2025年4月30日、コロプラ社にて新作『神魔狩りのツクヨミ』(以下、『神ツク』)の配信開始直前イベントが開催され、同作の配信日を含めた未公開情報が発表された。なお配信日は2025年5月7日になるという。
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ここでは同イベントで公開された各種新情報をまとめてお届けしていく。
考察が捗る!開発秘話も交えた新情報発表ステージ
本イベントに登壇したのは、開発プロデューサーを務める齋藤ケビン雄輔氏とコンセプトプランナーを務める金子一馬氏。新情報発表は両名による世界観解説とともに行われた。
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齋藤ケビン雄輔氏(写真左)、金子一馬氏(写真右)
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齋藤ケビン雄輔氏はイベント冒頭、十六夜月のツクヨミに扮して登場。
まず発表されたのは、限定体験版をプレイしたユーザーから寄せられたフィードバック。『神ツク』は4月14日より2週間という期間限定で体験版を配信し、3500名のユーザーがこのテストに参加したという。ユーザーからは世界観やストーリー、キャラクターといった点が印象深い点として挙げられており、金子氏はこの結果を受けて「RPGユーザーが多く参加してくださったのではないか」と所感を述べている。
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ゲームの難易度については“やや難しい”、“ちょうどいい”という項目が多くの票を集めたようだ。これについて齋藤氏は「ローグライクというシステムは、ゲームが簡単すぎるとおもしろくないし、難しすぎてもつまらなくなってしまいます。ちょっと難しいけれど、おもしろくてついつい遊んでしまうという絶妙な調整を目指していきたい」とコメント。なお体験版においては、ユーザーの多くが中層でつまづいていたようで、ここはしっかりと調整していくという。
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そのほかユーザーから届けられた意見の多くは金子氏の新作を遊べることへの喜びやゲームへのおもしろさを語るポジティブな内容であったものの、AIの精度アップや世界観への深堀りを求める意見も寄せられていたとのこと。
設定を含めたキャラクター情報が一部明らかに
フィードバックの発表に続き、新情報が公開された。紹介されたのは、登場キャラクターの詳細とエンドコンテンツ、課金要素について。
公開されたキャラクター情報はプレイアブルキャラクターとなる十六夜月のツクヨミと新月のツクヨミ、その相棒となる“金鵄(きんし)”、そしてストーリー中に登場するキーパーソンたちだ。
十六夜月のツクヨミ&武内むつ
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十六夜月のツクヨミはスタンダードで扱いやすいタイプ。初期デッキに含まれるモルモーをどのタイミングで使用するかが攻略のカギになるという。
プレイヤーが最初に扱うキャラクターということもあり、十六夜月のツクヨミは当初、無垢な存在として設計されたそう。ただ無垢というニュアンスの伝えかたに齟齬があったようで、ライターから上がってきたストーリーでは、皮をむかずにバナナを食べるようなエピソードが描かれていたという。さすがにそれではヒーローらしさが薄れるということで、ちゃんとしたヒーローとなるよう調整が施された。しかしバナナの要素は残したかったとのことで、バナナはアイテムとして登場するそうだ。
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そんな十六夜月のツクヨミの相棒“金鵄”となるのは武内むつ。なお金鵄というのは日本神話に登場する、神武天皇を導いた金色の鵄(トビ)のこと。ツクヨミという神の名を持つキャラクターを導く相棒ということで、この名が付けられているそうだ。
むつは武内宿禰(たけうちのすくね)にルーツを持つ一族の6番目の娘であり、兄弟が多いため似た名前のキャラクターも登場する。
新月のツクヨミ&蘆屋キヨミ
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新月のツクヨミは、代々ツクヨミを輩出している名家の出。堅物なお嬢様として描かれる。
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その金鵄・蘆屋キヨミは、安倍晴明のライバルとして知られる陰陽師・蘆屋道満の40代目。エリート出の新月のツクヨミに対し、民草に占いや祈祷を行い慕われていた蘆屋道満という対比が作られているそう。こうした関係性から、ふだんは相棒と仲違いしているものの、目的のためには手を取り合うような熱い展開が期待できる。
