Switch版『エースコンバット7』体験レビュー。携帯モードでもクルビットを決めて悦に浸る。他機種版と同等のプレイフィールが味わえた

byジャイアント黒田

Switch版『エースコンバット7』体験レビュー。携帯モードでもクルビットを決めて悦に浸る。他機種版と同等のプレイフィールが味わえた
 28年の歴史を誇る『エースコンバット』(以下、『ACE』)シリーズは、バンダイナムコエンターテインメントが手掛ける人気フライトシューティング。 その最新作であり、 2019年に大ヒットした『ACE7』のNintendo Switch版が2024年7月11日、いよいよ発売日を迎える。
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 タイトルは、『ACE COMBAT 7: SKIES UNKNOWN DELUXE EDITION』(エースコンバット7 スカイズ・アンノウン デラックスエディション)。“デラックスエディション”の名前の通り、追加コンテンツ(※)をプラスした豪華パックとなっている。正直、豪華すぎる。これ1本で世界中のプレイヤーが体験した感動を、いつでも、どこでも、誰とでも楽しめるというわけだ。
※他機種版で配信されたダウンロードコンテンツ6種や各種特典。[IMAGE]
 本稿では、2024年6月29日に開催された体験会でSwitch版をひと足早くプレイした、ライターのジャイアント黒田によるレビューをお届け。なお、ストーリーのネタバレは一切していないので、安心して読み進めてほしい。
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体験会の会場の様子。当日はメディアのほかに、抽選で選ばれた一般ユーザーも参加していた。

ハイクオリティーな空の表現をNintendo Switchでも再現!

 筆者が初めて遊んだシリーズ作品は、、1997年にプレイステーション(以下、PS)で発売された『ACE2』だった。シリーズ作品に触れるたびに、最新鋭のハードで大幅に進化するグラフィックなどに感動したが、『ACE7』は進化具合が群を抜いていて、初めてプレイしたときに驚いたのを覚えている。

 立体的に配置されたボリュームのある雲、ステージごとに異なる地形や天気、ライセンサーから監修を受けた戦闘機デザイン……。当時の最新プラットフォーム(PS4、Xbox One、Steam)向けに開発され、リアルに再現された
『ACE7』の“空”のクオリティーの高さには定評がある。

 だからこそ不安もあった。これらのハイクオリティーな表現をNintendo Switchでも再現できているのか、と。
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 結論から言うと、筆者の不安は杞憂だった。Nintendo Switch版をプレイしてすぐに、『ACE7』を始めて体験したときの感動を再び味わうことができたのだ。

 試遊ではTVモードでミッション5“懲罰部隊”とミッション7“First Contact”、ミッション12“ストーンヘンジ防衛”をプレイしたが、ハイクオリティーな空の表現は、オリジナル版と遜色ないレベル。ロードなども非常に快適で、「これ、Nintendo Switch版なんですよ」と言われなければ、気づかなかったと思う。それぐらい完成度の高い移植だと感じた。
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ミッション7はステージに雷雲が発生する。雷雲や落雷などもバッチリ再現されており、当時感じた恐怖を味わえた。
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ミッション11をはじめ、何度か登場する防衛用大型無人全翼機“アーセナルバード”。無人機を無数に射出して全方位攻撃を仕掛けてくるが、無人機が増えても動作は安定していた。

 携帯モードでも少しだけプレイしてみたが、グラフィックや操作性などは十分に満足できるレベル。今回の体験会では通常のNintendo Switchだったが、Nintendo Switch(有機ELモデル)なら、色鮮やかな画面でリアルに再現された大空を堪能できそうだ。
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Nintendo Switch版でもリアルなデザインの戦闘機を鑑賞できる。

片渕須直氏が手掛けるシナリオも秀逸! 他機種版で配信されたDLC6種や各種特典も堪能できる

 最後に『ACE7』未体験の方に向けて、ストーリーの魅力をお伝えしたい。本作のシナリオは、『ACE04』や『ACE5』の脚本のほか、2016年に公開され、数々の賞に輝いた映画『この世界の片隅に』の監督を務めた片渕須直氏が担当。ユージア大陸を舞台に、軌道エレベータを巡るオーシア連邦とエルジア王国の戦争をリアルに描いている。
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 主人公は、オーシア連邦に所属するパイロット(TACネームはトリガー)。ストーリーは彼を中心にくり広げられるが、オーシアが正義、エルジアが悪として描かれる単純な展開ではない。物語をオーシア側の語り手・エイブリルと、エルジア側の語り手・シュローデルの双方の視点で描くことで、より深い人間ドラマが楽しめるようになっている。

 ストーリーを彩る登場人物たちもクセモノ揃い。とくに筆者は、主人公がとある理由で所属する懲罰部隊のメンバーがお気に入りだった。無類のギャンブル好きのハイローラー、血気盛んなチャンプなど、個性豊かなキャラクターを挙げるとキリがないが、彼らの自由奔放な無線のやり取りは痛快! 数々のミッションをこなして、主人公が部隊のメンバーに徐々に認められる展開も熱いし、エースパイロットに成長するカタルシスを感じられるのもいい。
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 本作には、他機種版で配信された各種コンテンツが収録されているのもうれしい。『ACE7』を初めて遊ぶ方はもちろん、本編はやり込んだけど、追加コンテンツを買い逃したというファンの方にもおすすめだ(もちろん、筆者のように他機種で遊び尽くした人にも!)。この機会にエースパイロットとしてデビューしてみてはいかがだろうか。

追加コンテンツと各種特典

[1]「オリジナル機体セット3種」+「SPミッション3種」
  • 「ACE COMBAT 7: SKIES UNKNOWN – ADF-11F Ravenセット」
  • 「ACE COMBAT 7: SKIES UNKNOWN – ADF-01 FALKENセット」
  • 「ACE COMBAT 7: SKIES UNKNOWN – ADFX-01 Morganセット」
  • 「ACE COMBAT 7: SKIES UNKNOWN – 解放された者」
  • 「ACE COMBAT 7: SKIES UNKNOWN – アンカーヘッド急襲」
  • 「ACE COMBAT 7: SKIES UNKNOWN - 1000万人救済計画」
[2]特典「ミュージックプレイヤーモード」
[3]プレイアブル機体「F-104C -Avril-」
[4]プレイアブル機体「F-4E Phantom II」
[5]歴代シリーズ人気機体スキン3種
[6]歴代シリーズ人気エンブレム8種
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