エンドリング- エクスティンクション イズ フォーエバー(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
色彩を抑えたグラフィックと、テキストをほぼ排除したUIがプレイヤーの想像力を刺激。キツネの親子たちが臨む過酷なサバイバルへの没入感を後押しする。破壊されていく自然や人間の脅威などが描かれるフィールドは、2D横スクロールをベースにしつつ、3D世界の奥行きを感じられるのもいいね。探索やステルスなどのゲーム的おもしろさ、アート、物語のすべてが高いレベルで融合している“作品”です。
週刊ファミ通1756号より
母親のキツネとなって子ギツネを守りながら生き抜くという風変わりな作風が興味をそそる。キツネのかわいさとともに、生きることの過酷さや人類による自然破壊についても描かれていて、考えさせられるものがあります。子ギツネたちが守られるだけの存在ではなく、スキルを覚えて随所で役立ってくれるのが、ゲームの仕掛け的にも、愛おしさを膨らませる要素としても、いい効果をもたらしている。
週刊ファミ通1756号より
一日一日を生き延びることで、物語が進み、行動範囲が広がり、季節が変わる、絵日記のようなフィーリング。童話のような見た目で、サバイバルライフを送る野生動物のシビアさを浮き彫りにしています。現実同様、人間の活動に起因する困難が多くて胸が痛みますが、お説教じみていないところに好感。獲物を捕まえるときの動きや、じつは木登りできるところなど、キツネらしいアクションを楽しみました。
週刊ファミ通1756号より
“洞察と行動力なき者は淘汰される”という野生動物の掟を、他者の無粋な攻撃性や、子ギツネの餓死によって思い知らされます。つねにきびしめの行動制限、必ずしも“正解”のルートを示しているわけではないナビゲーション……など、実質“死にゲー”に取り組む心構えがないと、早々に情緒面にダメージを受けます。空間の広がりを感じられるカメラアングルを含めたアートワークが魅力的なぶん、余計に。
週刊ファミ通1756号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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