満月のツクヨミ&武内いつ
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満月のツクヨミ、および半月のツクヨミはプレイアブルキャラクターであるものの、詳細情報は未出。キャラクター性能などの詳細は後日公開されるそうだ。
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ただしキャラクター設定などはこの発表で語られた。満月のツクヨミは、規律を重んじる新月のツクヨミとは相反するような性格で、秩序を破壊するような暴れん坊として描かれるという。
金鵄となる武内いつはその名からも想像できる通り、十六夜月のツクヨミの金鵄を務める武内むつの兄。満月のツクヨミにあこがれ、付き従っているようだ。
半月のツクヨミ&諏訪迅雷
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半月は満月と新月の中間ということで、半月のツクヨミも中道的なスタンスを持った存在になるという。物事を客観的に俯瞰して見られるため、作中では工作員のような役割を任せられることが多くなるようだ。
そんな半月のツクヨミのバディとなる諏訪迅雷は“ミシャグジ”様という神様と融合させられた特殊な人間。まれに暴走することもあるため、ほかのペアが見せる関係性とは異なり、半月が諏訪迅雷を世話するという関係が築かれているという。
その他の登場キャラクター
発表イベントではこのほか、ツクヨミをサポートする組織のメンバー“残月”、敵として登場する“登美のり子”の紹介がなされた。
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本作の世界観では、ツクヨミに取り憑かれた経験のある人間は、ツクヨミが抜けたあとに不老不死になるという。残月はそうした人間の中のひとり。残月はひとりではなく大量に存在し、ツクヨミをさまざまな形でサポートしてくれる。
登美のり子は津軽物流という東北地方に居を構える会社の社長。本作の舞台となるタワーマンション“THE HASHIRA”の建設にも携わっている。イベントでは「なぜ東北から参戦しているのかを想像すると考察が捗るかも?」という考察のヒントも投げかけられた。
エンドコンテンツ紹介
今回紹介されたエンドコンテンツは2種類。ともに高層をクリアーした後に挑めるようになり、手応えあるバトルはもちろん、世界観の深堀りも楽しめるコンテンツになっているようで、考察を進める上では欠かせないコンテンツになるだろう。
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3種の課金要素
課金要素として用意されるのは、ツクヨミ神授、パックとパスの販売、創成神魔札の追加生成の3種。
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ツクヨミ神授は本作における育成要素。プレイを続けていれば課金をしなくとも強化育成、および機能の解放は行っていけるが、課金をすればすぐにでも解放が可能になるという。またこの解放によって新たな神魔札も手に入るそうだ。
リリースは世界同時展開
冒頭でも記した通り、『神ツク』の配信日が正式に決定した。配信日は2025年5月7日。全プラットフォームで同時展開されるという。
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ファミ通ドットコムが生成したカードがリアルカードに!盈月奉納ノ儀
イベントでは新情報発表のほか、金子一馬氏の手によってリファインされるカードを決める“盈月奉納ノ儀”が執り行われた。リファインされるカードはユーザー投票、および開発・運営チームによる選別で決定される。
今回はリリース前の特別な“盈月奉納ノ儀”ということもあり選ばれてもゲーム内には実装されないが、リアルカードとして制作され、そのカードを生成したユーザーに届けられるという形になっていた。
そんな“盈月奉納ノ儀”で選ばれたのは、ファミ通ドットコム編集部がゲーム内で生成した神魔札“ディオニュソス”。このカードが後日、リアルカード化され、ファミ通ドットコム編集部に届けられる。届けられたカードは何らかの方法で公開するので楽しみに待っていてほしい。
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なおこの“盈月奉納ノ儀”はサービスイン後も開催予定。頻度は不明だが「定期開催をして“みんなで作っていくゲーム”にしたい」と語られていた。なおその際にはリアルカードの制作ではなく、金子一馬氏の手によってリファインされた上でゲーム内に実装される形となるそうだ。