レプリカ:サバイバー(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
ワラワラ湧く敵の大群から逃げ切る『Vampire Survivors』系スタイルで、ダンジョン最深部を目指す戦いが展開。狭めのステージが毎回“モンスターハウス”に挑むかのような緊張感を、1分前後という短い制限時間がサクサク進む達成感を、それぞれもたらす。武器の組み合わせで、化学反応のようにガラリと変化する攻撃が探索を後押し。武器をある程度強化すると、立ち回りが大味になる部分はあり。
週刊ファミ通1857号より
『Vampire Survivors』風のカジュアルに遊べるローグライトアクション。攻撃を敵にヒットさせるとセットしてある“サブ攻撃”が発動するシステムが特徴的で、これを何個もセットしておくことで攻撃を連鎖的につなげられるのが爽快。さまざまな特徴のサブ攻撃を組み合わせるカスタマイズを楽しめます。サブ攻撃をセットするときなど、UIは若干使いにくさを覚える部分があるかな。
週刊ファミ通1857号より
パッと見、変わり映えしないステージで、ウェーブを何度も乗り切るだけのようなデザインですが、そこにうまみが凝縮されていました。主人公のアップグレードや武器の出現にはランダム性があり、組み合わせでプレイごとに戦術の変化が生まれます。能力と武器のシナジーや、敵と攻撃の相性を見出すおもしろみも。特性の異なるキャラが複数用意されるなど、価格から想像する以上に長い時間楽しめました。
週刊ファミ通1857号より
自分の攻撃と敵がごっちゃになる低い視認性、バトルの展開次第では激しい処理落ちも……といった短所は、ランダム要素がある能力強化に成功し、化け物じみた強さを得たプレイヤーキャラを操る爽快感の前に、霞みます。各種要素のアンロック目的だけでも楽しめますが、挙動のクセが強いキャラで縛りプレイ……など、味がしなくなったガムを噛み続けるがごときやり込みプレイの余地もあります。
週刊ファミ通1857号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
ファミ通公式のレビュー文、レビューアーイラスト(画像)等の無断転載・複製をお断りしています。