カバーが運営する女性VTuberグループ“ホロライブ”所属の獅白ぼたんさんが、ギネス世界記録TMに挑戦! 2024年8月31日(土)にサンシャインシティ 展示ホールBにて、“麺屋ぼたん 世界新記録への道”イベントが実施されました。
YouTube登録者数140万人を越えるVTuber・獅白ぼたんさんが、大好きなラーメンにちなんだ世界新記録に挑戦する生誕イベント。ホロライブリスナーたちといっしょにカップヌードルを並べて、巨大文字を作成するギネス世界記録に挑戦しました。
これまで“パッケージ食品で作った最大の文章”のギネス世界記録は約1万個で登録されており、この記録を破るにはそれ以上のカップヌードルを並べないといけません。今回用意されたのはその記録をはるかに上回る3倍もの数のカップヌードル。ぼたんさんとホロライブリスナーたちによるギネス世界記録への挑戦の模様から結果までお届けします!
並べたカップヌードルは消費しないといけないというルールに驚愕。意気込みなどを訊いたインタビューをお届け。獅白ぼたん「絶対成功させます!」
イベント開始前にギネス世界記録へ挑戦するぼたんさんご本人にインタビューを実施。ギネス世界記録への挑戦にあたっての裏話や意気込みを語っていただきました。
獅白ぼたん
見た目とは裏腹にぐうたらした性格のホワイトライオン。基本めんどくさがり屋だが、一度決めた事はやり通す誠実な一面もある。好きな言葉は“採算度外視”。ギャングタウンちほー出身、ゲームプレイはわりと効率厨。強力な回復アイテムは最後まで残すタイプ。
――ギネス世界記録に挑戦しようと思ったきっかけを教えてください。
ぼたん
毎年、私の9月8日の誕生日はラーメンにまつわる企画が多いのですが、「今年は何をしよう」と考えたのが始まりでした。いままでラーメンを作ったり、ホロライブメンバーにごちそうしたりしてきた中で、今年は何か大きなことをしたいなと考えました。自分の中で“大きなこと”の候補をだしていった結果、ギネス世界記録に挑戦するのはどうだろうと思いついたのがきっかけになります。
――ギネス世界記録への挑戦は、いつごろから想定していましたか?
ぼたん
毎年、誕生日が終わると来年の企画を考え始めるので、本企画は去年2023年の誕生日が終わったあとですね。
ギネス世界記録など大きいことをしようとなると、準備期間が必要になってしまいますし、早めに動きました。
――ギネス世界記録にもさまざまな記録がありますが、なぜカップヌードルを並べるという記録に挑むことになったのでしょうか? やはり“麵屋ぼたん”にちなんで……?
ぼたん
そうですね。ラーメンにまつわるギネス世界記録、かつやるからには達成したいと考え、現実的に達成できそうな候補を探しました。当初は大きな鍋でラーメンを作ってみんなで食べる、といった案もあったのですが、成功できるか怪しいと思ったのが正直なところです。そこで成功しやすい記録を探した結果、“カップヌードルを並べて巨大文字を作る”がもっとも成功率が高そうと思い、選びました。
――大きな鍋でラーメンを作ってみんなで食べる、といった挑戦もなかなかインパクトがありますね。
ぼたん
できなくはなかったのですが、衛生上の理由などでさまざまな問題がありました。みんなが楽しめて、問題なく挑戦できる、かつ達成できそうな記録を選んだ結果、この企画にいきつきました。
――日清食品さんからの大量のカップヌードルの調達など、かなり準備も大変だったかと思います。本イベント実施にあたって、何か苦労された点はありますか?
