CHORUS(コーラス)(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
戦闘機を操縦する形のシューティングスタイルなオープンワールド探索が新鮮。作り込まれた本格SF設定と、重厚な登場メカの数々がプレイヤーを宇宙の冒険に誘う。豊富なミッション、自機のカスタマイズなど、オープンワールド系の基本を押さえた作り。ただ、重力に囚われず上下左右へ自由に動けるゆえに、 位置感覚の維持が難しく、しらみ潰しの探索も困難。宇宙空間に対応した導線があれば。
週刊ファミ通1731号より
壮大なSFの世界を舞台にくり広げられる物語と、全方位へ自由に飛行できる宇宙空間でのシューティングにワクワク。ドリフトや敵の背後にワープする“リープ”を駆使してのドッグファイトは熱くなれます。広大なフィールドの探索や、機体を強化するRPG的な要素も○。もう少し丁寧な誘導が欲しい場面があったり、移動に時間が掛かりがちな点など、若干気になるところはあるけど、没入して楽しめる。
週刊ファミ通1731号より
星々やマシンの精細なビジュアルが美しく、ダークでシリアスな設定や物語に引きつけられます。SF特有のとっつきにくさはあるものの、このジャンルに興味が持てるなら退屈しません。シューティングというより、広い宇宙を探索しつつミッションをこなす要素がメインの印象ですが、船を改良し、異なる武器を使い分けるおもしろみは強力。戦闘、移動とも少々アバウトな操作でもなんとかなるのが気楽です。
週刊ファミ通1731号より
高速長距離移動からチマチマした障害物回避まで、さまざまなスケール感の場面をリニアに体験できるのがいいですね。重要なターゲットをレーダーで確認できないなど、「なぜこの機能がないのか」という不満はいくつかあるものの、スムーズな操作性と、特殊アクションが徐々に解放されていくゲーム展開のおかげで、興味が持続します。過去の残像を追うことで展開していく物語の意味深さにも惹かれます。
週刊ファミ通1731号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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