ダークオークション(Windows)のレビュー・評価・感想情報
古びた洋館、密室、群像劇、死を賭けたゲームと、 定番のシチュエーションで描かれるホラーミステ リーは、“謎解き”よりも、嘘をテーマにした“物語 の謎”を楽しむ形に軸足を置いた印象。3Dの洋館 ステージを自由に動いて調べられる探索パートは、 主観視点と雰囲気ある建物が世界への没入感を後 押し。反面、コマンド選択式のシステム と、調べられる箇所の少なさから、移動 自体を手間と感じる部分も。
週刊ファミ通1935号より
怪しげなオークションが行われるなかで、参加者 の記憶を修復していくストーリーは先が見たくな る。魅力的なキャラデザインに加え、声優陣も豪 華で、世界観に没入できます。3Dマップの城内を 歩けるのは雰囲気が出るものの、ドアを開いたり、 エレベーターでの移動のたびに演出が入り、少し 待たされるのがじれったい。謎解きや探 索は難しくなく、物語に集中できるけど、 結末は好みが分かれそう。
週刊ファミ通1935号より
心に痛みを感じさせられる、企画とシナリオのパ ワーに屈服。誰かを守っていた嘘を取り除いて、 記憶を正すのもしんどいし、信頼を寄せる相手に 対し、裏切りを働くのもツラい。本格的な謎解き を求めると肩透かしを食らうけど、ダークなムー ドの中、端正なキャラたちが、やさしく切ないト ーンのお話を織り上げるパッケージが魅 力的です。アニメ・舞台化希望と言った ら、ちょっと気が早いかな!?
週刊ファミ通1935号より
ゲームテンポ自体はゆったりめ。3D移動シーンの くり返しと、実力派声優によるやり取りの緊張感 によって、“謎の館で過ごしている感”は存分に味 わえます。寄り道要素の幅の狭さ、推理というよ り備忘録のおさらいとの印象が強いオークション パートなど、プレイ体験はひたすら受動的。その 一方で、嘘を重ねることによって“心の負 債”がジワジワと詰み上がっていく状況の 描きかたに、惹き込まれます。
週刊ファミ通1935号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
ファミ通公式のレビュー文、レビューアーイラスト(画像)等の無断転載・複製をお断りしています。
