
陽高真白さん(十王星南役)にとっては初の『学マス』ライブであり、初星学園の頂点、“一番星(プリマステラ)”らしいライブステージが見られるのかに期待が集まっていた。
なお、本公演では休業中の松田彩音さん(花海佑芽役)に代わり長月あおいさん(花海咲季役)がピンチヒッターとして出演となる。初声公演からパフォーマンスがどのように進化を遂げたのかも気になるポイントだ。
出演者(敬称略)
- 陽高真白(十王星南役)
- 長月あおい(花海咲季役)
星南の新曲『Our Chant』に『Choo Choo Choo』のフルが初披露! 冒頭からとんでもない熱気が渦巻く昼公演
その後に流れたオーバーチュア(Kijibatoさん制作の『DEBUT LIVE 初 TOUR -序曲-』)はなんと映像付き! いままでの“初”ツアーを振り返るかのような内容に会場のプロデューサー(※『アイドルマスター』シリーズのファンのこと)たちボルテージも急上昇。
そして映像を映していた幕が落ち、陽高さん、長月さんの両名が壇上へと上がり、『学マス』のメインテーマでもある『初』を披露。初ステージながらも笑顔で抜群のパフォーマンスを発揮する陽高さん。初声公演からさらに高まった声量とダンスで観客を魅了する長月さん。両名を大きく鼓舞するかのようにコンサートライトとコールで後押しするプロデューサーたち。会場中を覆うとんでもない熱量とともに、“初陣公演・名古屋”が幕を開ける。
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そんな盛り上がった会場をさらに過熱するように、『Campus mode!!』のイントロが鳴り響く。“まだまだ行きますよ! On the Stage!”の歌詞通り、ステージ上のふたりがより高い興奮へと会場を連れていくかのような熱狂のライブに。“初”公演を経て、コール自体の完成度もさらに高まっているように感じられた。
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MCでは、春咲さんと松田さんの体調不良という悲しい事態にも触れつつ、それでもピンチヒッターとして駆け付けた長月さんが「晴れない気持ちを全部吹き飛ばすようなライブにします!」と力強い宣言をしてくれた。
その後は暴走気味な陽高さんをなんとか制御する長月さん、という感じでトークが進んでいく。ここにツッコミ役である春咲さんが加わるとどうなるのか、今後が楽しみになるわちゃわちゃ感満点のMCだ。
しかしそんなわちゃわちゃしたMCのあと、『小さな野望』の壮大なイントロとともに、ステージ立っていたのは、“一番星”と呼ぶにふさわしい姿の陽高さんだった。キリっとした姿から始まり、ラスサビへと向かうまでの間にどんどん笑顔が零れ出す。担当する十王星南というアイドルの持つさまざまな魅力を詰め込んだようなパフォーマンスを披露。ラスサビではスローテンポな動きに最大限の感情を込めて踊り歌う姿に、会場からは大歓声が上がった。
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そんな“一番星”のパフォーマンスを受けてステージに立つのは“入学試験首席の咲季”。特殊イントロから『Fighting My Way』が始まると、会場は赤一色のコンサートライトで満たされる。ゲーム内MVにも存在した鋭いキックなど、初声公演からさらにアップデートされた新たなダンスを披露。余裕すら感じられる長月さんの笑顔からは、難しい楽曲を完全にものにした、堂々たる首席の姿を感じられるものに。
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そんな激熱の2曲から続くMCでは、名古屋に絡めたトークが展開された。花海姉妹の出身地が愛知という話題になると会場中から「おかえりー!」の声が。長月さんはいろいろなイベントで名古屋に来ていたが、陽高さんは今回が初めての来訪なのだそう。第1印象を聞かれ「寒い」(※当日は大寒波により雪まで降っていた)と答えると、会場からは笑いがこぼれた。
MCの後に披露されたのは、曰く“星南がイケイケなときの曲”である『Choo Choo Choo』。光り輝く会場のレーザーライトを受けつつ、伸びやかな高音、そして完璧な発音の英語でこの曲歌いこなす陽高さんの姿からは、間違いなく“最強”であった星南の顔を覗かせる。特徴的な弓を射るような振り付けからは、撃ち抜かれたプロデューサーからの悲鳴が聞こえてくるよう。最後の決めポーズまで含めて素晴らしい完成度のステージとなっていた。
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そして、間髪入れずに初声公演でサプライズ披露された花海咲季の『EGO』へと続く! かわいさと我儘。咲季のキュートな成分が凝縮されたような1曲で、ステージ上の長月さんも、どこか怪しく誘うような笑顔を見せるのが印象的だった。ノリノリの曲調にあわせるように、会場中のプロデューサーたちも両手を上げて縦ノリで合わせる。
