Gunborg: Dark Matters(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
敵の攻撃を弾き返す盾を使ったカウンター攻撃主体の立ち回りが、独自の手応えをもたらす2Dアクション。倒した敵の武器を奪ってくり出す遠距離攻撃を含め“受け”が前提の戦闘は、トライアルアンドエラーで何度も挑戦するアーケードスタイルとの相乗効果により、緊張感が高めの戦いに。つぎつぎと襲ってくる敵の攻撃を、ブーストを駆使した多段ジャンプと盾を組み合わせて防ぎきったときの達成感も魅力。
週刊ファミ通1790号より
軽快なアクションの“死にゲー”。3回まで空中ジャンプができるほか、シールドを使えば敵の攻撃を跳ね返せるうえ、トゲの床などから身を守りつつ跳ねるようにして移動もできるのが特徴的。キーコンフィグは可能だが、ふたつのアナログスティックを動かしながら各アクションを行うのは、操作にややこしさを覚えるときも。歯応えのある内容ではあるものの、ステージ数は少なめ。
週刊ファミ通1790号より
攻撃やジャンプという主要な操作を左右のトリガーで行うのは、なかなか新鮮な味わい。防御に攻撃に、道具にも利用できるシールドの使い分けもおもしろい。意地悪な地形や敵にくり返し挑むうち、少しずつ上達していくのが実感できます。上級者ならすぐに終わってしまいそうなボリュームですが、アクション下手な筆者が取り組むぶんにはちょうどよかった。シンセっぽいサウンドにハッとしました。
週刊ファミ通1790号より
基本アクションが豊富なうえに自由度が高く、初っ端からクライマックス級の立ち回りを展開できます……というか、強制されます(笑)。素早いアクション切り換えの連続に、頭と指がパニックになることしばしば。とはいえ単に意地悪なレベルデザインではなく、短いエリア単位で何度もやり直せる親切設計でもあります。選択した難易度によるバランスの違いに、こだわりが感じられる点もいいですね。
週刊ファミ通1790号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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