“『龍が如く』ファンミーティング2024”の模様を徹底リポート! 伊波杏樹さんや小山力也さん、中谷一博さんも登場し、ファンならたまらないゴージャスな内容に

by齋藤モゲ

“『龍が如く』ファンミーティング2024”の模様を徹底リポート! 伊波杏樹さんや小山力也さん、中谷一博さんも登場し、ファンならたまらないゴージャスな内容に
 2024年12月8日、初代『龍が如く』がリリースされてからちょうど19周年を迎えたこの日、イベント“『龍が如く』ファンミーティング2024”が開催された。

 龍が如くスタジオが“ファンミーティング”を題するイベントを実施し始めたのは2021年から。今年で3回目となる本イベントは、公式のYouTube番組“龍スタTV”で告知されてから応募期間がわずか3日程度であったにも関わらず、多くの熱量の高いファンが詰めかけていた。

 本稿では、そんな“『龍が如く』ファンミーティング2024”の模様を詳細にお届け。どうしても都合がつかず参加できなかったファンの方々は、ぜひこのリポートを見て、場の熱気の一部だけでも味わっていただきたい。
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第一部は、歌舞伎町に設置された『龍が如く』自動販売機を開発陣と巡るツアー!

 “『龍が如く』ファンミーティング2024”の第一部として行われたのは、この日から新宿・歌舞伎町に設置&稼働となる、『龍が如く』グッズを販売する自動販売機を最速で見学できるというツアー。定員20名という狭き門を突破して参加したファンたちは、まず新宿・歌舞伎町タワー内にあるnamco TOKYOに集合。そこで『龍が如く』シリーズのチーフプロデューサーである阪本寛之氏、そして“龍スタTV”でもおなじみの『龍が如く』プランナー・樋口きららさんから道中の注意事項を受け、“歌舞伎町(神室町)の歩き方”というリーフレットを渡された後、さっそく出発することに。
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進行役は、樋口きららさん(左)と阪本寛之チーフプロデューサー(右)。
 “歌舞伎町(神室町)の歩き方”は、歌舞伎町に設置されている自動販売機の場所が描かれた地図や、ゲーム中のマップはもちろん、龍が如くスタジオ代表である横山昌義氏のメッセージ、さらに横山代表の歌舞伎町エピソードなどが掲載されている、ファン垂涎のアイテム。その内容に関しては下記に掲載するが、実物を持っているのは基本的に当日参加したファンのみ。かなりプレミアムなものなので……ぜひ大事になさってください(某鑑定団風)。
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こちらが、ファンミーティング第一部&第二部で配布された”歌舞伎町(神室町)の歩き方”。
 歌舞伎町タワーを出発した一行は、阪本氏と樋口さんを先導に、まずは新宿バッティングセンターへ移動。そこで、横山昌義氏と合流し、除幕式を行うことになった。
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観光客も「なんだなんだ?」といった感じ。街の人に「これは何なの?」と聞かれる場面もあったが、「『龍が如く』のイベントです」と答えると、一様に納得していた。
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阪本氏は長身なので、ツアー中の旗振り役には最適だった模様。
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新宿バッティングセンターで、ツアーに合流した横山氏。
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自動販売機を覆っている黒い布を持ち、その布を取り除くと……。
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バッティングセンターに縁のある、真島吾朗が描かれた自動販売機が登場!
 序幕式を終えると、ツアー参加者が順番にグッズを購入できる時間に突入。なお、買えるものの一部(アクリルキーホルダーやアクリルブロックなど)は、自動販売機のモチーフと共通になっているので、好きなキャラクターの自販機の場所に行くのがよさそうだ。

 また、参加者のグッズ購入中に、横山氏と阪本氏にショートインタビューを実施する時間があったので、下記にその模様を掲載する。

横山代表&阪本チーフプロデューサーへのショートインタビュー

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――自動販売機の実物を見た感想は?

横山
 思っていたよりサイズが小さかったですね(笑)。この自動販売機を設置するまでにはけっこう苦労したんです。どういう絵にするか、スタッフと何回も検討して……。このプロジェクトに協力してくださった多くの会社さんや、何よりこの自動販売機を置かせていただいた、新宿バッティングセンターさんを始めとする皆さんに感謝です。

――設置場所やキャラクターの人選などは、どのように決められたのでしょうか?

横山
 歌舞伎町をグルリと回るような配置にしたかったので、設置場所はいろいろなところと交渉して決めました。ちゃんと危険が伴わないような場所に(笑)。結果、5台くらいが適切なのかなということで、5台にしています。キャラクターは、神室町にゆかりのある人物で固めました。

――とくに注目してほしい部分は?

