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『MHP 3rd』発売まで1ヵ月切ったぞ記念!辻本P、一瀬Dスペシャルインタビュー(その1)

ゲーム PSP インタビュー
いよいよ発売まで1ヵ月を切ったカプコンのPSP用ソフト『モンスターハンターポータブル 3rd』。あともう少しで遊べるということで、ソワソワしている人も多いのでは? 記者もそんなソワソワ組のひとり。というわけで、いてもたってもいられず、同ソフトの辻本良三プロデューサーと一瀬泰範ディレクターに直撃インタビューを敢行しちゃいました。

●発売日に向け、勢いが加速!

 いよいよ発売まで1ヵ月を切ったカプコンのPSP用ソフト『モンスターハンターポータブル 3rd』。あともう少しで遊べるということで、ソワソワしている人も多いのでは? 記者もそんなソワソワ組のひとり。というわけで、いてもたってもいられず、同ソフトの辻本良三プロデューサーと一瀬泰範ディレクターに直撃インタビューを敢行しちゃいました。

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▲辻本良三プロデューサー(右)と一瀬泰範ディレクター(左)に発売まで1ヵ月を切った『モンスターハンターポータブル 3rd』について直撃した。

●辻本P、一瀬Dのオススメスポットは?

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−−発売日まで1ヵ月を切りました。発売日に向けて意気込みを聞かせてください。

辻本 盛り上がってきている雰囲気はすごく感じていますね。(2010年9月の)東京ゲームショウくらいから一気に盛り上がってきて、体験版の配信も実施してたくさんのユーザーの皆さんに遊んでいただいて、「いよいよだな」という感じがしています。

一瀬 『MHP 2nd G』の発売から2年半くらい経っていて、さすがにプレイしている人たちも落ち着いていました。しかし、東京ゲームショウのあたりから、また『MHP 2nd G』をプレイしている方たちも増えているみたいでうれしいですね。

辻本 東京ゲームショウまでは情報をお休みしていたので、そこからいい流れができていると思いますね。

一瀬 一気に出しましたからね。

−−『モンスターハンター』シリーズと言えば、異業種とのコラボレーションやイベントなどもたくさん実施されてきました。先日は『秘密結社 鷹の爪』とのコラボPVなどもありましたが、今後も何か予定されているんですか?

辻本 たくさん考えていますよ。

−−たとえばどんなものが?

辻本 発売日までもう少しありますし、徐々に発表していくので、期待してお待ちください。

−−楽しみにしています(笑)。今回ステージの画面写真もたくさん紹介されました。各ステージの見どころも教えてください。

一瀬 PSPとしてはかなり高いレベルのグラフィックを実現できたと自負しています。『3(トライ)』にあったステージなども、実際には違いますが、違和感なく再現できていますよ。ステージを見ているだけでも楽しんでもらえるんじゃないかなと思いますね。

−−お気に入りのステージ、スポットなどを教えていただけないでしょうか?

辻本 火山の火口のところですかね。きれいな場所なんですよ。

−−ほっほう。『3(トライ)』でもきれいな場所でした。

辻本 それと今回はやはり渓流ですね。本当に個人的なことになるんですけど、吊り橋を渡るところがあって、その景色が本当にきれい。いままでの『モンスターハンター』にはなかった雰囲気の場所です。

一瀬 夜の渓流もイイですよ。雷光虫が蛍のように飛んでいて幻想的なイメージ。ファンタジー色が強い幻想的な感じではなく、よりリアルな世界に近い幻想的な美しさがあります。

−−ユクモ村自体は和の雰囲気が強いですよね。こういった雰囲気にしようと思ったのは?

