『レッド・デッド・リボルバー』20周年。世界的人気を誇る『レッド・デッド』シリーズの1作目はステージクリアー型のアクション。復讐者となって無法者を撃ちまくる!【今日は何の日?】

byウワーマン

『レッド・デッド・リボルバー』20周年。世界的人気を誇る『レッド・デッド』シリーズの1作目はステージクリアー型のアクション。復讐者となって無法者を撃ちまくる!【今日は何の日?】

デッドアイなどの共通要素も生まれたシリーズの原点

 2005年(平成17年)5月26日は、プレイステーション2(PS2)およびXbox用『RED・DEAD・REVOLVER』(レッド・デッド・リボルバー)が日本で発売された日。本日で発売から20周年を迎えたことになる。なお、海外ではこの約1年前となる2004年5月3日に発売された。

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レッド・デッド・リボルバー』は海外ではロックスター・ゲームスから、日本では当時カプコンから発売された3Dガンアクションゲーム。『レッド・デッド』シリーズの1作目にあたり、2010年に発売された続編『レッド・デッド・リデンプション』、2018年発売の『レッド・デッド・リデンプション2』へとつながっていく。

 もともとの母体となる作品はカプコンが開発を進めていたが諸事情で頓挫し、後にロックスター・ゲームスが権利を取得して完成させた。この経緯についての詳細は、初期に開発に携わっていたゲームクリエイターの岡本吉起氏が自身のYouTubeチャンネル“岡本吉起 ゲームch”で開発秘話を語ってくれているのでチェックしてみるのもいいだろう。
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 ゲームの舞台となるのは西部開拓時代のアメリカ。プレイヤーは賞金稼ぎである主人公“レッド・ハーロウ”となり、殺されてしまった両親の仇を探す復讐の旅へ出る。三人称視点のガンアクションが大きな特徴となっており、いわゆる“西部劇”の雰囲気を存分に味わうことができた。

 クリント・イーストウッドが若かりしころの映画に熱中していた西部劇ファンにとって堪らない世界観だった。彼が
『荒野の用心棒』や『夕陽のガンマン』で演じたクールで多くは語らないガンマン像ともレッドはけっこう似ていたと思う。

 広大なオープンワールド形式ではなく、ステージクリアー型だった点も1作目ならではのシステムだった。ステージの合間には買い物をして武器の購入や強化もできた。
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 発動すると周囲の動きをスローモーションにして複数箇所に連射できるシリーズでおなじみの“デッドアイ”は本作から健在。精密な射撃で悪漢どもを蜂の巣にして倒したときはかなりの爽快感も味わえた。

 1対1の早撃ち対決であるデュエル(決闘)も存在し、非常に緊張感のある駆け引きが楽しめた。互いの腕前と度胸が試され、わずか数秒で決着する決闘は西部劇の象徴とも言えるドラマチックなシーン。プレイヤーは強烈なインパクトと興奮を覚えたのは間違いないだろう。
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 映画やドラマなどでもおなじみの、西部劇あるあるなシチュエーションが多数登場するのも心を震わせてくれるポイントのひとつ。町を牛耳る悪党や列車強盗、牧場を巡る争いなどなど、善悪の決着をつけるのにおあつらえ向きの無法者どもがわんさか登場、戦っていくのがおもしろかった。

 また、ステージによってはレッド以外のキャラクターを操作する場面もあり、イギリス出身の凄腕ガンマンのジャックや牧場を営む勝ち気な女性アニーなど、さまざまな人物に成り代わることができた。レッドとは違う立場からの物語を体験できるところも楽しかった。

 前述の通り、2010年10月7日には日本でも続編の『レッド・デッド・リデンプション』が発売。オープンワールド型のアクションゲームとして絶大な人気を誇るのは言うまでもないだろう。また、2018年10月26日には、全世界同時に『レッド・デッド・リデンプション2』が発売されている。
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