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“Galaxy Z Fold6”レビュー。『ゼンレスゾーンゼロ』がサクサクで大迫力、AIのカメラと通訳がスゴすぎた

by中山智

byあぶ~山崎

“Galaxy Z Fold6”レビュー。『ゼンレスゾーンゼロ』がサクサクで大迫力、AIのカメラと通訳がスゴすぎた
 2024年7月31日に発売したフォルダブルスマートフォンの最新モデル“Galaxy Z Fold6”のレビューをお届けする。

 まず、フォルダブルスマートフォンとはどんなものかというと……。
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折りたたみ状態。
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パカッと開くと。
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7.6インチの大画面!

 折りたためる構造を採用したスマートフォンで、カバーディスプレイでは
一般的な縦長タイプのスマートフォン、開けば大画面でタブレットのような使い心地となるのが特徴だ。

 2019年に初代モデルが登場し、6代目となる最新モデルGalaxy Z Fold6は技術もかなり進歩してふつうのスマートフォンとしても十分使い勝手がよく、大画面を活かしてゲームがより楽しくなる製品に仕上がっている。

※本稿は“Galaxy Z Fold6”の提供でお届けします。

でっかい画面の『ゼンレスゾーンゼロ』最高!


 まずはGalaxy Z Fold6でゲームをプレイしたインプレッションをお届けしよう。

あぶ~山崎

趣味全開で生きるゲームライター。『ゼンレスゾーンゼロ』はベータテストからプレイしている。幅広く色んなエージェントを使いたいので育成に没頭中。

山崎
 2024年7月4日に配信された『ゼンレスゾーンゼロ』をプレイしてみた。本作は『原神』や『崩壊:スターレイル』で知られるHoYoverseの完全新作タイトルだ。

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山崎
 まず、7.6インチ(2160×1856ドット)の大画面でのプレイは迫力抜群。通常のスマートフォンでは表示が見切れがちな大型の敵の姿もきっちり画面いっぱいに収めてくれるのが好印象。

 最高設定でのプレイでも、戦闘では一切ラグは発生せず、ぬるぬる動く。7.6インチの大画面のおかげで、敵の行動がよく見えるので、
極限支援(パリィ)や極限回避(ジャスト回避)がしやすい

 
折り目は中心部分を見てもまったく気にならないので、ふつうに遊んでいる分にはまず問題ないだろう。

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最高設定でのマップ探索。大画面で見れる夕日が美しすぎる。
山崎
 閉じた状態で使うカバーディスプレイは6.3インチ(2376×968ドット)。ふつうのスマートフォンと同じサイズ感なので十分ゲームを楽しめる。電車での移動時は折りたたみ、家では大画面みたいに、状況に応じた使い分けでゲームやエンタメを楽しもう。

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 Galaxy Z Fold6は最大で3つのアプリを並べて表示するマルチディスプレイに対応。上記写真のようにウェブブラウザ+電卓+地図といったマルチタスクがはかどる。ゲームが対応していればプレイしながら攻略情報を表示しつつ、動画再生といったことも可能だ。

大迫力のゲーミング体験を支えるリッチなスペック

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 ここからはGalaxy Z Fold6のスペック周りの進化点を紹介していこう。メインディスプレイは前モデルのGalaxy Z Fold5と同じサイズだが、カバー画面は0.1インチ大きくなっている。

 いままでも折り目が目立たないよう設計されてはいたが、今回のGalaxy Z Fold6ではこのウィークポイントが改善されており、
かなり折り目が目立たないようになっている

 メインとカバーはどちらも有機ELのDynamic AMOLED 2Xパネルを採用。発色がよく、ピーク輝度は2600nitsなので日光が照りつけるような屋外でもしっかりと視認できる明るさだ。また、メインディスプレイは
1~120Hzの可変リフレッシュレートなので激しいアクションのゲームや動画視聴も大画面で楽しめる

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 プロセッサーは、今期最高クラスのCPU・NPU・GPUを組み合わせたクアルコムの最新ハイエンドモデル“Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxy”を搭載。前モデルのGalaxy Z Fold5と比較して
CPUは18%、NPUは42%、GPUは19%もパフォーマンスがアップしている。