横山
 やっぱり外観ですね。設置場所の都合によっては見えない部分もあるのですが、新宿バッティングセンターにある真島の自動販売機は、前も左右もすべて見えるのでオススメです。新宿バッティングセンターは観光で歌舞伎町に来ても、あんまり訪れないような場所だったりもするので、これを理由にぜひ訪れて、自動販売機だけでなくバッティングをしていってほしいですね。また、ほかの場所も歩いて回って、歌舞伎町という街を見てください。

――歩いて回ると、ゲームと見比べたくなりますね。

横山
 ゲームだと、新宿バッティングセンターのあたりは賽の河原か、西公園周辺になりますけどね。『龍が如く』でマップを作るのも私が担当だったのですが、けっこう嘘をついて作っている部分もあり、ぜひゲームと実際の違いを見比べてほしいです。

――写真を撮って、SNSなどにアップしたりもできますね。

横山
 観光地化しているので、いまはそういうこともできますからね。1作目の『龍が如く』のころは、怖くてできなかったですけれど。とはいえ、自動販売機を撮影するときに歩道から出てしまったりすると交通トラブルになったりする可能性もあるので、注意して写真をアップしていただけたらと思います。

阪本
 ちなみにここまでツアーを引率して歩いてきましたけれど、まあまあドキドキしました(笑)。「何あれ?」なんて言われたりもしましたし。スタッフの着ているパーカーを見て、「ああ、『龍が如く』か」なんて言っていた方もいましたね。

――阪本さんからも、自動販売機の見どころがあればお聞かせください。

阪本
 動画が流れたりするハイテク自動販売機なので、見ているだけで楽しいです。なるべく売り切れないように、補充はがんばりたいですね。

横山
 注意なのは、モニターがついているのでついタッチパネルだと思われがちですけれど、買うものは物理ボタンで選ぶというところですかね。そこは気を付けてください。

残る4つの自動販売機もチェック!

 ツアー参加者がひと通り買い物を終えた段階で、つぎの目的地への移動を開始。2ヵ所目は、新宿東宝ビルにほど近い場所にあるカラオケ館だ。ゲーム内に登場することでもおなじみのカラオケ館では、店内に入ってすぐ、受付の右手側に春日一番モチーフの自動販売機が設置されている。
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カラオケ館にあるのは、春日一番の自動販売機。
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外からでも『龍が如く』の自動販売機があることがわかるので、ご安心を。
 続いて訪れたのは、ドン・キホーテで、ここには桐生一馬が描かれた自動販売機が設置されていた。建物の壁面への設置という形になっていたが、奇しくもドンペンの彫像と桐生の自動販売機が並び、ある意味最高の写真スポットにもなっていた。
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過去作でゲーム中にも登場していたドン・キホーテ。作中とほぼ場所にあるので、ファンなら迷わずに到着できるはず。
 ツアーの最後に訪れたのは、ゲーム中で言うと公園前広場に当たる場所にある、ゲームセンターのGIGO。ここには、冴島大河と堂島大吾の自動販売機が2台並んで設置されていた。
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怖い顔をしたオジサンが並び、迫力満点!
 すべての自動販売機を巡った後は、スタート地点のnamco TOKYOに戻ってツアー終了。参加者と開発スタッフの集合写真撮影が行われ、“『龍が如く』ファンミーティング2024”の第一部が終了となった。
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集合写真には、チーフアニメーションディレクターの反町孝之氏(最後列いちばん右)と、映像監督&デザインパート責任者の深川大輔氏(最後列右から2番目)も参加!

第二部は開発スタッフとの交流会からスタート!

 第一部の終了から数時間後に、東京・大崎にあるセガ本社で行われることになった第二部。参加者にはまず、各種グッズが入った袋が手渡され、そのままセガの社内食堂に着席することになった。『龍が如く7外伝 名を消した男』や『龍が如く8』でコラボしたノーベル製菓とPIZZA-LAの提供により、入場の際に配られたグッズ入りの袋の中にはお菓子が、そして着席したテーブルにはピザが置かれているというサービス具合。くれぐれも言っておくが、これは無料のイベントだ。

 そして前年と同様、第二部の最初に行われたのが、集まったファンと開発スタッフの交流会。ピザを食べながら、各テーブルに座る主要な開発スタッフたちと話して交流を深める、という内容。最初は表情の硬いファンもいたが、食事をしながらということもあって徐々にその硬さも取れていく。なかには、ここでしか聞けないエピソードを聞けたファンもいたとかいないとか!
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第二部の司会は、セガに所属しているアナウンサーの内田敦子さんが担当。
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集まったファンの皆さん。女性比率がかなり高めだった。
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ピザを食べながら、ファンと談笑する反町隆之氏。桐生一馬のコスプレをして登場するという、このファンサービス精神よ!(コスプレは開発陣で唯一)
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交流会の会場には、最新のものを中心に『龍が如く』グッズの展示も行われていた。まだ監修中のものまでお披露目!
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交流会中、自然発生的にできた横山氏との撮影会には長蛇の列が!