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その後は、陽高さんの「『Choo Choo Choo』さあ! 聞いたー!?」という声から始まるわちゃわちゃしたMCへ。『EGO』を楽しみにしていたプロデューサーも多く、会場中から歓喜の声が。
話題は衣装へと移る。再現度にも触れつつ、白い衣装なので絶対に汚すわけにはいかないと笑いながら会話を弾ませる。陽高さんのリクエストにより長月さんがくるっとターンを見せる場面もあり、ふたりの仲のよさを伺わせる。
「私たちの祈りを、叫びましょう――」と、星南のセリフから新曲『Our Chant』が初披露。オーケストラとコーラスによる壮大なイントロ。激情がほとばしるようなラップ。拳を突き上げながら煽るパート。「命じます! 私が輝きを手にするその地へ、ともに進みなさい!」という“強い”セリフ。新しい展開をなんどもこちらへ叩きつけ、圧倒されるような1曲となっていた。この曲を歌いこなす陽高さんの姿からは、まごうことなき“トップアイドル”の風格があった。
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続いては、新曲にざわつく会場を『がむしゃらに行こう!』の賑やかなメロディーが会場を包む。楽曲として楽しいのはもちろんのこと、身長差のあるふたりが背中合わせになるような振り付けも見られ、この公演ならではの楽しみが詰まった1曲に。先ほどの新曲で上がりすぎたテンションをなだらかに落ち着けてくれるような印象を受けた。
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アンコール前最後の曲は、本ライブの前日に新たに発表された全体曲『ENDLESS DANCE』。曲中にも“この歌の虜になれ”という歌詞が入っているような、とにかく強気な1曲。長月さん、陽高さんの演じるアイドルたちにもピッタリな選曲だ。そんなふたりによる高音帯でのユニゾンはとても美しく、間奏のダンスもキレッキレ。曲がノリやすいこともあってか、会場中のコンサートライトもずっと高い位置に上がっていた。
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曲が終わり、プロデューサーたちの盛大なアンコールが鳴り響く。咲季、佑芽、美鈴、星南のちびぐるみを持つプロデューサーも配信には映し出されていた。
アンコールは『White Night! White Wish!』。ライブ初披露となるクリスマスのシーズン曲だ。クリスマスに浮かれるようなハッピーな雰囲気が会場にあふれ出す。跳ねながらステージを移動したり、弾けるような笑顔を見せたり、楽曲全体のかわいさでこちらまでハッピーな気持ちになってしまう。ちなみに当日の名古屋は雪だったそうで、この曲にもピッタリの天候となっていた。
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最後に、ふたりからステージを見届けるプロデューサーへの言葉が。まずはいろいろな思いがある中、ステージを見てくれた方に向けて、と長月さんが感謝を送る。ステージに立てなかった松田さん、春咲さんたちのぶんまで楽しんで、このステージ上の景色を目に焼き付けて持ち帰ろうとがんばったと、本公演への思いを語った。最後はこれからも続く初陣公演への期待と、療養中の春咲さんの快方を祈りつつ締めの言葉とした。
陽高さんはまずプロデューサーたちに感謝を述べる。本公演は“楽しいしか出てこない”と言えるほどに楽しかったのだとか。そして、松田さん、春咲さんのがんばっていた姿を見て、自身も感化されたと語る。そんなふたりの思いも背負って立ったステージだと昼公演を振り返った。最後には、「まだまだ続いていくから、応援よろしくお願いします!」という言葉で締めくくった。
ちなみに陽高さんからは、ライブがあるまで緊張していた、という話があったものの、会場中、そして長月さんからは「そんなふうには見えなかった」という声が。長月さんからは「緊張してたら電話していい?」と相談があったのに、ついぞ陽高さんから電話がなかったというエピソードも添えて語られた(陽高さん曰く、「なんか恥ずかしかった」とのこと)。仲のよさも伝わるほっこりとしたエピソードだ。
そして最後の曲『初』へ。最初のステージよりもパフォーマンスが上がっているのは言わずもがな、今回出演できなかったふたりへの思いを語ったあとの『初』ということもあり、聞いている側の思いもひとしおだ。それに、ふたりで歌うステージでは、“負けられない相手がいるの 今”などの歌詞もより映えるような気がして、この公演ならではの『初』だと強く感じられた。
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そして陽高さんの「準備はできているかしら?」というセリフから恒例の挨拶「アイマスですよ! アイマス!」で締め。ステージの端から端、手前から奥まで、しっかりと最後まで挨拶して退場。雪の中帰るプロデューサーたちに「気を付けて帰ってね!」と言葉を送り退場。