辻本 かなり最初の段階からそういう雰囲気にしようということは決めていました。

一瀬 個人的にもそうしたかったというのがありますが、和テイストというのは日本人にとっては身近なものなので、いろいろな側面で想像しやすいと思うんです。たとえば「ここはこういう感じです」と情報を公開した場合、その要素を想像してもらいやすい。そういう意味で、キーワード的により共感してもらえる部分が多いかなと思ったことが大きいですね。

辻本 村はハンターにとってホームなので、帰ってきたらホッとする、あたたかい空間であるというのが大事かなと思うんです。ポッケ村でもクエストから帰ってきたらホッとするな〜と思ってもらえたと思うので、今回もそういう場の空気を大事にしたかったんです。

−−温泉などは象徴的ですね。

辻本 そうですね。それに加えて、村全体がホッとするというんですかね。場所としてだけでなく、あたたかい人たちが生活を営んでいて、ハンターたちをホッとさせてくれると思います。

一瀬 ユクモ村という名前自体にも、ぬくもりだったり、あたたかさだったりをイメージしてつけたものなんです。

−−オトモアイルーも『MHP 2nd G』より強化されていますよね。いろいろ成長させるのが楽しそう。

一瀬 いろいろなバリエーションのオトモアイルーを連れて行けるというゲーム的な戦略性の幅は広がっていますね。複数のオトモアイルーを育てようという意欲は、『MHP 2nd G』以上に持ってもらえるんじゃないかなと。装備も変えられるようになっているので、愛着度は増すと思います。

−−『MHP 2nd G』のときは1匹のオトモアイルーを育てようという感じでしたが、今回はたくさんのオトモアイルーを育てたくなりますもんね。

一瀬 『MHP 2nd G』ではオトモアイルーという要素自体が初めてだったので、まずは1匹に愛着を持ってもらいたかったんです。そのつぎの段階として今回は2匹連れて行けるようにしてみました。いままでだと、どうしてもひとりでプレイしたら集会所のクエストの難度が上がります。それを単なる数値の調整だけではなく、別の要因で解決したかったというのがあったんです。そういう意味で2匹連れて行けると戦略性が増して、ゲームの幅が広がるかなと。

−−ふたりでプレイするときも1匹ずつ連れて行けますしね。

辻本 ふたりでプレイする機会って多いんですよね。それにオトモアイルーがマルチプレイで活躍させられる場が欲しかったんです。マルチプレイで遊ぶときのオトモアイルーの重要さを上げたら、ひとりで遊ぶときの目的も増えると思うんです。オトモアイルーをマルチプレイでほかのユーザーに見せたり、自慢したりという意欲がわいてくるので、そういう意味でも遊びの幅が広がるんじゃないかなと思うんです。

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▲オトモアイルーの訓練やオトモスキルなど、あらゆる面がパワーアップしている。

※オトモアイルーの詳細はこちら

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−−聞いてるだけでも楽しそうですね。

辻本 オトモアイルーを1匹ずつ連れてふたりで遊ぶと、相手のオトモアイルーを見て「あっ、いいな〜」っていう瞬間が生まれると思うんです。いままでは集会所のデータで判断するしかなかったのが、実際にほかのプレイヤーのオトモアイルーの装備や動きを見て、「欲しい!」と言える。『MHP 2nd G』のときよりもオトモアイルーの交換が活発になるんじゃないかなと。

一瀬 コミュニケーションの幅は絶対広がると思います。

−−女の子に人気が出そうですね。

''辻本'' カップルでプレイしてくれている人たちも多いので、そういう人たちにも活用してもらえそうです。

−−装備の種類も多そうですし。

一瀬 組み合わせで言うと相当数あるので、楽しんでもらえると思っています。

辻本 それほど装備が能力に直結しないので、思い思いの装備を楽しんでもらいたいですね。

一瀬 攻撃力や防御力などは多少違ったりするんですが、オトモアイルーに関して言うと、パラメーターが高いとか低いとか、そういうこととは別な次元で楽しんでほしいと思っています。

辻本 自分好みにカスタマイズする楽しさですよね。名前も自由に変えられますし。

−−名前が変えられるのはうれしいですよね。

辻本 要素としては細かいことかもしれませんが、プレイするときには大きなことだと思います。名前を考えるだけでも楽しいですから。

一瀬 身近な人の名前をつけてかわいがってあげてもいいですしね。

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▲東京ゲームショウ2010にプレイアブル出展後から、ユーザーの盛り上がりを肌で感じているという。

●幅が広がったゲーム性がユーザー層の幅も広げる

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−−すでに2011年春にモンスターハンターフェスタを開催することも決まっています。今回のフェスタの見どころは?