第二部が本格始動! ゲストとして真島吾朗役の宇垣秀成さんが登場!

 セガの社員食堂で行われた交流会の後は、同フロアの特設ステージに場を移して、本格的に第二部がスタート。第一部から参加していた横山氏、阪本氏に加え、最新作である『龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii』のプロデューサーである堀井亮佑氏と、主人公・真島吾朗を演じる宇垣秀成さんが登壇。まずは、第一部の模様を振り返った。
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“いつものメンバー”という感じで、リラックスムードでトークが始まる。
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第一部の様子を、ネタ交じりにおもしろおかしく語る横山氏と阪本氏。
 続いて行われたのは、“マジ真島アンケート結果発表”。これは、ファンミーティングに応募する際に専用フォームにて実施された、名台詞や名場面に関するアンケートの結果を発表するという企画だ。

 最初に発表されたのは真島の名台詞。10位から4位までが一挙に画面に映し出された。
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宇垣さんは「4位にこの台詞が来ますか……」とコメント。ただ、真島の熱心なファンなのであれば、この順位になるのかと納得していた。
 なお、第3位以降の名台詞は以下の通り。いずれもステージにいる宇垣さんが生アテレコを披露!
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『龍が如く0 誓いの場所』で、佐川と別れる際の台詞。このあたりのシーンが人気だったのはうなずける。
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こちらは『龍が如く極2』での、真島とマコトの別れのシーンの台詞。この台詞は堀井氏が書いたのだそうだが、横山氏いわく「誰が書いたのか忘れていたし、最近になって“心残り”と“心のコリ”がかかっていることを堀井のポストで知った!」のだそう。
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会場のファンも爆笑しつつ、納得の結果。2位と倍以上の大差だったそうだ。
 宇垣さんによれば、「1位の、この台詞の喋りかたを決めて、横山さんにOKをもらって成功したからこそ、いまの真島があるんだと思う」と感慨深そうに語っていた。また、この喋りかたは海外でも通用するそうで、阪本氏は「海外の真島のコスプレイヤーさんは、だいたいこれを喋れますね」と補足。

 さらに横山氏は「古くからの海外ファンは日本語の台詞を知っている。だから、桐生役の黒田崇矢さんがフランスに行ったとき、現地のファンから “なに?”という台詞をせがまれた」という鉄板トークを重ねていた。

 続いて発表されたのは、真島吾朗の“ベストバディ”トップ10。10位から4位のランキングは下の写真の通りだ。
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“ドス”というユニークな回答も。“金属バット”は12位だったそう。
 熱心なファンならば予想は簡単だろうが、3位は『龍が如く 極2』の爆弾解体シーンでもおなじみの西田。横山氏いわく、西田は通行人のCGモデルをベースにしていたものの、存外に人気が出たキャラクターなのだそう(だから、名字だけで名前がないとも)。また、西田は久々に『龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii』にも登場するそうだ。

 続く2位が桐生、1位は冴島大河なのだが……ここでサプライズ! 冴島大河を演じている小山力也さんが「よう、兄弟! また会えたな!」の声とともに登壇し、会場を盛り上げる。
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ガマンできず(!?)段取りより少しだけ早く登場してしまったらしい小山さん。
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自身への拍手より、小山さんへの拍手の量が大きいことに対し、会場にツッコミを入れる宇垣さん。
 小山さんを交え、つぎに発表されたのは名場面。10位から4位のランキングは下の写真の通りとなっていた。
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『龍が如く0 誓いの場所』のものが多めとなっているが……納得。
 3位から2位は下記の通り。一連の流れを発表した後、なんと3位から1位までを宇垣さんと小山さんが生アテレコするという、ファン垂涎の企画が実施された!

