ロゴジャック広告

『スペルキャスターズ クロニクルズ』クアンティック・ドリームが手掛ける新作ストラテジーアクション発表。巨人召喚バトルもできる3vs3チーム対戦

『スペルキャスターズ クロニクルズ』クアンティック・ドリームが手掛ける新作ストラテジーアクション発表。巨人召喚バトルもできる3vs3チーム対戦
 『DETROIT: BECOME HUMAN』、『BEYOND: Two Souls』、『HEAVY RAIN 心の軋むとき』などで知られるフランスのゲーム会社クアンティック・ドリーム(Quantic Dream)。

 これまでにドラマチックなアドベンチャーゲームなどを手掛けている同社が、日本時間2025年10月18日~20日開催のアメリカ・サンディエゴのイベント“TwitchCon”にて、開発中の新作タイトルを公開。基本プレイ無料の3vs3ストラテジーアクション『
Spellcasters Chronicles』(スペルキャスターズ クロニクルズ)が発表された。

 これに先駆けて、クアンティック・ドリーム共同CEOのGuillaume de Fondaumière(ギヨーム・ド・フォンドミエール)氏によるメディア向けプレゼンテーションが行われた。本記事ではゲーム説明とともにその内容を紹介していく。
広告
記事のサムネイル画像 関連記事

ゲーミングPCおすすめ15選。10万円台から~50万円超えハイエンドまで、デスクトップPCやノートPCをまとめて紹介【2025年9月版】

おすすめのゲーミングパソコンを紹介。マウスコンピューターやドスパラ、フロンティア、TSUKUMOのBTOゲーミングPCと、ASUS、MSIのデスクトップ、ゲーミングノートから、さまざまなゲームに活用できるモデルを予算10万円台から50万円超えまで幅広くセレクト。
※記事内の画像は開発中のものです。[IMAGE]

新作は空を飛び交う魔法使いチームバトル

 『スペルキャスターズ クロニクルズ』は、プレイヤーが操るスペルキャスター(使用キャラ)による3vs3のチームバトルゲーム。現在同社が開発中の『スター・ウォーズ エクリプス』と同じ自社ゲームエンジンを使用しており、そこからファンタジーテイストの映像表現や、マルチプレイ向けのツールなどを取り入れているという。
[IMAGE]

 本作はパリとモントリオールの2拠点にて、約100名以上のチームで制作中。過去に『
フォーオナー』、『ゴーストリコン』シリーズなど、オンラインマルチプレイ要素のある作品に携わっていたさまざまなベテランスタッフたちで構成されている。

 制作は外部スタジオではなく新規チームを結成。キャラクター表現や演出など、細かいところまで自社でコントロールできるほか、新たなノウハウを積むため……など、長い目で見て会社にとってプラスになるのでそう判断したという。これまでに手掛けた作品からもわかるように、シネマティックな部分や魅せかたを重視しているクアンティック・ドリームだからこその考えなのだろう。

[IMAGE][IMAGE]

 このゲームを見て、「クアンティック・ドリームらしくない」と思った読者も多いだろう。しかし、本作のコンセプトは、同社の創設者兼社長のデヴィッド・ケイジ氏自身が考えたものであり、クアンティック・ドリームのファンの多くが予想していた作風からあえて外したゲームを作ったり、考えがブレたりしている意図はないという。「デヴィッド・ケイジがかつて手掛けた『
Omikron: The Nomad Soul』で、『グランド・セフト・オート』シリーズよりも早く3Dオープンワールドを作ったときのように、“常に革新的なものを作る”という想いで挑戦している。その想いはスタジオのDNAとして刻まれている」とギヨーム氏は語る。

 基本となるゲームの流れを紹介しよう。マッチメイキングはフレンド同士の2~3人組、あるいはひとりで入ったりと自由な形式だ。使用するスペルキャスターを選び、バトルに持っていくデッキ(召喚クリーチャーや魔法)を組んで準備していく。用意された50以上の呪文と召喚クリーチャーをもとに、それぞれ4つまで選んでデッキを構築。その組み合わせを考えるのも戦略的要素のひとつである。
[IMAGE][IMAGE]