辻本 モンハンフェスタはこれまで3回やってきました。タイムアタックに関してはうまい人たちのコミュニティができてきて、ライバル心なども芽生えてきていて、すごくいい状況にしてもらっているなと。“フェスタ優勝”を目指すという意識が強くなっている感じがするので、そういう方たちの盛り上がりに関してはまったく心配していません。タイムアタックの主人公は僕たちじゃなくて、熱心に遊んでくれているプレイヤーの皆さんですから。

一瀬 本当にありがたいことです。

辻本 もうひとつ。モンハンフェスタはゲームのイベントなんだけど“ゲーム”にとらわれないものにしようということですね。いつも言っているんですが、『モンスターハンター』シリーズを遊んだことがない人たちにも足を運んでもらって、楽しんでもらえるものにしたい。今回は会場の規模も前回以上のものにしたいと思っていますし、内容に関しても気軽に来てもらえるようなものを仕込んでいる段階です。

−−毎回すごい人が来場しますもんね。

辻本 会場だけでなくて、内容でももう一段階規模を大きくしたいですよね。来るからには誰ひとりとして「おもしろくなかった」とは言われたくないですから。大会に参加した人も、大会には興味がない人も、アトラクションだけではなくて雰囲気だけで楽しくて、「またフェスタに来たいよね」って思ってもらえるようなイベントにしたいと思っています。

−−コミュニティが広がる場でもありますしね。

辻本 人それぞれの楽しみかたがあってイイ場所なので、コミュニティを作るのでもいいですし、雰囲気を楽しむだけでもいいですし、暇つぶしに来るというのでもいいと思っています。

−−より間口の広いイベントになりそうで、楽しみです。

辻本 無料のイベントなので、本当に気軽に来てもらいたいです。東京ゲームショウでフェスタのことを発表したときも、想像以上に反響が大きくて「ここまでのイベントになったんだな」と感慨深かったですね。近々、場所と日程を発表できると思うので、ぜひ期待していてほしいですね。

−−最後に発売にむけてお願いします。

一瀬 ゲームとしての幅の広がりを感じていただきたいというのは間違いないんですが、『MHP 2nd G』でできたコミュニティがさらに『MHP 3rd』で広がってくれるとうれしいなという想いが強いですね。どうやって広げていくのか、どう広げていってくれるのか、そういったことを発売後も考えていきたいな〜と思っています。ゲームとしては、いまやれることのすべてを盛り込んだつもりなので、プレイしてもらうファンの皆さんといっしょにさらにコミュニティを広げていきたいですね。

辻本 『MHP 3rd』では、いろいろな遊びかたのシチュエーションに対して遊びの幅を広げてきました。マルチプレイにスポットが当てられることが多いですけど、シングルプレイの幅も広げていますし、大人数じゃないふたりプレイの幅も広げています。そういった遊びの幅を広げながらも、アクションゲームとしてのゲームとプレイヤーとの対話が進化していると確信しています。その対話があるからこそ、ユーザーどうしの新たなコミュニケーションも生まれてくるんじゃないかなと。もちろん、いままでもそういう遊びかたをしてもらっていたんですが、さらにそういったコミュニケーションが生まれることで、作品としての幅も出てくるかなと思っています。ダウンロードクエストも『MHP 2nd G』以上のものを用意しようと思っているので、ゆっくり長期的に遊んでもらって、まわりに『MHP 3rd』を遊ぶ友だちが増えればそこでまた新しいコミュニティを作ってもらって、という状況を作っていければなと思っています。

(その2へ続く……)

モンスターハンターポータブル 3rd
メーカー カプコン
対応機種 PSP(プレイステーション・ポータブル)
発売日 2010年12月01日
価格 5,800円[税込]
ジャンル アクション
備考
(C)CAPCOM CO., LTD. 2010 ALL RIGHTS RESERVED.

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