦場の敵をなぎ倒す模様も紹介された。
配信内で紹介された“SAMURAI CROW”の内容を中心に、当イベントの模様をリポート。なお、記事内の画像の一部は公式生配信の画面から切り出したものとなっている。
新クラス“クロウ”とともに新サーバーが登場
まずは公式生放送で紹介された、グローバルプロジェクト“SAMURAI CROW”の内容をお伝えしよう。これは単なる最新アップデートではない。韓国、日本、台湾、ロシア、北米の全サービス地域での同時アップデートである。この試みは『リネージュ2』では初。


こちらのアップデートで登場するのが、八咫烏(やたがらす)の意匠を取り入れた侍モチーフの新クラス“クロウ”。そして、このクラスと同じ名前を持つ新サーバー・クロウだ。クロウは衣装だけでなく、独自の待機モーションが用意されていたりと、侍らしい特徴を大きく打ち出したクラスとなっている。

生放送内では、クロウのスキルを紹介する公式動画を上映しつつ性能についても言及された。クロウは現在『リネージュ2』の戦場で猛威を振るっているクラス“バルカス”と比べても、よりパワフル。かなりの距離を高速移動しつつ敵を斬り捨てていく動きは、“カマエル”のラッシュスキル(ラッシュインパクト)に近いが、花のエフェクトが入ったりと見た目の印象が異なる。

斬撃とともに散る花がじつに雅。


高速移動を伴う斬撃を連発。かなりの距離を一瞬で移動する。

広範囲の敵をなぎ倒してフィニッシュ。
クロウと同時に新エリア“クロウ村”も実装される。桜が咲き乱れる風景は美しく、暖かな印象を受けた。夜になると桜の花びらがまるで雪のように舞い散る。
なお、こちらの村のNPCのなかには、当イベントで登壇してくれた声優・田中音緒さんがボイスを担当したキャラクターがふたり存在するとのこと。探してみるのもおもしろそうだ。


クロウと同じ名前を持つ村。どういったゆかりがあるのだろうか。


見た目の印象が時間帯で大きく変わる。
続いて、新サーバー・クロウの特徴が紹介された。“全エリアピースゾーン”、“集中プレイタイム”、“協力、大規模コンテンツ”の3つの大きな特徴を持つという。
まず、全エリアピースゾーンという点。2025年2月に実装された“エヴァ”サーバーのNON-PvPをさらにリファインしており、エヴァサーバーではPvP仕様となっていた時間制の特殊狩り場“傲慢の塔”もNON-PvPエリアとなる。

PvPが完全になくなるわけではなく、後述する“集中プレイタイム”では可能になるエリアがある。
集中プレイタイムは、毎日午後8時から午前0時までの4時間にメインコンテンツを集中させ、同時に一部のピースゾーンを解除することで、PvEとPvPのいずれも集中して楽しめる施策だ。時間内には30体以上のレイドボスが一斉に出現し、だれでも縛りなく挑戦可能。レイドボスが多く同時に出現することでプレイヤーが分散し、取り合いが減る。

いわゆるゴールデンタイムに、『リネージュ2』のおもしろさをすべて体験できる。
大規模な協力コンテンツとしては、『リネージュ2』ではおなじみのドラゴンレイドをはじめとするレイドボスが登場。参加者全員で協力し、強大なボスを倒すMMORPGならではの楽しさをしっかりと味わえる。NON-PvPとPvPに限らず幅広い楽しみかたができる、いいとこ取りのサーバーだ。

巨大なドラゴンとの戦いは『リネージュ2』の華のひとつ。本サーバーでも健在。


大規模戦闘の模様も紹介。巨大なドラゴンや傲慢の塔内部の模様を確認できた。
新サーバー・クロウは、2025年11月5日(水)午後8時にオープン。ライブサービスとクラシックサービスでの新要素も実装される。“SAMURAI CROW”での細かなアップデート内容については、公式サイトで紹介されている。こちらもぜひご確認いただきたい。


ライブサービスでは新たなレイドボスとダンジョンが登場。

クラシックサービスでは新たな狩り場がふたつ登場する。
和風の会場にはリアルエルフも降臨
感謝祭の会場ではステージイベントや“SAMURAI CROW”にちなんだ催しが用意された。登壇者の皆さんも和風の衣装で登場。


