立ち回り重視のデザインがバトルに間合いの重要性をプラス。アクションRPGでありつつ、仲間との役割分担を含めたシミュレーション的な戦闘が楽しめるのがいいね。そこに『スター・ウォーズ』の世界観が加わり、盛り上がりは特別なものに。原作の世界を自由度の高い物語で体感できるのもすてきです。一方、ベースが約20年前の作品のため、UIを始めシステムまわりに若干古さを感じてしまう部分があり。

週刊ファミ通1748号より

グラフィック、演出、手触りなど、随所に古めかしさを感じるものの、『スター・ウォーズ』の世界に入り込んで重厚な物語を体験できるのは、ファンには喜ばしい。さまざまな選択によって、主人公がライトサイド、もしくは、ダークサイドに傾いていくのも楽しみになる要素。文章の表示のしかたも含め、翻訳がスムーズに頭に入ってこないところがあり、ちょっととっつきにくさを感じるのが惜しい。

週刊ファミ通1748号より

公式のスピンオフであり、長らく日本語で遊べなかったことから、シリーズファンに価値あるリリース。ジェダイでもなんでもないひとりの兵士として戦いに身を投じる物語は、翻訳にわかりづらい面があるものの、選択によって暗黒面に堕ちうる分岐とともに、とっても興味深い。ビジュアルや操作、導きなどは前世代的で、いまのRPGに慣れた身としては多少の遊びにくさを感じますが、廉価なので納得。

週刊ファミ通1748号より

大量の固有名詞に圧倒されつつも、感情的なやり取りの行方が気になる会話シーンの冗長さに引き込まれます。急に始まる、アクション操作ともコマンド式ともつかない戦闘シーンの状況変化にモヤッとすることしばしばですが、どう転ぶかわからない一触即発の緊張感は十分に味わえます。ナビゲーション関連の情報が最小限のため、つねにゲーム世界に能動的に携わる必要がある点は、やや気疲れします。

週刊ファミ通1748号より