『メジャスピ』大谷翔平選手のアンバサダー効果で世界収益6億円を突破。MLBジャンルで2位の4倍の差をつけCom2uSタイトルの独占を崩す

『メジャスピ』大谷翔平選手のアンバサダー効果で世界収益6億円を突破。MLBジャンルで2位の4倍の差をつけCom2uSタイトルの独占を崩す
 Sensor Towerは、新作モバイル野球ゲーム『eBaseball: MLB PRO SPIRIT』(メジャスピ)のリリース開始日から1ヶ月間における、収益・ダウンロード数の調査データを公開した。

 『メジャスピ』では、KONAMI野球ゲームアンバサダーの大谷翔平選手を起用したアイコンの変更や、“カバーアスリート:大谷 翔平(DH)”が入手できるログインボーナスを展開。調査によると、リリース当日から日本のiPhoneおよびiPadにおける、モバイルゲームの無料ダウンロードランキングではトップに。世界収益は400万ドル(日本円で約6億円)を突破した。

 2024年10月23日(水)から11月22日(金)までの期間では、ジャンル内2位のCom2uSが配信する『MLB:9イニングス』に4倍以上の収益を記録した。
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以下、リリースを引用

メジャスピがリリース直後からダウンロード数ランキングでトップに、KONAMIのモバイルゲーム別収益トップ4の一角に

モバイルスポーツゲームジャンルで多数のヒットタイトルを持つKONAMIが、メジャーリーグの世界を体感できる『MLB PRO SPIRIT』を2024年10月にリリース、その後1ヵ月間で400万ドル以上の世界収益を記録するなど好調なスタートを切りました。MLBを題材にしたモバイルゲームは、Com2uSも複数のタイトルを日本で展開していますが、『MLB PRO SPIRIT』の登場によって競争が激化しています。

大谷翔平選手をフィーチャーしてスタートダッシュをきめたメジャスピ、リリース1ヵ月で世界収益400万ドル以上を記録、日本は世界最大の市場

2024年は、メジャーリーグに詳しくない方でも大谷翔平選手の活躍をニュースで目にする機会が多かったと思います。こうした盛り上がりの中、2024年10月にモバイル野球ゲーム『MLB PRO SPIRIT』(KONAMI)がリリースされました。

KONAMIの野球ゲームといえば、日本のプロ野球をテーマにした『プロ野球スピリッツA』、高校野球をテーマにした『パワフルプロ野球 栄冠ナイン クロスロード』を始め、複数のタイトルがあります。Sensor Towerのデータによると、
『MLB PRO SPIRIT』はリリース1ヵ月間で世界収益400万ドル以上を記録しました。市場別収益シェアでは日本が90%以上で、世界最大の市場です。

『MLB PRO SPIRIT』では、KONAMI野球ゲームアンバサダーの大谷翔平選手をアイコンに使用、リリース直後から「カバーアスリート:大谷 翔平(DH)」が入手できる「Shotime Login Bonus」を展開、同社の収益の柱である『プロ野球スピリッツA』のゲームシステムを踏襲するなど、リリース直後から日本のモバイル野球ゲームファンの心をつかむことに成功したと言えます。

ダウンロード数の点でも好調と言えます。Sensor Towerのデータによると、同作はリリース当日から日本のiPhoneおよびiPadにおける無料ダウンロードランキングでトップとなり、11月3日までトップ5圏内をキープしました。
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複数のMLBタイトルを持つCom2uS、メジャスピのリリースで同ジャンルゲームの競争が激化

日本ではMLBをテーマにした複数のモバイル野球ゲームがリリースされています。Sensor Towerのデータによると、日本における2024年1月から10月までのMLB IPゲームの収益では、『MLB Rivals 』(Com2uS)が1,000万ドルの収益を記録しており、その存在が際立っています。

Com2uSは
『MLB Rivals』のほかにも、『MLB:9イニングス』『MLBパーフェクトイニング』『MLB:9イニングスGM』など、複数のMLBをテーマにしたモバイルゲームを展開しています。Sensor Towerのデータによると、2024年1月から10月までの日本における同社のモバイルゲーム別収益シェアでは、『サマナーズウォー: Sky Arena』が42%を占めトップです。一方、トップ5内のMLBタイトルの合計シェアは42%で、『サマナーズウォー: Sky Arena』とMLBタイトルが同社の収益を牽引していることがわかります。
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一方、『MLB PRO SPIRIT』のリリース前と後では、様相が変わっていることがわかります。Sensor Towerのデータによると、日本における2023年10月23日から11月22日までのMLB IPのモバイルゲーム収益では、上位3タイトルともCom2uSのモバイルゲームが独占しています。
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しかし、日本における2024年10月23日から11月22日までのMLB IPのモバイルゲーム収益では、2位に4倍以上の差をつけて『MLB PRO SPIRIT』がトップとなっており、同作の勢いが確認できます。
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『MLB PRO SPIRIT』はサブジャンルが「リアリスティックスポーツ」で、KONAMIが得意とするジャンルの1つです。Sensor Towerのデータによると、2024年10月23日から11月22日までの日本におけるKONAMIのモバイルゲーム別収益シェアトップ5のうち、3タイトルが野球とサッカーの「リアリスティックスポーツ」タイトルです。
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『MLB PRO SPIRIT』は収益シェアで4位に入っており、今後同社の収益をリードするタイトルの1つとして期待がかかります。

Sensor Towerのモバイルアプリインサイトのユーザーは、過去のパフォーマンス指標に加えて、アプリ収益とアプリダウンロード数の推定値を見ることができます。本レポートのSensor Towerの収益予測は、App StoreおよびGoogle Playからのもので、ユーザー総消費額を表しています。

また、データにはサードパーティのAndroidマーケットデータは含まれておらず、App StoreもしくはGoogle Playアカウントの初回ダウンロードのみ集計しています。同じアカウントが他のデバイス、もしくは同じデバイスで行った重複ダウンロードは集計に含まれていません。ダウンロードデータは同じアプリの異なるバージョンもまとめて集計しています(例:FacebookとFacebook Lite)。なお、Google Playは中国本土では利用できません。

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