東京ゲームショウ2025のNetEase Gamesブースにて世界で初めてプレイアブル出展される『無限大ANANTA』。本作は、キャラガチャなしということでも注目が集まる、完全新作のオープンワールドRPGだ。試遊版で魅力の一端にいち早く触れることができたので、さっそく以下でリポートする。
※本記事の画像は公式のトレーラームービーをキャプチャしたものです。物語と探索、ふたつのモードを試遊
今回の試遊版には、“ストーリー体験”と“ワールド探索”というふたつのモードが用意されていた。ストーリー体験は、メインストーリーの一部を切り取ったと思われる内容で、大迫力のバトルやイベントシーン、カーチェイスなどが、フルボイスで楽しめる。
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“ストーリー体験”の内容がわかるムービーも、公式のチャンネルで公開中だ。
“ワールド探索”のほうは、本作の舞台である“新啓市”を、時間が許すかぎり好きなように探索できる。オープンワールドRPGの醍醐味である自由度の高さと、広大かつ濃密な大都市の世界を、試遊版では約5分という短いあいだだが味わうことができた。
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街をうろついているとイベントに遭遇することもあるが、まだキャラクターボイスがついていない場面もあった。試遊版だからかもしれないし、あらゆるシーンがフルボイスというわけではない可能性もある。
表情豊かで活き活きと動きまくり! 全員推せる!
ダイナミックなアクションがくり広げられ、キャラクターの表情も豊かに変わるイベントシーンは、まさしくアニメ調RPGの醍醐味。“ストーリー体験”はもちろん、“ワールド探索”で遭遇したイベントでも「かわいい」「かっこいい」の連発で、「誰を推せばいいのか迷っちゃう!」とうれしい悲鳴が飛び出してしまった。
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こちらが主人公。通称はキャプテン。話しかたはちょいワルでクール&かっこいい感じ。今回の試遊版では主人公の性別を選べなかったが、正式リリース時には女性ver.も選べるだろう。
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“ストーリー体験”で華麗なドライビングを見せてくれたライカさん。オトナっぽい女性に弱い自分はモロにタイプ。ネコ耳も良き。
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“ワールド探索”でスイッチ(切り替え)できたキャラクターのひとり、タフィーちゃん。うさ耳、ぼくっ娘などの属性を備えており、文句なしにキュート。
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こちらもスイッチ(切り替え)できたキャラクターのひとり、リキ。真面目で怪力自慢の巡察官。角が生えていてドラゴンのような尻尾を持ち、凛とした雰囲気がたまらない。
ジャストアクション、武器、念力などなど全部盛りのアクション
バトルでは、ジャストガードや回避反撃、念力を使ってモノを投げる、拾う、用意しておいた武器や奪った武器を複数使い分けるなど、アクションの幅広さがとくに印象に残った。
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試遊版で遭遇する敵が弱かっただけかもしれないが、バトルの難度は低め。ガンガン攻めることができて気持ちいい。ジャストガードや回避のタイミングもそれほどシビアではなく、お手軽にテクニカルな動きを楽しめた。
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また、武器ホイールを開けば、手持ちの銃や警棒などで攻撃することもできる。これらの入手経路までは試遊版で確認できなかったが、おそらくは街のショップで買ったり、街で拾ったり敵から奪ったりするのだろう。
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キャラクターは基本的に個別で生活
本作は、パーティーを組んでキャラクターを瞬時に切り替えながら戦ったりするわけではなく、基本的に各自が個別行動をしている。そのため、スイッチ(切り替え)を行うと、街のどこかにいる別のキャラクターに視点が切り替わる。
“ワールド探索”で遊んでいる際、キャプテンからタフィーにスイッチすると、視点がいったん街を俯瞰できるまでに上がっていき、そこから一気にタフィーのいる場所にフォーカスされる。そのときのタフィーは、なにやら自販機に文句を言っているようで、そのシーンからタフィーを操作することになった。
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また、タフィーにスイッチした後は、ふだんは配送ドライバーという仕事に就いている彼女らしく荷物を配送する任務(もちろんスリリングなアクシデントもあり)が楽しめた。巡察官のリキにスイッチすれば、治安維持の任務が発生することも確認できた。各自の物語を、その人物の視点で遊べるというわけだ。ある意味では、仲間になるキャラクター全員が本作の主人公と言ってもいいかもしれない。
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街は日本っぽい雰囲気。あと広すぎ!
“ワールド探索”をスタートしてすぐに、どことなく親しみを感じる風景も目に入ってくる。渋谷や新宿、秋葉原のような雰囲気がある場所などは、かなり日本っぽい。プレイ時間に限りがあったので隅々までは見て回れなかったが、海辺の砂浜はアメリカの西海岸っぽくもある。
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“スウィング”やクルマ、バイクなど移動手段は豊富
探索の快適さに直結する移動手段は、歩きやダッシュのほか、キャプテンなら特殊能力の“スウィング”でダイナミックに空中を移動でき、タフィーなら小型のバイクをいつでも懐から取り出せる。また、自身が所有するクルマを呼び出せるほか、ほかの人のクルマを拝借することもできた。
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クルマはドリフト走行が可能。操作にはちょっと慣れが必要かもしれないが、ガンガン飛ばせて気持ちいい。
着替えの際は専用のクルマがやってくる
オシャレな大都市のオープンワールドRPGということで、キャラクターのファッションも自由に楽しめる。メニューから衣装変更のコマンドを選択すると、たっぷりと衣装を搭載したクルマが近くまでやってきて、自分が持っている衣装の中から自由に選択できるのだ。
また、マップに服のアイコンがある建物を見かけたので入ってみたところ、やはり衣装を買うことができるショップだった。その店だけでも数十点以上のアイテムが売っていたので、オシャレが大好きなプレイヤーも大満足のラインナップだろう。
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結論:試遊時間が足りなさすぎる!
今回、ゲームショウでの試遊で設定されている時間よりも少しだけ長め(合計30分)に遊ばせてもらったものの、上述してきた要素を大急ぎで確認するだけで、あっという間にタイムオーバーとなってしまった。ゲームショウで試遊しようと思っている方は、本記事を参考に、確認したい要素を絞ってプレイすることをおすすめする。
あぁ、もっと遊びたい! はやくリリースして!!
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なお、『無限大ANANTA』が表紙を飾る、週刊ファミ通2025年10月9日号(9月25日発売)では、本作の詳しい楽しみどころや、開発者への独自インタビュー、さらにはキャラクター本人たちへの直撃取材などをお届けしている。こちらもぜひチェックしてほしい。
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