
動画では、PS5/PS5 Proのリードアーキテクトを務めるマーク・サーニー氏(代表作:『クラッシュ・バンディクー』シリーズ、『KNACK』など)と、AMDのコンピューティング&グラフィックスグループのシニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーであるジャック・フィン氏が出演。その中で将来のコンソールに搭載予定の技術について触れられていた。
SIEとAMDは、過去2年間にわたって最新グラフィック技術について取り組んでおり、新たなアプローチとして専用ハードウェアを紹介。レイトレーシング(※)とパストレーシング(※)をリアルタイムで処理して、ライティング性能をさらに引き上げられるようになるという。
PS5が発売されたのは2020年11月12日で、PS4の発売(2013年11月。日本では2014年2月)から約7年後の発売となっていることから、プレイステーションの次世代機となるPS6(その名称になるかは不明)向けの技術研究が進んでいることは想像に難くない。SIEとAMDの共同プロジェクトも、今後発売されるゲーム機に向けた研究の一環になっていることは間違いなく、次世代プレイステーションに向けた動きが徐々に見え始めたと言えるだろう。
動画はゲーム開発者向けの内容で非常に高度なものになっているが、一度チェックしてみてはいかがだろうか(なお全編英語のため、日本語視聴の場合はYouTubeの自動翻訳機能などを活用する必要がある)。