最後は学園長、あさり先生による一丁締めにて終了……と思いきや、ステージには『学マス』プロデューサー小美野日出文氏が登壇。開催直前に内容が変更となったことについて改めて説明。ただ、会場にはそのような状況でも開催してくれたことに感謝の言葉を贈るプロデューサーが多く、逆に感謝の言葉と拍手が鳴り響いていた。
その後、今後の初陣公演における春咲さんの出演、ゲーム内の初陣公演記念パックに関する案内、最後にプロデューサーたちへの感謝を述べ、退場。そんな小美野氏にエールを送るかのよう、会場中のプロデューサーは再度感謝の気持ちと拍手を送っていた。
“学園アイドルマスター DEBUT LIVE 初 TOUR -初陣公演-”名古屋・昼公演セットリスト(敬省略)
- 01.初(長月あおい、陽高真白)
- 02.Campus mode!! (長月あおい、陽高真白)
- 03.小さな野望(陽高真白)
- 04. Fighting My Way(長月あおい)
- 05. Choo Choo Choo(陽高真白)
- 06. EGO(長月あおい)
- 07. Our Chant(陽高真白)
- 08. がむしゃらに行こう!(長月あおい、陽高真白)
- 09. ENDLESS DANCE(長月あおい、陽高真白)
- EN1. White Night! White Wish!(長月あおい、陽高真白)
- EN2. 初(長月あおい、陽高真白)
夜公演は全員で“Ram pam pam para pum pum pa”! 『Fighting My Way』でのコールが最高
そして最初の楽曲である『初』が披露。気合たっぷりの“行くよ”で会場中の心をがっしりと掴み、初陣公演・名古屋の夜が開けた。続く『Campus mode!!』も、寒波で凍える名古屋の夜を吹き飛ばすような熱気に。
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その後のMCでは、ピンチヒッターとして登壇した長月さんに「お姉ちゃーん!」と会場中の怒号(に近い歓声)が飛ぶ。
話題は昼公演で陽高さんのテンションが上がりすぎていたことへ。ふだんは春咲さんがきっちりツッコミを入れているようで、ますます3人が揃ったときのやり取りが楽しみになってしまう。昼公演の間に松田さん、春咲さんからも連絡があったらしく、髪につけた星南らしいエクステをアピールしたほうがいい、と受けたアドバイスを実践。会場は大いに沸いた。
MCが終わり、ソロ曲である『小さな野望』へ。先ほどのハイテンションの陽高さんから、星南らしい表情へパッと切り替わる姿は、なんだかゲーム内の“アノマリー”を彷彿とさせる。“全力”の感情を込めた最後のパートは、昼公演以上の完成度だと感じられた。
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続く『Fighting My Way』は、昼公演よりまたさらに進化したようなパフォーマンスに。動きのキレは増し、キックはさらに高い位置へ。英語パートの発音もより滑らかに。自信満々、そして楽しそうに歌う長月さんの表情も印象的だった。最後のアウトロでは長月さんが会場を煽り、全員で“Ram pam pam para pum pum pa”をコール。その声に「最高ね!」と返す長月さんの姿が素晴らしいステージに。
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MCでは、今回突然入れた“Ram pam pam para pum pum pa”を会場中のプロデューサーが完璧にコールを返したことに長月さんの感謝が。「さすが私のプロデューサーね!」と咲季らしいセリフで会場を盛り上げる。
MCでは会場でもある名古屋についてのトークも飛び出した。ライブ後、絶対にいろいろなご飯を食べると決めているとのことだ。いままではパサチキ生活だったらしく、そんなパサチキにまつわるエピソードも展開された。
そんな和やかなトークで落ち着いた雰囲気から一転、続く楽曲『Choo Choo Choo』の陽高さんのパフォーマンスで会場をさらなるハイボルテージへと連れていく。続く『EGO』がさらにプロデューサーたちを沸かし、またも熱狂が名古屋の夜を包み込む。
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その後は『Choo Choo Choo』を世界一クールに踊りこなした陽高さんを長月さんが褒める、そんな和やかなMCが展開。
衣装の好きなところについて。陽高さんは左手につけたゴールドのブレスレットについて。装飾のハートの中に、Sと書いてあるところが細かくていいのだとか。長月さんは大きなハートのピアスについて。佑芽とお揃いなところも含めて好きだと思いを語った。
続いては昼にも披露された星南の新曲『Our Chant』。レーザービームの飛び交うステーに荘厳なイントロ……まるで魔王、ラスボスかのような印象から始まり、どんどん主人公らしいイメージに変わっていくこの曲は、まるで星南の発表から実装、そしていまに繋がるまでの流れのようだ。セリフパートも昼公演以上の熱量を感じられ、公演を通してどんどん陽高さんの気力が充実しているのを感じる。
