百英雄伝 Rising(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
世界観を理解する前日譚として十分な魅力を感じました。各ボタンに割り振られたキャラを瞬時に切り換えながら戦っていくシステムがユニークで、性能上昇に従って動かすことが楽しくなっていきます。同じエリアを何度も行き来させられるため、クエストは少々お使い感があるけど、怒涛のごとく街が発展する快感のおかげで気にならないのがスゴイ。スタンプ集めもなぜだか次第にハマりましたね。
週刊ファミ通1747号より
ひたすらお使いをくり返す構造ではあるものの、その成果として街が発展していくのが喜ばしく、やり甲斐がある。バトルはやさしめの調整。キャラの交代と同時に攻撃をくり出す“リンクアタック”が爽快で、操作の簡単さもナイス。会話シーンのテンポ感や、敵が落とすアイテムを拾うために若干待つ時間が生じるのは、てきぱきとプレイを進めたい人にはもどかしい部分だが、じっくり楽しめる内容。
週刊ファミ通1747号より
キャラクターが多く登場しますが、顔グラフィックがない住民も含めてどんどん好きになります。人々の依頼を達成するほどに街がにぎやかになるのもうれしい。クエスト数は膨大ですが、経験値も獲得できるのでつい寄り道してしまいます。戦闘では主人公ら3人の切り換えがスムーズで、連繋する“リンクアタック”を決めるのも楽しい。比較的やさしめですが、クリアー後のハードモードはやり応えアリ。
週刊ファミ通1747号より
クエストをクリアーするたびにさまざまな要素が増えていく達成感&開放感が心地よい。作業になりがちなお使いクエストだが、そこはキャラの魅力とセリフ回し、そしてコツコツと集めたくなるスタンプカードでカバー。ボタンごとに割り当てられたキャラを切り換えて戦うバトルは爽快。ただ、キャラ3人全員を使えるのはかなり先で、本作の醍醐味をフルで味わえるまでに時間がかかるのは一長一短か。
週刊ファミ通1747号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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