異世界輪舞 ~御社も異世界もブラックなのでここから先はホワイトライフを目指します!~(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
タイトルから察せられる通りの異世界転生もののテンプレ展開をたっぷり用意してくれていてイカす。純然たるファンタジーよりも興味を惹かれました。バッドエンドを収集するのもおもしろい。宝物庫で強い装備がすぐ手に入るなど、チート級の便利システムはこれまでと同様ですが、いつも以上に世界観とマッチしていてより楽しく感じましたね。要素もいろいろと詰め込まれていていい感じ。
週刊ファミ通1815号より
異世界転生ものをモチーフにしたシナリオがユーモラス。各キャラがさまざまな“パッシブスキル”を習得していくのがおもしろいし、ゲームオーバー直前に戻って未来を変える“労災保険”や、アイテムを食べて成長するキャラなど、ユニークなシステムも豊富。クエストの依頼人のもとへの移動と、ギルドに戻って報告するのも瞬時に行えるのが便利で、プレイをサクサク進められます。
週刊ファミ通1815号より
異世界転生ものらしく主人公のチートなスキルもありつつ、前世の苦労が染みついているさまがコミカルに描かれています。パーティーもいいキャラクター揃い。さまざまな行動を試すことで“パッシブスキル”や、バッドエンドな“労災”が見つかるのもユニーク。従来のケムコRPGの特徴的な遊びの要素がキャラクターに合わせて無理なく収まっているのもいいですね。ダンジョンの移動が不便なのは惜しい。
週刊ファミ通1815号より
ブラック企業&転生ネタはコミカルで◎。ダンジョンに入るたびに宝箱が復活(中身も変化)し、何度も楽しめるシステムだが、いいアイテムが出にくくそれほどメリットを感じないのは気になった。ケムコRPGおなじみのサクサクと遊べる数々の効率的なシステムは健在。迷わずボタンを押していればゲームが進行するので“俺強い感”があって心地よいが、メリハリが淡く、それなりの間延び感もある。
週刊ファミ通1815号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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