イベントの総合MCを務めた吉﨑智宏氏(左)。/アシスタントMCの声優・優木かなさん(右)。


同じくアシスタントMCの声優・田中音緒さん。(左)。/『リネージュ2』日本統括プロデューサー・新井友和氏はクロウの衣装で登壇(右)。
ステージにはゲスト登壇者もつぎつぎと登場した。リアルなエルフにしか見えないコスプレイヤー・ソフィーさんは『リネージュ2』オフラインイベントではおなじみ。本アップデートのテイザームービーにあったエルフ VS クロウの構図が実現した形となる。


コスプレイヤーのソフィーさんは本物のエルフにしか見えない(左)。/新井プロデューサーのクロウもいっしょに(右)。

会場内のフォトスポットではソフィーさんとの記念撮影ができた。
和楽器ユニット“AUN J クラシック・オーケストラ”の皆さんはステージでのライブ演奏を披露。『リネージュ2』メインテーマや攻城戦の楽曲をはじめ、新クラス・クロウのテーマ曲などで来場者を魅了する。



本来は多くの楽器で奏でるオーケストラ楽曲を5つの和楽器で奏でる。まさに神技。流麗さと激しさを交えた緩急のあるパフォーマンス。会場の全員が息を飲んだ。
ステージゲストとしてはさらに、韓国から『リネージュ2』海外企画チームリーダーのキム・クンヨン氏が壇上に駆けつけ、公式生配信の質疑応答コーナーに登場。新井プロデューサーとは長い付き合いの、かなり偉い人だ。

キム・クンヨン氏。
運営関連の偉い人が登壇するとなれば、意見をぶつけなければ損である。自動狩りの有効範囲設定の実装、ライブサービスへの次元攻城戦の実装、クラシックサービスへのより多くのアップデート実装など、さまざまな意見や要望が殺到。これには来場者がアンケートで寄せたものも含まれる。
マイクを受け取った来場者からも切れ味鋭い意見が挙げられた。公式サイトにクラス一覧がないため未経験者にプレイを勧めにくい点や“ドラゴンの爪”の流通量が少なすぎる点など、キム・クンヨン氏は答えられる範囲で回答。ステージ終了後も会場でプレイヤーから直に意見を聞いているようだった。

現状のアップデートの優先度なども赤裸々に明かして回答してくれた。
ほかにもステージ上では公式生配信のまえに、ほかにも公式生配信以外のステージイベントとしては、来場者を各テーブルごとに分けてのチーム対抗クイズ大会も実施された。かなりの難問も含む全10問のうち、優勝チームは全9問に正解する博識ぶりを見せつけてくれた。


とんでもない難問に、1チームしか正解できなかった場面も。
また、会場内の設営も和風の雰囲気で装飾。新クラス・クロウのイメージイラストボードの展示に始まり、和風屋台のミニゲームブースや、ケータリングを配布する屋台など、和風づくしである。ほかにも、オフラインイベント恒例のプレイヤーが自由にメッセージを残せるボードをはじめ、物販ブースや協賛会社のブースも設営されていた。


会場に入ってすぐのところにクロウのイラストボードが並ぶ。




壺振り師との丁半博打が体験できるブースをはじめ、射的、輪投げ、カードめくりのミニゲームなど、さまざまな催しが楽しめた。

和風の屋台でケータリングを無料配布。焼きそば、たこ焼き、焼き鳥、イカ焼きと、お祭りでおなじみのメニューがずらり。


絵馬を使ったメッセージボード。


物販スペースでは当イベントデザインのTシャツやデスクマットなどを販売。


協賛各社も自社製品をブースで出展。
来場者は出しものやこれらのブースを巡りつつ、プレイヤー同士の交流や名刺交換を活発に行なっていた。ステージイベントの中では血盟(ギルド)を血盟主がアピールし、血盟員を募るコーナーも実施。新サーバー・クロウのオープンに先駆け、新たな関係が生まれていた。


MMORPGのオフラインイベントといえばやはり交流。
イベントの最後にはステージ上で、協賛各社から提供されたグッズを来場者にプレゼントする抽選会を開催。さまざまな出しものやプレゼントに加え、アップデートの最新情報など、始終盛りだくさんのうちに閉幕となった。
なお、公式生配信では大感謝祭ならではの全プレイヤーへの感謝のプレゼントと、キム・クンヨン氏が「手ぶらでは来れない」と持参してくれたスペシャルプレゼントのクーポンコードも公開されている。お得なキャンペーン各種についても多くの情報がまとめられているので、ぜひ豪華報酬を獲得していただきたい。






公式配信アーカイブ