 ハイエンドなほど気になる発熱問題だが、前モデルよりも1.6倍大きなベイパーチャンバー(金属製放熱部材の内部に封入した水の気化・凝縮を活用した冷却システム)を搭載。より効果的で効率のいい冷却性能となっている。そのため、処理の重たいゲームでも発熱を抑えて楽しめる。

 バッテリーの容量も4400mAhで公式スペックによると、音楽再生は最長77時間、動画視聴は最長23時間となっており、バッテリー消費の激しいゲームをプレイしても安心だ。

AI×折りたたみがスゴすぎる

 Galaxy Z Fold6はゲーム関連の機能やスペックだけでなく、最近のスマートフォンでとくにフィーチャーされているAI機能が格段にレベルアップしている。

 新機能のAIスケッチを試してみよう。
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別売りのスタイラスペン“Sペン”でうさぎのかんたんなイラストを描く。
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数秒でイラストを元にした3Dモデルが完成した。

 写真にイラストを描き込むこともできる。

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ささっと、ニット帽を描いてみた。AIが顔の形に合わせて帽子を生成、シワや質感もすごくリアルに再現されている。

 人物に書き込んでみると違和感なく帽子が生成された。さらに、ポートレートスタジオという機能では、自撮りした自分の顔写真をイラストで描いたアバターとして生成できてしまう。

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 AI通訳機能では、デュアルスクリーンであることを活かしてそれぞれが話した言語と翻訳の表示が可能。いちいち通訳ボタンを押し合ったり、スマートフォンを相手に渡してディスプレイを見せるといった手間が省けるので便利だ。

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 文章の生成もサクッとできてしまうのもポイントだ。

 たとえば、
「都合が悪いから8月25日のイベントを欠席したい」と入力してみる。これを、ビジネスシーンでも利用できる文章や、チャット用のカジュアルな文章を生成してくれるのだ。文字入力をするキーボードからスグにアクセスできるのでとても使い勝手がいい。

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丁寧な文面。
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カジュアルな文面。

 最低限のキーワードを入力するだけで文章に仕上げてくれるため、メールやメッセージの作成時間を大幅に短縮できる。そうして作業効率をアップして、空いた時間をゲームに当てられる!

iPhoneから乗り換えてもLINEの全トーク履歴が移行可能

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 iPhoneからGalaxyシリーズへの乗り換えを検討している方にとってうれしいアップデートが実装された。

 Galaxyデータ移行アプリ“Smart Switch”を利用することで、LINEの全トーク履歴が移行できるようになったのだ。いままでは、直近14日間のデータだけしか転送できなかったが、全履歴を移行できるのはAndroid端末のなかでGalaxyシリーズだけだ。

 iPhoneからAndroidへの移行を躊躇していたユーザーも多かったと思うが、これで心置きなくGalaxy Z Fold6へ買い替えられるわけだ。

 Galaxy Z Fold6は美麗な大画面とハイスペックな性能、AI機能を備えたフォルダブルスマートフォンだ。
ゲームやふだん使いもパワフルにこなしたい人におすすめのモデルといえるだろう。

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Galaxy Z Fold6スペック
  • CPU:Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxy、クロック周波数(3.39GHz, 3.1GHz, 2.9GHz, 2.2GHz)、オクタコア
  • メモリ:12GB
  • ストレージ:256GB
  • メインディスプレイ:7.6インチ、2160×1856 (QXGA+)、Dynamic AMOLED 2X(有機EL)、120Hz
  • サブディスプレイ:6.3インチ、968×2376 (HD+)、Dynamic AMOLED 2X(有機EL)
  • Sペン:対応
  • メインカメラ:50.0MP+12.0MP+10.0 MP
  • カバーカメラ:10.0 MP
  • サイズ:153.5×132.6×5.6mm
  • サイズ(閉じた状態):153.5×68.1×12.1mm
  • 重さ:239g
  • カラー:シルバーシャドウ、ネイビー、クラフテッド ブラック、ホワイト ※1
  • 販売:SIMフリー、ドコモ、au
  • 価格(SIMフリー):24万9800円(256GB|12GBモデル)、26万7800円(512GB|12GBモデル)、30万3800円(1TB|12GBモデル)※2
※1 クラフテッド ブラック、ホワイトはSamsung.Com限定カラー ※2 税込み
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