闇鍋人狼(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
闇鍋で“人狼”というフィット感! ストーリーモードは、王道RPGのメタ&ネタ要素満載なチュートリアルで、本編はあくまでも対戦モードにあり。できあがるヘンテコ鍋などが、鍋を作る対戦相手とのコミュニケーションのちょっとしたスパイスに。それゆえ、楽しさを味わうためには、別途ボイチャ必須かな。ワンコインはうれしいが、ローカル通信対応かつ参加人数がより多ければ……と思うのは贅沢!?
週刊ファミ通1826号より
闇鍋をモチーフにした“人狼”ゲームがユニーク。鍋に食材を入れることでポイントを稼ぐ形式で、“お守り”や“呪い”の効果による戦略性もあって、“店員”か“スパイ”かを見破られても必ずしもそれが決定打となるわけではなく、最終ラウンドまで全員がゲームに参加できるのはいいね。対戦は、友だち以外の人とも遊べるとよかったけど、価格が安く、ストーリーモードもおもしろくて、なかなか満足できます。
週刊ファミ通1826号より
これまでもいろいろな形に翻案されてきた“人狼”ですが……いったいどうして鍋料理ゲーに!?(笑) 殺人が発生しないこの設定、終始明るいムードで、罪悪感を抱くことなく遊べて好きだなぁ。フレンドとのマルチプレイは盛り上がりの面で、リアルの場でいっしょに遊んでこそ、といった感触。役割やルールが単純化されていて飲み込みやすいうえ、ワンコインで購入できる点も、知人を誘いやすくてよいですね。
週刊ファミ通1826号より
ランダム要素の導入やパージの廃止によって、“人狼”ゲームが本来持つ“えぐみ”を薄めた意欲作。初心者どうしの対戦の場合は、ふわっと決まる勝敗に一喜一憂でき、カードゲームのセオリーを熟知した者どうしや対CPU戦なら、高度な駆け引きにダイブできる幅広さがあります。かわいいドット絵で表現された各種パーツは魅力的ですが、必要とする情報が直感的に入ってこない画面構成は気になりました。
週刊ファミ通1826号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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