『デジタル・デビル・サーガ 〜アバタール・チューナー2〜』20周年。主人公のサーフとヒロインのセラが……!? 衝撃展開に驚かされる『1』の続編【今日は何の日?】

byカワチ

『デジタル・デビル・サーガ 〜アバタール・チューナー2〜』20周年。主人公のサーフとヒロインのセラが……!? 衝撃展開に驚かされる『1』の続編【今日は何の日?】

成長した仲間のゲイルがすばらしかった……

 2005年(平成17年)1月27日は、プレイステーション2(PS2)用ソフト『デジタル・デビル・サーガ 〜アバタール・チューナー2〜』が発売された日。本日で発売から20周年の節目を迎えました。
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 本作は2004年7月15日に発売された、『デジタル・デビル・サーガ 〜アバタール・チューナー〜』(『女神転生』シリーズからの派生作品)の続編で、ストーリーも完全に前作の続きとなります。

 前作は“トライブ”という派閥たちの争いが絶えないジャンクヤードが舞台でしたが、本作は浴びると石化してしまう黒い太陽の光のせいで、人々が地下や屋内で生活をしている世界が舞台に。前作はスチームパンクのような雰囲気でしたが、本作ではアポカリプス的な息苦しさが詰まっています。楽園を目指して殺し合いをしていたのに、いざ蓋を開けてみたら、さらなる絶望が広がっているところは、じつにアトラスらしい……。

 物語は主人公のサーフがはぐれてしまった仲間を捜していると、カルマ協会と名乗る組織に襲われる流れに。そのなかで、サーフは反カルマ協会・ローカパーラのリーダーであるロアルドと出会う……という展開になっています。
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 かつての仲間もつぎつぎと登場しますが、注目なのは堀秀行さん演じるゲイル。「理解不能」が口癖で冷徹な性格をしていた彼ですが、『2』では敵であったルーパから引き継いだ誇りや姿勢を見せたり、サーフの意を汲んで彼の思いを代弁したりと、熱いシーンが多い。『2』をプレイすればゲイルが好きになること間違いなしです。

 また、ネタバレになるため深くは書きませんが、そのほかの仲間たちにも後半に見逃せないシーンが。後半はこれまでともに戦ってきた仲間たちとの絆を感じさせる決意のセリフの端々に泣かされることになります。

 驚きだったのは主人公のサーフとヒロインのセラ。このふたりが終盤でまさかの……。20年前のゲームではありますが、まだ知らない方もいると思うので内容は伏せておきます。ぜひゲームをプレイしてその衝撃を味わってほしいですね。

 ゲームシステムに関しては前作を踏襲しつつさまざまな部分が進化。装備するとパラメータが上昇したり属性が変化したりする装備アイテムの“カルマリング”や攻撃力が大きく上昇する代わりに防御力が大きく低下する“羅刹モード”などが追加されました。羅刹モードはBGMも変わるのが特徴で、その“MADNESS”はめちゃくちゃ格好いい曲でした。現在はサントラが各種音楽サイトでサブスク配信されているのでぜひチェックしてみてください!
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 前作『デジタル・デビル・サーガ 〜アバタール・チューナー〜』と同じく本作もリマスターやリメイクが待ち望まれているタイトル。ファンの多い作品なので新展開があるとうれしいですね。
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      集計期間: 2025年02月07日09時〜2025年02月07日10時