オリジナル版もよくできていましたが、新要素が加わってより魅力的に。この手のゲームのなかでは比較的遊びやすくて取っ付きやすいと思います。複数のクラスにそれぞれ多彩なスキルがあり、じっくり考えながら成長させていくのが楽しいですね。アクションが小気味よく、動かしていて気持ちいいです。会話後に若干立ち位置が変わり、連続して話せないことがあって、そこは面倒に感じました。

週刊ファミ通1745号より

ダークファンタジーの世界を表現するビジュアルや、ムードを醸し出す音楽がグッド。ソウルライクの2DアクションRPGを好む人ならそそられるテイストのはず。冒険の道中で出会うキャラやボスも魅力的で、徐々に全容が明らかになっていく物語にも好奇心が刺激されます。一方、ローカライズは若干難ありな部分がちらほらあるのがもったいない。武器ごとのバランスなどもちょっと気になるかな。

週刊ファミ通1745号より

ファンタジックかつ綿密に描かれたドット絵グラフィックに思わず目を奪われますね。ステージの探索も楽しいし、BGMもすてきです。世界設定やストーリー、アイテムのフレーバーテキストも充実しています。また、ボスなどの濃いキャラクターたちとの会話も楽しみのひとつに。アクションは滑らかで、操作感も良好ですね。武器がぽんぽん出るスタイルでないのは、好みが分かれるところかな。

週刊ファミ通1745号より

いわゆるソウルライクと呼ばれるタイプの作品。背景なのかオブジェクトなのかといった多少のわかりにくさもあるけれど、丁寧に描き込まれたドット絵は美麗で、音楽も含め雰囲気作りが秀逸。比較的オーソドックスなシステムではあるが、クラスとアビリティの組み合わせによる戦術をはじめ、スタミナ管理による攻防の妙が味わえる。本作ならではの魅力は薄めで、淡々とした印象だが手堅い作り。

週刊ファミ通1745号より