『428』のイシイジロウ新作『シブヤスクランブルストーリーズ』2028年発売に向けて製作正式決定。『街』牛尾&馬部役の松田優らの出演も発表

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『428』のイシイジロウ新作『シブヤスクランブルストーリーズ』2028年発売に向けて製作正式決定。『街』牛尾&馬部役の松田優らの出演も発表
 2025年7月28日、『428 〜封鎖された渋谷で〜』、『文豪とアルケミスト』などを手掛けたストーリーテリングのイシイジロウ氏の新作『シブヤスクランブルストーリーズ』の製作発表会が行われた。本発表会で、ゲーム開発の正式スタートが決定。併せて、発売日が2028年の予定になることも明かされた。

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 『シブヤスクランブルストーリーズ』は、イシイジロウ氏らによる個人プロジェクト“渋谷実写アドベンチャープロジェクト”として、2025年4月28日にスタート。同じ渋谷を舞台にした実写アドベンチャーゲーム『
街 ~運命の交差点~』(以下、『街』)、『428 〜封鎖された渋谷で〜』(以下、『428』)のキャストやスタッフが集まるプロジェクトになっており、同作らのファンから注目を集めるタイトルとなっている。

 2025年6月28日には本作の緊急記者会見が行われ、正式タイトルが『シブヤスクランブルストーリーズ』に決まったことや新キャストの発表に加え、とある企業のスポンサードを受けて正式に開発する見込みになったことなどが公開。今回の製作発表会はそれを受けての開催となっている。
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製作正式決定。支援パートナーは東急不動産&Skeleton Crew Studio

 今回の製作発表会では、クラウドファンディングの反響の高さに、プロトタイプの制作を待つまでもなく、ゲームの正式開発が決まったことが発表。その正式開発の支援パートナーとして、京都のゲーム会社・Skeleton Crew Studio(スケルトンクルースタジオ)と、街開発などを行う東急不動産が就任することが発表された。
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 なお、クラウドファンディングで集まった金額は本制作の開発費に充てられる。これはSkeleton Crew Studio、東急不動産の支援も同様で、クラウドファンディングからの金額と並列で扱われるとのことだ。
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 Skeleton Crew Studioと東急不動産は、世界を目指すゲームクリエイターを発掘しサポートする“Game Creator Finding”プロジェクトを運用しており、今回の『シブヤスクランブルストーリーズ』もその対象となったというわけだ。

 渋谷での実写撮影には各所の許諾が必要になるわけだが、東急不動産はその許諾の支援もできるとのことで、イシイジロウ氏は『428』の撮影許諾で苦労したことに触れ、その苦労が助かると触れていた。

 今回の制作正式決定に加えて、クラウドファンディング参加者に配布される予定だったプロトタイプ版ムービーが、PC版(予定)の先行体験版にグレードアップ。本編の冒頭がプレイできるようになるが、一方、2027年後半以降の予定と当初のスケジュールよりは延期されるため、グレードアップを希望しない人には返金を受け付けるという。
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 開発スケジュールの予定も発表。発売予定日は2028年で、シナリオにじっくり取り組むためシナリオ開発に約1年かけることを明かした。
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新キャスト『街』牛尾&馬部の松田優らが発表

 また、新キャストとして『428』の磯千晶役を務めた右手愛美さん、『428』の建野京三役を務めた工藤俊作さん、『街』の牛尾政美&馬部甚太郎役を務めた松田優さんの出演も発表された。
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 クラウドファンディングに新リワードが追加。ゲーム本編内の命名権、TIPS執筆権、ファン待望の出演権(ネームドキャラ、エキストラ)のリワードが登場した。ただし、クラウドファンディングの期間が2025年7月下旬までということもあり、数が限られており、抽選での申込みになるようだ。
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 イベントの最後には、イシイジロウ氏から『シブヤスクランブルストーリーズ』で2025年7月18~20日に開催される京都・ビットサミットのステージに登壇することも発表。詳細は後日公開される予定。
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集計期間: 2025年07月13日22時〜2025年07月13日23時