『ポケポケ』エルレイドex&ルカリオデッキ紹介。進化の事故を乗り越えさえすれば、大ダメージを与えて圧倒するのも夢じゃない!【最強を目指すおすすめデッキ】

byジャイアント黒田

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『ポケポケ』エルレイドex&ルカリオデッキ紹介。進化の事故を乗り越えさえすれば、大ダメージを与えて圧倒するのも夢じゃない!【最強を目指すおすすめデッキ】
 スマートフォン向けポケモンカードゲーム『Pokemon Trading Card Game Pocket』(ポケポケ)のおすすめデッキを紹介。本稿では、新パック“時空の激闘”で新たに登場したエルレイドexとルカリオを採用したデッキをお届け。

 エルレイドexは2進化ながら2エネルギーで70ダメージを与えられるうえ、“相手のバトルポケモンのエネルギーの数×20”を追加できる。このエルレイドexに、特性“ファイティングコーチ”で“闘ポケモンが使うワザの、相手のバトルポケモンへのダメージを+20”できるルカリオを組み合わせてみた。

 2進化のエルレイドexと1進化のルカリオは、カードの引きが悪いと進化できない事故が発生しがち。だが、エルレイドexとルカリオは単体でも十分に戦えるので、流行りのデッキとも想像していた以上にいい勝負ができた印象だ。
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デッキレシピ

  • エネルギー:闘
  • エルレイドex(2枚)……時空の激闘 ディアルガ 収録
  • キルリア(2枚)……時空の激闘 ディアルガ 収録
  • ラルトス(2枚)……時空の激闘 ディアルガ 収録
  • サワムラー(1枚)……最強の遺伝子 ミュウツー 収録
  • マーシャドー(1枚)……幻のいる島 収録
  • リオル(2枚)……時空の激闘 ディアルガ 収録
  • ルカリオ(2枚)……時空の激闘 ディアルガ 収録
  • きずぐすり(2枚)……ショップチケットで交換
  • スピーダー(1枚)……ショップチケットで交換
  • モンスターボール(2枚)……ショップチケットで交換
  • 博士の研究(2枚)……ショップチケットで交換
  • アカギ(1枚)……時空の激闘 パルキア 収録
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エルレイドex&ルカリオデッキの立ち回り

 このデッキのエースは、ルカリオとエルレイドex。序盤はルカリオでダメージを与えつつ、ベンチでエルレイドexを育ててバトンタッチをするのが理想。こうすれば、ルカリオの特性でダメージが20もアップする。
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ルカリオの特性は重複するので、ベンチに2体揃えればダメージが40も上昇。運がかなり影響するものの、実現できたときの満足度はかなり高い。これぞロマン!
 とはいえ、すんなりルカリオとエルレイドexが進化できることはほとんどないと考えたほうがいい。どちらを先に進化させることができそうか、手札や相手のポケモンと相談しながら決めなければならないので、臨機応変な立ち回りが求められる。

 カードの引きがよくて、ルカリオやエルレイドexがすぐに準備できそうなときは、弱点となるワザ(リオルは超、ラルトス&キルリアは悪)に注意しつつ、闘エネルギーをつけながら攻めよう。ルカリオは特性込みで60ダメージ、エルレイドexは最低でも70ダメージを与えられるうえ、準備に時間のかかりがちなギャラドスexや、ジャローダの特性で草エネルギーが2倍になっているセレビィexなどには大ダメージが期待できる。
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エルレイドexは、HPが170とタフなのも魅力。パルキアexのワザ“ディメンションストーム”やギャラドスexのワザ“あばれうずしお”なども1発耐えられる。
 すぐに進化できないときは、1体ずつ入れているサワムラーやマーシャドーに頼りたい。これらのポケモンを壁にするといいが、サワムラーはベンチのポケモンを攻撃できる、マーシャドーはベンチで1エネルギーをつけた状態にすると牽制になると、それぞれ長所がある。とくにサワムラーは、ベンチでエネルギーをつけているポケモンを攻撃し、アカギでバトルポケモンと入れ換えてエルレイドexで大ダメージを狙うといったコンボも狙えるのもポイントだ。
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サワムラーでHPを減らしたギャラドスを引きずり出して、マーシャドーでフィニッシュ!
 このデッキに採用しているポケモンは、ワザを使うのに必要なエネルギーが少なくてすむうえ、ベンチに逃げやすいのも利点だ。ギリギリまで粘って、簡単に倒されないようにすること。きずぐすりも駆使して時間を稼げば、序盤が不利でも逆転は十分に狙える。

 なお、これは賭けだが、サワムラーやエルレイドexは、すぐに出さないのも手。相手が油断してHPが30以下のポケモンをベンチに下げたり、エネルギーがたくさん付いた状態でターンを終わってくれたりすれば、サワムラーやエルレイドexで勝負を決められることも。デッキ構成の選択肢が増えたいま、以前と比べてレッドカードが採用されなくなっていると思うので、相手の構成を考えたうえで試してみてほしい。
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こちらのエネルギーが1足りなかったこともあり、エルレイドexに進化させずに、リオルで攻撃して相手の番へ。エルレイドexに無警戒だったこともあり、セレビィexを一撃で気絶させることができた。

採用カード・採用理由

エルレイドex

 終盤を任せたいエース。2進化必要なのはネックだが、“相手のバトルポケモンのエネルギーの数×20”を追加できる“エネジーブレード”は、多くのエネルギーを必要とするポケモンにとって脅威となる。闘エネルギー2個でワザが使えるのも魅力。

 HPが170と多く、1エネルギーで逃げられるので、1撃をもらう覚悟でワザを撃ち合えるのも強み。
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ルカリオ

 序盤に活躍させたいエース。特性“ファイティングコーチ”のおかげで、“サブマリンブロー”の火力は60になる。仲間の闘ポケモンを強化するサポート役としても大活躍!