ぼたん
そういう意味では、私は「あれをやりたい。これをやりたい」と提案するのがメインなので、スタッフさんのほうが苦労は多かったかと思います。「こういうのをやりたい」と提案して、その企画の課題をどうやって解決できるかを考えるのが私の役目だと思っています。
今回も日進食品さんに数万個単位でのカップヌードル用意していただいたのですが、これをどうやって会場に持ち込むかなどは、大変だったと思います。多くの方の協力があって挑戦できていると実感しています。数万個のカップヌードルとなるとお店では買えないレベルなので(笑)。
それと実はギネス世界記録のルールで、使ったカップヌードルは消費しないといけないんですよ。なので使ったカップヌードルは持って帰ってもらわらないといけなかったりと、逆に持って帰れる人はいっぱい持って帰ってください状態です(笑)。余った分はカバー本社に置かせてもらって、非常食にしてもらおうと思っています。
――かなり大がかりな企画の提案だったかと思いますが、スタッフさんをはじめみなさんはどのような反応をされていましたか?
ぼたん
私はいつもとんでもないことを突拍子もなく言うタイプなので、「また獅白ぼたんが言ってるぞ!」みたいな感じだったかと思います(笑)。
――今回もかなり大規模な企画ですものね……。企画には多くのホロライブリスナーさんが参加されていますが、参加する方への応援メッセージをお願いします。
ぼたん
いままでホロライブリスナーを巻き込んで、何かをいっしょに作るという企画は、あったようでなかったんです。今回の企画をきっかけに今後もさまざまなことに挑戦できたらいいなと思っています。なので、このイベントは絶対に成功させたいので、私といっしょにがんばってほしいです!
――ちなみに、ぼたんさんはどのような形で参加されますか?
ぼたん
私はみんなを見張る係です。「そこサボらないで!」みたいな(笑)。
一応、イベントの前日に一部のホロライブメンバーと協力して私もカップヌードルを並べました。協力してくれたホロライブメンバーは、現地のキービジュアルにサインもしてもらっています。ちなみにその様子は、後日行う誕生日配信でお見せするのでお楽しみに!
それと並べてもらって解散だとちょっと……という感じなので、現地にきていただいた方にはフォトスポットを用意したりと、ちょっとしたサプライズもあります。カップヌードルとステッカーのお土産も用意しているので、喜んでもらえたらうれしいです。
――最後にギネス世界記録へ挑戦の意気込みをお願いします!
ぼたん
やるからには成功したいので、成功しやすそうなもの選びました。今回は絶対成功させます!
会場に入るとドンと巨大な看板が! ぼたんさんをはじめ一部ホロライブメンバーのサインも
ここからはイベントの様子をお届けします。まず会場に入ると巨大な看板がお出迎え! “麺屋ぼたん 世界新記録への道”のキービジュアルにぼたんさんや一部のホロライブメンバーのサインが書かれていました。
どうやらイベント前日に、ぼたんさん以外のホロライブメンバーもお手伝いで来ていたようで、その際にサインをしてもらったとのことです。そのときの様子は後日行われる誕生日配信で公開されるとのことですので、お見逃しなく。
そのほかにも参加者に向けたフォトスポットが用意。“麵屋ぼたん”といっしょに写真が撮れるようになっていました。これはテンションが上がる!
会場内にはぼたんさんのオリジナル曲『Lioness’ Pride』や参加楽曲『BLUE CLAPPER』が流れており、ホロライブリスナーたちのやる気をアップさせます。
屋台までかなり細かく描かれており、店主側に立って撮影することもできました。
隣にはカップヌードルで作り上げられたSSRBも。かわいい。
獅白ぼたんさんの呼びかけでホロライブリスナーたちが集結! いよいよ挑戦スタート
今回のイベントは抽選で選ばれた、ホロライブリスナーの精鋭部隊が参加。1部と2部の構成になっており、どちらもかなりの人数が駆け付けました。
おさらいしておくと、今回挑戦するギネス世界記録は“パッケージ食品で作った最大の文章”。旧記録は、2019年にインドで達成された1万5個で、認定されるためにはこの数を超える必要がありました。
この記録を超えるために、用意されたカップヌードルの数はなんと3万3138個。ぼたんさんいわく、「もし達成できたとして、すぐに記録を抜かされないように可能な限り用意できる数にした」といったお話もされていました。この大量のカップヌードルを全員で協力して並べていきます。
ギネス認定員からのガイドラインや説明が終わり、ぼたんさんの掛け声とともにいよいよギネス世界記録への挑戦が始まります。
作業としては、ひとりに20個(1ケース)のカップヌードルが渡され、指定された位置に並べていくといったもの。ギネス世界記録のガイドライン上、並べるカップヌードルは隙間なく密着させないといけないなど、かなり細かいルールがあるためみなさん慎重に並べていました。
段々と完成に近づく、“Shishiro Botan”の文字。
ホロライブリスナーが並べているときには、「Bグループのネキ! がんばってー!」や「ねねちゃんのはっぴ、電化製品屋の人みたい!(笑)」、「そこのニキは一味だな!」とぼたんさんがファンに呼びかけていました。これにはホロライブリスナーもニッコリ。
ぼたんさんのファンサービスもバッチリで、いっしょに撮影をしたりと、ファンのみなさんと交流していて楽し気な様子でした。
約4~5時間にもわたる挑戦。果たして結果は……?
