プレイグ テイル -レクイエム-(プレイステーション5)のレビュー・評価・感想情報

卵を守る雨宮
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8

前作から、群れで襲ってくるネズミのワラワラ感がパワーアップ。所持数が限られたアイテムと、点在する燭台などの位置を押さえて進行ルートを確保しながら進む、パズル的探索の手応えがマシマシに。一方、敵兵の容赦ない暴力性も強化されており、隠れる&逃げるというステルスアクションの没入感を高める。つねに弱者の戦いが求められるうえに、重めな味付けの物語で緊張感フルなゲームプレイに。

週刊ファミ通1803号より

ジゴロ☆芦田
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9

ハイクオリティーのグラフィックがすごい。美しい景色と、グロテスクになりすぎない程度に抑えつつ描かれるおぞましい光景は、息を呑むほど。ネズミや敵対する人間から逃れるセクションは、前作よりもアプローチの自由度が高まっていて、おもしろみが増している。これでもかとばかりに災難が降り注ぐ姉弟の物語は、見ていて辛いけれども、緊迫感があってグイグイ引き込まれます。

週刊ファミ通1803号より

くしだナム子
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8

前作をプレイしていたこともあり、非力ながら運命に立ち向かおうとするひたむきな主人公に共感し、のっけから物語に引き込まれました。西洋史の闇を連想させる内容とビジュアルは、この作品ならでは。グロテスクなシーンも織りまぜられた暗い展開が続くので、プレイヤーによって好みは分かれそう。アイテムやアイデアでどう道を切り拓いていくか、パズルのような進行は攻略のし甲斐があります。

週刊ファミ通1803号より

戸塚伎一
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7

危険回避行動を前提としたアクション操作は、ミス時の凄惨な描写もあって緊張感が高め。色鮮やかな風景や、主人公の弟の愛らしい言動が、地下のネズミの大群に象徴される“世界の醜悪さ”を引き立てる材料として利用されているようにも感じます。パズル要素はさほど複雑ではないものの、操作の融通の利かなさ由来で足止めを食らうことが多々あり。前作同様のクセの強さが、よくも悪くも光ります。

週刊ファミ通1803号より

ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和

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レビュー

平均

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8.0

前作から半年後、疫病が蔓延するフランスでさまざまな困難を乗り越えた姉弟を、新たな脅威が襲う。生き残るには自身や武器の強化のほか、ときには身を潜めるテクニックも必要に。

発売日
2023年6月29日
価格
7,980 円+税
ジャンル
アクションアドベンチャー
メーカー
オーイズミ・アミュージオ
関連サイト
公式
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