  • 3位『龍が如く 夢、叶えし者』 焼かれてこそ価値がある
  • 2位『龍が如く0 誓いの場所』 狂犬・真島吾朗の誕生
  • 1位『龍が如く 極2』 マコトとの別れ
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真面目にアテレコをして、観客を感動させていた両名。ただし、各シーンの終盤には小山さんや宇垣さんがアドリブを入れ、客席を笑わせにかかる!
 また、ランキングには入っていなかったが、横山氏の計らいで『龍が如く4 伝説を継ぐもの』に収録された“計画前日”のシーンもふたりに生アテレコをしてもらうことに。このシーンでは、終盤に両名がおもしろアドリブの応酬を始め、会場を爆笑の渦に巻き込んでいた。

情報コーナーでは、最新カラオケ曲の映像を公開!

 イベント最後のコーナーに移る前に、『龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii』の体験会も含めて全国で開催される“真島のマジ祭り”の内容を改めて公開。さらに、2025年2月7日に発売される、真島のカラオケ曲を収めた音楽CD『Captain Majima -EP』についても紹介。

 さらに収録された曲のうち、『36.5℃の太陽』と『Midnight Desire』の2曲のゲーム中ムービーを公開した。なかでも、『Midnight Desire』はこのイベントが初お披露目となるもの。現地で筆者が撮影したもので恐縮だが、その映像は下でチェックしてほしい! なお『36.5℃の太陽』は、“真島のマジ祭り”の試遊でチェックすることが可能だ。

さらなる豪華ゲストも登場! 会場大興奮のカラオケ大会

 そして、いよいよ『龍が如く』ファンミーティング2024の最後のコーナーとなったのが、カラオケオフ会。引き続きMCを務める内田さんに加え、カラオケ楽曲の制作担当としてもおなじみのプロデューサー堀井氏が進行を担当。ゲーム内でもおなじみのJOY SOUNDを使って、歌が苦手という宇垣さんや小山さんにカラオケをしてもらおう、という企画だ。
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本当に歌は苦手なようで、明らかにテンションが低めの宇垣さん。
 と、そんな宇垣さんに檄を飛ばすかのように、春日一番役を務める中谷一博さんと、不二宮千歳を演じる伊波杏樹さんの両名が入場! 知らされていなかった登場に、会場のファンから大声援が上がる。
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本当に無料イベントとは思えない豪華出演陣だ。
 そして、会場の真島コールに押される形で、宇垣さんの歌唱がスタート。以降は、このカラオケオフ会で歌われた楽曲のセットリストを紹介。

カラオケオフ会セットリスト(敬称略)

  1. 24時間シンデレラ(宇垣秀成)
  2. 故郷に錦を飾るべし(小山力也)
  3. GO!愁傷SUMMER(中谷一博)
  4. Honolulu City Lights(伊波杏樹)
  5. お嫁サンバ(宇垣秀成)
  6. 魔女っ子メグちゃん(小山力也)
  7. 君がいるだけで(中谷一博)
  8. KONNANじゃないっ!(伊波杏樹)
  9. ばかみたい(小山力也)

 後半は、“龍うた”に限らず、歌い手の十八番を歌っていることにも注目。以下では、名シーンのいくつかを写真でご覧いただこう。
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いざ歌うことになれば、ファンのために恥ずかしさを捨ててしっかり歌ってくれていた宇垣さん。
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難曲『GO!愁傷SUMMER』をフル尺で歌いきった中谷さん。
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横山氏が本当に大好きだという曲、『Honolulu City Lights』を熱唱する伊波さん。中谷さんもガンガン合いの手を入れ、ゲーム中のような盛り上がりになった。
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会場にいる若めのファンはピンと来ていない人も多かったようだが、一定年齢以上の人々には刺さっていた、宇垣さんの『お嫁サンバ』。横山氏や阪本氏もこの表情!
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イントロや間奏時には、完コピした遥のダンスまで披露した伊波さんの『KONNANじゃないっ!』。映像に映る遥の踊りと完全にシンクロしており、会場はすさまじい盛り上がりに!
 こうして、凄まじい豪華メンバーで、『龍が如く』ファンにとってはとてつもなく贅沢な時間を過ごせた“『龍が如く』ファンミーティング2024”。最後は、出演者全員に見送られて参加者は会場を後にしたのだった。
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ここまでに紹介しきれていなかったが、会場にはカムロップも闊歩していた。

イベントの最後にもらった、出演者からのメッセージ

 イベントの最後には、出演陣から“『龍が如く』ファンミーティング2024”の感想をいただく時間を設けていただいた。以下で順に紹介していく。

宇垣秀成さんコメント

 『龍が如く0 誓いの場所』などはありましたけれど、『龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii』は単独主役です。これだけの大作なので、とにかく背負うものが大きいんですよ。「宇垣が主役になったら売上が下がった」なんて言われたくないですし(笑)。