イベント終盤になると、会場には緊張が走ります。第1部は豪快に次々と並べている方も多かったのですが、第2部は完成が近づき、より慎重に並べている方が多かった印象でした。1文字完成するたびに歓声が上がったり、拍手をしたりと会場は温かい雰囲気に。
そして、最後のグループがついに並べ終わり、完成! かと思いきや……。
1箇所だけポツンと空いている状況に。最後のひとつを配置するのは、スタッフさん? ぼたんさん? いいえ。違います。
カバー株式会社の創業者であり、最高経営責任者、YAGOOの愛称でおなじみの谷郷元昭氏です。まさかのサプライズ登場に、会場は大盛り上がり。今日イチの盛り上がりを見せたのではないかぐらいの歓声でした。
そしていよいよ最後のピースをはめる緊張の瞬間。
か、完成! ついに3万3138個のカップヌードルで“Shishiro Botan”の巨大文字が出来上がりました。
ですが、実はまだ安心するのは早いようで、この後にギネス認定員による入念なチェックを得て、5分間キープし続けることではじめて正式に達成となるようです。5分の待ち時間では、ぼたんさんと谷郷氏による雑談がくり広げられ、緊張していた会場はまったり空間に。
そして5分が経過し、いよいよ結果発表。ギネス認定員から「“パッケージ食品で作った最大の文章”の記録、3万3138個を並べて無事達成です!」と発表され、無事ギネス世界記録を達成! 拍手と大歓声が会場に響き渡りました。
ギネス世界記録を達成したぼたんさんは、「本当にありがとうございました! この挑戦からホロライブを知ってくれる人が増えたらうれしいと思っています。今日協力してくれた皆さんをはじめ、ホロライブリスナーにもこれからも応援し続けてくれたら本当にうれしいので、何卒よろしくお願いします!」と笑顔で気持ちを語っていた。
ギネス認定証が授与!
1部、2部でそれぞれ終わった後には記念撮影タイムもあり、参加者へはお土産として、限定シールとカップヌードル1ケースが配布され、イベントは終了しました。
第1部の猛者たち。
第2部の猛者たち。
しばらくは食事に困らなさそうなお土産。
ホロライブメンバーとホロライブリスナーが、協力して作りあげたギネス世界記録。ぼたんさんがインタビューでコメントしていたように、“みんなが楽しめて、問題なく挑戦できる、かつ達成できそうな挑戦”はすべての項目を無事に達成できたように感じました。
イベントの詳細な様子は後日行われるぼたんさんの誕生日配信でも公開されるようなので、ぜひチェックしてみてください!
ギネス世界記録の内容
“パッケージ入り食品で作った最大の文章(Largest packaged food sentence)”が“ギネス世界記録”として公式に認定されました。
- 記録:3万3138個
- 記録認定日:2024年8月31日(土)
- 記録達成者:獅白ぼたん&ホロライブリスナー Shishiro Botan and hololive Listeners(both Japan)
イベント概要
- 開催名称:麺屋ぼたん世界新記録への道
- 開催場所:サンシャインシティ 展示ホールB
- 主催:カバー株式会社
- 企画:「パッケージ入り食品で作った最大の文章(Largest packaged food sentence)」ギネス世界記録1万5個を超える3万3138個に挑戦
- 協力:日清食品株式会社