
本作を開発するのは、独特なセンスが炸裂しまくったアクションアドベンチャー『Narita Boy』を手掛けたスペインのインディースタジオStudio Koba。ナリタがボーイならハネダはガールというわけで、本作は世界観を共有するスピンオフなのだ。
ジャンプアクションを使いこなし、敵とトラップ山盛りのステージを切り抜けろ!
要するに、Celesteのようにエアーダッシュを駆使して移動し、BROFORCEのように大爆発を引き起こしながら敵をぶっ倒し、KATANA ZEROのようにズバッと斬って、時にHOTLINE MIAMIのようにあっさりとやられて野垂れ死ぬ。これらの命が安いインディーゲームが好きな人ならそう間違いがない内容だ。
ゲームとしては面クリアー型の2Dプラットフォームアクションで、機動力が高いが1ヒットで即死する主人公ハネダガールと、銃火器が使える代わりに狭いところは通れないロボ型のM.O.T.H.E.R.を切り替えながら、さまざまな敵とトラップが張り巡らされたステージを突き進んでいく。
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正直ストーリーを進めるだけならサイドステージまでやる必要はないんだけど、そこに置かれている“フロッピーディスク”を回収すると新しい武器や能力が手に入ったり、主要キャラのバックストーリーがわかったりするので、まぁせっかくならコンプリートしたくなってくるのがゲーマーのサガというもの。
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これはまぁめっちゃムカつく。でも、うまいことクリアーできた時が気持ちいいからやっちゃうんだよねぇ……。「はいはい、わかってるっつーの!」とか言いながら速攻再トライだ。
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基本はハードコア寄り、だけど幅がある
たとえばメイン系のステージでゴールするだけなら、とにかくハネダガール形態で死なないように注意しながら、基本はロボでチマチマ撃って敵を倒していけばいい。そしてCD-ROMや人質の確保もゴールまで通しで成功する必要はなくて、ゲットしてからどこかに無事に着地できれば回収完了。なのでこの手のゲームにしては優しい。
さらにプラチナやゴールドのハイスコア狙いも、慣れてくると実は思ったより難しくないことが多いのがわかってくる。そんなに無茶な操作をしなくても、マップギミックをちゃんと活用して特殊キルをナンボか取れれば到達可能だったりするのだ(ちょっとクリアータイムが増えても特殊キルのボーナスの方が大きかったりする)。
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実際はそりゃあ、キレてあっという間に30デスとかやりますよ。筆者は10時間かけて進行度50%といったところなのだが、腕に自信のある皆さんならもう少しばかりサクッと遊べることだろう。なおSteamではPC用の体験版も配信されているので、気になる人はまずそちらをチェックしてみては。
またStudio Kobaによると、家庭用ゲーム機版(公式サイトではPS/Switchとのみ記載されている)は別途年内の発売を予定しているという。