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続いてはかっこよさ全開な『Howling over the World』が披露。ときには背中合わせで、ときには向かい合うようなフォーメーションがとにかくアツい。その後のMCでは、向かい合わせのときにずっと目が合っていたというエピソードも。ふたりでの公演ならではのよさを感じられるステージに。
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最後の曲だと言われると、会場からは「いま来たばっかり」の声が。それに対し陽高さんが「うそつき、うそつき、うそつき!」と三連打。もしや初心公演メンバー恒例の“いま来たばっかり警察”就任かと思ったが、陽高さんいわく、「これは1回までです」とのことらしい。その後は長月さんがMCでミスると、それを見て陽高さんが喜ぶという微笑ましい場面も。最後まで仲のよさを感じさせるMCに、なんだかほっこりしてしまう。
そしてアンコール前最後の曲、『ENDLESS DANCE』。キレのあるダンスと、公演終盤にも関わらずまったく落ちない声量で、会場を大いに盛り上がらせた。そんなパフォーマンスを受けた会場からは当然、もっと見たいという気持ちを表現するように大きなアンコールが響き渡る。
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そんな声に応え、披露されたのは『White Night! White Wish!』。雪の降る名古屋クラブクアトロの幸せな夜をぎゅっと詰め込んだような多好感に溢れた1曲だ。会場中のプロデューサーたちも曲中の振り付けを真似(長月さんいわく“ほわほわポーズ”)していたらしく、MCでも話のネタに。
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最後はふたりから感謝の言葉が。長月さんは、いろいろな思いのある人がいながらも見てくれたことに感謝を述べつつ、ふたりだけど4人で立つつもりでステージに臨んでいたと心境を述べた。「楽しかったですか?」の問いかけには、会場中から「いえーい!」の声が。最後はプロデューサーたちの体調を慮りつつ挨拶を締めくくった。
陽高さんからは、黄色のコンサートライトとグッズを持って応援していたプロデューサーたちに感謝の言葉が。挨拶の途中で星南の真似をしつつ謎の大脱線をしながらも、最後には昼夜駆け抜けて汗だくだけど、みんなが楽しんでくれたから楽しかったと本公演への感想を述べていた。
公演の締めとなる最後の曲は『初』。ステージの上、そして席からも、この公演中のどんな曲よりも大きな声が会場中に響きわたる。陽高さんによる “あなたでよかった”からは、万感の思いがこめられているように感じられた。
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最後は長月さんによる「これからもアイマスですよ! アイマス!」の掛け声で締め。会場、配信で見ているプロデューサーたちに向けて、全力のファンサービスを振りまき、そしてそんなプロデューサーたちの声援と感謝を受けつつ、ふたりは退場。最後はプロデューサーたちにとっての締めとして、学園長とあさり先生による一丁締めが行われた。
その後、昼公演と同様『学マス』プロデューサーである小美野氏が登壇。今後の各種案内と直前の変更に関する説明があった。壇上に立ち、真摯な説明を行う小美野氏に対して、会場中のプロデューサーたちからは温かな感謝と応援の声が届けられた。
さまざまなハプニングに見舞われながらも、無事終了した初陣公演・名古屋。今後の展開としてはある種貴重かもしれないふたり体制によるステージでもあり、いちファンとしての感想としては「見られてよかった」という思いしかない。陽高さんの高いポテンシャルと、初声公演からさらに進化した長月さんのパフォーマンス、どちらを取っても非常に満足のいく内容だった。
筆者としては、今後春咲さんがともに登壇し、ちょっと暴走気味な陽高さんのMCにどうツッコミを入れていくのかが気になる次第である。つぎのライブは2025年2月11日(火)の初陣公演・梅田。春咲さんの登壇に関しては未定なものの、その日を楽しみに待ちたいと思う。
“学園アイドルマスター DEBUT LIVE 初 TOUR -初陣公演-”名古屋・夜公演セットリスト(敬省略)
- 01.初(長月あおい、陽高真白)
- 02.Campus mode!! (長月あおい、陽高真白)
- 03.小さな野望(陽高真白)
- 04. Fighting My Way(長月あおい)
- 05. Choo Choo Choo(陽高真白)
- 06. EGO(長月あおい)
- 07. Our Chant(陽高真白)
- 08. Howling over the World(長月あおい、陽高真白)
- 09. ENDLESS DANCE(長月あおい、陽高真白)
- EN1. White Night! White Wish!(長月あおい、陽高真白)
- EN2. 初(長月あおい、陽高真白)