 ワザを使うのに必要なエネルギーの数と、“にげる”に必要な数が同数で、攻撃後にベンチに下げやすいのもうれしい。“ファイティングコーチ”の効果は大きいので、ルカリオが気絶させられない立ち回りを心がけること。
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サワムラー

 サブアタッカーその1。クリムガンなどの壁役を立てられたときや、倒しそこねたポケモンがベンチに逃げたときが、サワムラーの出番。デッキには1体しか編成していないものの、十分活躍してくれた。

 とくにエネルギーを溜めているポケモンを攻撃し、アカギでバトルポケモンと入れ換えてエルレイドexで仕留めるコンボが強力。なお、サワムラーの攻撃には、特性“ファイティングコーチ”の効果が発揮されない。
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マーシャドー

 サブアタッカーその2。ワザの“リベンジ”は、前の相手の番、ワザのダメージで、自分のポケモンがきぜつしていたなら、60ダメージ追加”する効果を持つ。

 ベンチのマーシャドーに闘エネルギーをつけておけば、相手はバトルポケモンを倒しづらくなるので牽制に効果的。特性“ファイティングコーチ”やアカギで、相手の計算を狂わせることも可能。
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アカギ

 相手のベンチのダメージを受けているポケモンを1匹選び、バトルポケモンと入れ換えるサポートカード。

 1枚しか編成していないので、気絶させると2ポイントを取得できる、ポケモンexを仕留めるときの切り札として使いたい。
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入れ替え候補のカードを紹介

ポケモン通信

  • 入れ替え候補:きずぐすり

 自分の手札からポケモンを1枚選び、山札にあるランダムなポケモン1枚と入れ換えるグッズ。

 このデッキが敗北するときの要因は明確で、エルレイドex、またはルカリオに進化させることができないと、相手に押し切られてしまう。

 いまの構成はモンスターボールと博士の研究頼りなところも大きいので、進化を少しでも早めたいならポケモン通信が候補になる。
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10戦した結果とデッキの弱点

  • (勝ち)ダークライex/マタドガス 後攻
  • (勝ち)パルキアex/スターミー 後攻
  • (勝ち)ミュウツーex /サーナイト 先攻
  • (勝ち)ギャラドスex/フリーザーex 後攻
  • (負け)ダークライex/マタドガス/クリムガン 後攻
  • (勝ち)セレビィex/ジャローダ 後攻
  • (勝ち)カメックスex/フリーザーex 後攻
  • (負け)ディアルガex/メガヤンマex 後攻
  • (負け)ダークライex/マニューラex 先攻
  • (勝ち)パルキアex/シャワーズ 後攻

 結果は7勝3敗。有利な後攻になることが多く、正直、運が味方した結果だったことは否めない。

 それでも、ルカリオかエルレイドexのどちらかが揃いさえすれば、何とかなったバトルが多かったのも事実。まだエルレイドexをメインで使っているプレイヤーが少ないせいか、無警戒にエネルギーをつけてしまい、こちらに倒されてしまうケースも多かった。とくに、流行りのギャラドスexやセレビィexにめっぽう強いのもうれしい。

 サワムラーやマーシャドーが輝く場面も多く、状況に応じてバトルポケモンを入れ換えて戦えるのも、採用しているポケモンが多いこのデッキならではの魅力。ポケモンが揃わないと手も足も出ないが、序盤を耐えに耐えて、エルレイドexやマーシャドーで逆転が狙えるのも醍醐味だ。

 苦戦を強いられたのは、ダークライexやディアルガexのデッキ。壁役がクリムガン(ゴツゴツメットが付いているとなおさら)だと、HPの少ないたねポケモンのままでは攻撃しにくい。ダークライex/マニューラexの速攻デッキにも、進化させる前に蹂躙されてしまった。

 一方、ディアルガexデッキは、エルレイドexにさえ進化させれば有利かと思われたが、相手がすぐにメガヤンマexにエネルギーを付けてしまい、成すすべなく負けてしまった。準備に時間がかかりがちなので、展開の早いデッキは総じて戦いにくそうだ。

 意外だったのは、弱点である超タイプのミュウツーexデッキに善戦できたこと。主力のミュウツーexは準備が整うまで時間がかかるうえ、超エネルギーが4個付いていると、エルレイドex の“エナジーブレード”のダメージが“150(=70+4×20)”に。ミュウツーexを一撃で気絶させることができるというわけだ。
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デッキ構成を考えているときに対戦した、ミュウツーexデッキでのフィニッシュシーン。エルレイドexに進化させずにターンを終了したことで、完全に油断していた相手を返り討ちに!
 進化の事故は起こりやすいものの、逆境を乗り越えて勝利したときの達成感は格別。大ダメージを叩き出せるのも大きな魅力なので、筆者のようにルカリオやエルレイドが好きな方は、ぜひお試しあれ。
[2025年2月5日18時59分修正] 一部画面写真を差し替えました。
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