 各プレイヤーは、ライフストーンというものをひとつ持っており、勝利条件は相手のライフストーン3つをすべて破壊すること。操作キャラは空を飛べるので、マップ全体を見渡し戦況を把握してクリーチャーを召喚、あるいは自分自身が直接前線に飛び込んで侵攻していく。1試合の時間は約20~30分ほど。操作はマウス&キーボードまたはコントローラー対応、テキストやボイスチャットでゲーム内でコミュニケーションも取れる。

[IMAGE]
基本のゲームプレイは三人称視点で操作。ミニマップで状況も把握できる。
 ローンチ時には、それぞれ異なる特性を持つ6体のスペルキャスターが実装される予定。今回発表されたものは以下の通り。

【登場キャラ一覧】

(1)ミスティックスクライブ

 仲間を癒せる回復特化のサポート役キャラクター。
[IMAGE][IMAGE]
ミスティックスクライブ
(2)アイアンソーサラー

 建物を生成し、その中からクリーチャーを生み出せる無限製造機のような役割を持つ。
[IMAGE][IMAGE]
アイアンソーサラー
(3)ファイアエレメンタリスト

 スピーディーな動きで白兵戦をしかけたり、火、雷、風の魔法を扱える速攻タイプ。
[IMAGE][IMAGE]
ファイアエレメンタリスト
(4)スワンプウィッチ

 大多数のキャラクターを一気に生み出せるほか、自分を生贄にして敵に大ダメージを与える技も持っている。
[IMAGE][IMAGE]
スワンプウィッチ
(5)ストーンシャーマン

 体力の多いキャラクターでいわゆるタンク型。要塞のような建物を生成できるのが特徴。
[IMAGE][IMAGE]
ストーンシャーマン
(6)アストラルモンク

 本作の中でもっともスピード重視のキャラクター。透明化する能力も持っている暗殺者。
[IMAGE][IMAGE]
アストラルモンク
 ほかにも、魔法による戦闘や環境の変化にもこだわりを持っている。弓矢を使う者に炎魔法をかけて“火の矢”を作ったり、炎の魔法で森林を燃やして障害物の除去、 川や湖は氷魔法を使い、水面を凍らせて新たな進軍ルートにする……など、使いかたは多岐にわたる。

[IMAGE]

 さらに、バトルの進行状況によって“タイタンゲージ”というものが溜まっていき、このゲームでもっとも強いクリーチャーである“タイタン”を召喚できる。攻めきるための最後の一手だったり、相手の猛攻を防ぐための切り札として使い、召喚するタイミングによっては巨人どうしによる戦いも起こってしまう。その迫力は実際に披露されたプレビューでも見応えのあるアツイ演出だと感じた。
[IMAGE]
戦況をひっくり返すほどのパワーを持つタナトス タイタン
[IMAGE][IMAGE]
タイタン同士が入り乱れ、戦場はカオスな状況に。

 『スペルキャスターズ クロニクルズ』は、よくある対戦型のストラテジーアクションやチームシューターと異なり、プレイヤー自身が味わったゲーム体験が、そのままひとつの物語として形作られる……いわゆるナラティブなゲームを目指しているという。

 その特徴こそが『DETROIT: BECOME HUMAN』などを生み出したデヴィッド・ケイジ氏ならではの味付けになると思われるが、肝心のその魅力がどういった内容になるかは、ゲームのファーストシーズンが始まるときに発表される予定。取材時点では「まだ詳しくは言えないが、ゲーム内でそういった体験を味わえるようにしているし、非常に衝撃的なものになる」とギヨーム氏は語っていた。
[IMAGE]

 本作のリリース日はまだ不明。まずはPC版の展開から始めていくそうだ。シーズンごとに新たな使用キャラ、召喚クリーチャー、魔法なども追加していくという。現在開催中のTwitchConにて試遊イベントを実施しており、2025年内にPC(Steam)向けのクローズドベータテストも予定している。

オンラインゲームにおすすめの光回線(PR)

1
オンラインゲーム・配信者向け回線
専用帯域でラグがない!
1Gbps対応で通信の遅延が回避
月額料金が1ヶ月間無料
2
業界トップクラスの高速回線
最大2Gbpsの最安クラス回線
ソフトバンクのスマホセット割引で
お得に高速通信環境が整う
3
安定・高速の光回線
安定した接続で全国各地で一定の品質
最大¥79,000キャッシュバック
この記事を共有

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

週刊ファミ通最新刊
週刊ファミ通表紙
購入する
ebtenamazon
電子版を購入
bookWalker