180Hz対応ゲーミングモニター“LCD-GD241JD”レビュー。多人数の描写もティアリングがないなめらかな映像に。モニターの高さも気軽に調整できるのもイイ!

byバーボン津川

180Hz対応ゲーミングモニター“LCD-GD241JD”レビュー。多人数の描写もティアリングがないなめらかな映像に。モニターの高さも気軽に調整できるのもイイ!
 PCを新調したものの、モニターも新しくするか迷っている……そういう人、結構多いのではないでしょうか? 何を隠そう、筆者もそのひとりだったりします。

 せっかく高性能なPCを購入したなら、それに見合うゲーミングモニターを使いたいところ。そこで今回は、アイ・オー・データの新型ゲーミングモニター“LCD-GD241JD”を紹介。オンラインRPG『
ファイナルファンタジーXIV』(FF14)を実際に遊びながら、本モニターの魅力に迫っていきます。
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[IMAGE]※この記事はアイ・オー・データの提供でお届けします。 ※『FF14』最新拡張パッケージ『黄金のレガシー』ベンチマークソフトはアップデート前のものを使用しています(2024年5月9日に試遊・撮影)。 ※記事内のベンチマークやレビューは編集部の独自調査となっています。

最大180Hz対応で滑らかな映像を表示。G-SYNC、VRR対応でティアリングのない快適なゲームプレイを堪能

 “LCD-GD241JD”は、最大180Hzの高速リフレッシュレートに対応。簡単に説明すると、1秒間に180回映像を書き換えることができ、滑らかな映像が表示されるというわけです。

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 ただ、高速リフレッシュレートに対応していると、不安になるのはティアリング(画面のずれ)。ゲーム中にフレームレート(fps)が急激に変化する場面では、ティアリング(画面のずれ)が発生することも。

 でも安心してください。“LCD-GD241JD”は“G-SYNC”や
HDMI 2.1規格のVRR機能に対応していて、ティアリングのない快適な映像でゲームを楽しむことができるんです。

 実際に多くの光の戦士たちが集う“リムサ・ロミンサ:下甲板層”を訪れてみても、
フレームレートは低下するものの、ティアリングや操作の遅延が抑えられ、その快適さに思わず「すげえ!」と少年のようにはしゃいでしまいました(笑)。

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 最新拡張パッケージ
『黄金のレガシー』では、多人数コンテンツの拡充が発表されています。多人数コンテンツではどうしてもフレームレートが下がりがちになりますが、そんなときでもゲーム中のフレームレートとモニターのリフレッシュレートを自動で同期してくれます。

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 もちろん、
これは『FF14』に限った話ではなく、FPSタイトルやアクションゲームなどでも同様。急激にフレームレートが下がる場面でも画面のちらつきを気にすることなくゲームに没頭できるのは、ゲーマーにとってはうれしいポイントです。

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色合いや彩度をメニューで調整。よく使う項目をお気に入り登録できるのが何気に便利

 高画質な映像を描写できる“LCD-GD241JD”ですが、コントラスト調整をはじめ、映像の色味を調整する“色温度”、色合いを変える“エンハンストカラー”など調整できる項目が充実。

 彩度や色合いは人によって好みが分かれるところなので、細かくいじれるのは素直にありがたいと感じました。

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映像の暗い部分を明るく表示する“ナイトクリアビジョン”、より黒を表現する“ブラックレベル”など、最近のモニターに搭載されている機能もバッチリ搭載。
 
 暗さが目立つゲームをプレイするときは、このあたりの値を調整すれば、より快適にゲームがプレイできるでしょう。

 個人的に気に入ったポイントは、メニューのお気に入り設定。
特定の項目をお気に入り登録することができ、モニターに配置されたボタンを数回押すだけで設定を変更することができます。

 自分はゲームをするときと映画を鑑賞するときとでモニターの設定を変更するので、この機能は地味に重宝しそうです。

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モニター背面に設置されたボタンで項目を選択・調整。
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ちなみにモニター背面のロゴは光る機能つき。イルミネーションタイプもメニューから変更できます。