 (そんなプレッシャーがあるなかで)全国を巡る“真島のマジ祭り”もそうなのですが、とにかく皆さんを盛り上げて、楽しんでもらいたい、来ていただいた方に楽しんでもらいたいという気持ちが強いんです。今日は本当に温かいファンの皆様ばかりだったので……カラオケが大嫌いだったのにがんばれました。それは、『龍が如く』を支えてくださったファンの皆様に「楽しんでもらおう」と思ったからこそ、はっちゃけられたのだと思います。今日は、本当に楽しい会をWin-Winな感じでやらせていただけました。ありがとうございました。

小山力也さんコメント

 十年以上『龍が如く』に関わらせていただいて、こういうイベントは初めてでした。(ゲームがゲームなだけに)怖いお兄ちゃんばっかりなのかな? なんて思っていたら、女性が多くてビックリしました。その時代時代の最先端の技術と情熱を注ぎ込んで続いてきた『龍が如く』ですが、ファンのみなさんにはお子さんと遊んでいる方もいるのではないでしょうか。うちの子どもも(冴島の合いの手を真似て)「Rouge of Love!」なんて叫んでたりしますけれど(笑)。そういう作品に参加させていただてありがたいと思います。

伊波杏樹さんコメント

 本日はご来場いただき、まことにありがとうございました(笑)。カラオケオフ会のゲストとして参加しましたが、私自身も楽しませてもらいました。(イベントを通じて開発の)各セクションの方が積み重ねてきた愛情もたくさん感じましたし、ファンのみなさんから見ても、大満足のイベントだったのではないかと思います!

中谷一博さんコメント

 『龍が如く』20周年に向けてのスタートダッシュとしては、これ以上ないイベントだったのではないかと思います。ファンの皆さんのお顔、あるいは雰囲気を感じることができて、すごい作品に関わらせてもらったことを改めて感じますし、幸せに思います。これをエネルギーに、これからも『龍が如く』ファンの方々に対して、役者として物語を伝えるお手伝いができれば幸せだな、と思った1日でした。これからも“仲よし!”で作品とファンのみなさんの架け橋になれるようにがんばります。

堀井亮佑氏コメント

 開発一同、ファンの方々の熱量を感じられた会で、我々自身も楽しめました。今回はカラオケオフ会がありましたが、私が『龍が如く』でカラオケを始めたときは「なんだこのミニゲーム?」みたいな感じでした。でも「いつかこんな感じでみんなと盛り上がれたらいいな」と思ってコツコツ作り続けて……今日はその夢が叶ったような夜で、感無量でした。

 『龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii』が来年発売されますが、今日皆さんと盛り上がった熱量と同じくらい、熱くおもしろいゲームになっています。早く皆さんのもとに届けたいと思いながら、いまは発売日をワクワクしながら待っています!

阪本寛之氏コメント

 歌舞伎町にリアルなグッズの自動販売機を置いて、そこをファンの皆さんと巡ること、ゲストの方を呼んでカラオケ大会をすることなど、いままでのファンミーティングとは違った形にチャレンジをしてみました。今後も、この形に限らず、いろいろな方法で『龍が如く』を盛り上げていければなと思います。

横山昌義氏コメント

 第一部で配った”歌舞伎町(神室町)の歩き方”にも書いたのですが、ファンのみなさんとの交流をここまでしている作品は、そこまで多くないと思います。我々がなぜ交流を大事にしているかというと、ファンのみなさんに喜んでもらうのはもちろんなのですが、我々のためでもあるんです。我々はゲームを作って、世界中の多くの方に遊んでもらうというビジネスをやっていますが、その反応を聞けるのはネット越しだったりして、本当のニュアンスを掴むのは難しいんです。

 ところが実際にファンの方々と会うと、表情や目から感じ取れるものがあって。作り手や出演陣のためにも会っている、という側面があります。ファンの皆さんと触れあえれば触れあうほど、つぎのクリエイティブの発想にもつながっていくんです。たとえば、今日のファンミーティングはよかったけれど、終わればもっと上を目指したくなるし、もっとアイデアを出せたりもするわけで。我々の成長のためにも、すごくいい1日になったなと思います。

 堀井は夢が叶ってしまいましたけど、きっとつぎの夢を見つける日になったでしょう(笑)。まだ予定はないですけれど、20周年できっと大きなことをやると思うので、その決意を固める1日になりました。
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