モニターの高さをサクっと調整できる気軽さが◎。縦置きにも回転できる

 “LCD-GD241JD”は、モニターと台座の接続部分がスライド式になっていて、簡単にモニターの高さを調整できるのも魅力のひとつです。モニターの高さを変えるときには工具などは一切必要なし。少し力を加えるだけで簡単に高さを調節できます。

 柔らかすぎず、硬すぎずのちょうどいい力加減で動かせるので、姿勢を変えたときにサクっとモニターの高さを変えられるのはすごく便利。
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高さをいちばん上にした状態。
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高さをいちばん下にした状態。
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高さだけでなく角度も結構調整可能。

 さらに、横置きだけでなく縦置きにも対応。
縦置きする際もモニターアームなどは必要なく、台座に取り付けたまま回転させることができます。

 もちろん特殊な工具は必要なく、手だけで簡単に回転可能。作業に合わせて横置き、縦置きと使い分けることだってできちゃいます。

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 また、23.8型だけでなく
、27型モニター“LCD-GD271JD”も用意されています。

 性能は23.8型の“LCD-GD241JD”と同じで、モニターサイズがひと回り大きくなっています。

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27型モニターならではの要素として、音量や設定を変更できるリモコンが付属されています。

 わざわざモニター側のボタンをいじらずとも、離れた場所から設定を変更できます。もちろん、27型モニターも高さ調整や縦回転にも対応。大きいモニターを使いたいという人は27型をチョイスするといいでしょう。

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リモコンの添付はLCD-GD271JDのみとなります。

 24型の“LCD-GD241JD”、27型の“LCD-GD271JD”のどちらとも
ディスプレイに輝点がひとつでもある場合、購入から1ヵ月以内なら交換してくれる“無輝点保証”に対応しています。安くない買い物だけに、「購入したけど輝点があった……」という不安を解消できるのは、素直にうれしいポイントですね。

 
180Hzに対応し、ティアリングのない低遅延でゲームプレイが楽しめる本モニターは、MMORPGやFPSなど、さまざまなジャンルで扱いやすい性能にまとまっています。モニターを新調しようと思っているという人は、ぜひ購入を検討してみてください。

 価格はオープン価格ですが、公式のECサイトでは24型の“LCD-GD241JD”が36080円[税込]、27型の“LCD-GD271JD”が40480円[税込]で販売されています。

 
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スペック

  • パネルタイプ/表示方式:TFT23.8型ワイド/ADS
  • パネル表面処理:非光沢
  • 最大表示解像度:1920×1080
  • 画素ピッチ(mm×mm):0.2745(H)×0.2745(V)
  • 表示面積(mm×mm):527.04(H)×296.46(V)
  • 最大表示色:1677万色(10億7374万色中 ※10bit入力時 )
  • 視野角度:上下178°、左右178°
  • 最大輝度(標準値):350cd/㎡
  • コントラスト比(標準値):1000:1
  • 応答速度:1ms[GTG](180Hz/オーバードライブレベル3設定時)
  • 対応最大リフレッシュレート(Hz)[最大解像度時];180
  • 映像入力端子:HDMI×2、DisplayPort×1
  • USBポート(その他):USB-A(給電用:5V/1A、メンテナンス用)
  • スピーカー:1W+1W(ステレオ)
  • ヘッドホン端子:ステレオミニジャック φ3.5mm
  • 定格電圧:AC100V 50/60Hz(電源内蔵)
  • 消費電力:最大時44W、通常使用時(オンモード)16.8W、年間消費電力量53.0kWh、待機時0.3W
  • 外形寸法(W×D×H):スタンドあり約540×231×396~492(mm)、スタンドなし約540×50×325(mm)(※突起部含まず)
  • 質量(kg):スタンドあり約6.5kg、スタンドなし約4.0kg
  • 搭載技術
  • HDR:HDR10入力対応
  • 可変リフレッシュレート:NVIDIA G-SYNC Compatible(DisplayPort)、HDMI 2.1 VRR(HDMI)
  • フリッカーレス:◯
  • ブルーリダクション:◯
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集計期間: 2025年05月02日09時〜2025年05月02日10時