彩色のカルテット(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
いくつもの“ロール”をセットし、多種多様なスキルや特殊効果を使って戦うのが楽しいですね。育成要素が豊富に用意されているので、あれこれ試行錯誤することにも夢中になれると思います。全体的にテンポがよくサクサクと進行するのが好印象。ケムコのRPG特有の便利なシステムはもちろん健在で、あらゆる面でノンストレス。どの作品も似たように感じるのは玉にキズですが、気軽に遊べるのは魅力。
週刊ファミ通1694号より
レトロスタイルながら転送魔法やオート戦闘などの便利な機能が揃っていて、とことんサクサク遊べる安定のデキ。会話の流れや都合のいい展開には、古臭さも若干。ターンを溜めて最大4回連続で行動できる“アクトオーバー”は、『ブレイブリーデフォルト』シリーズの“ブレイブ&デフォルト”のシステムに似ているけど、溜めたターンをパーティー全体で共有するのが、戦略性をひと味違ったものにしている。
週刊ファミ通1694号より
メンバーである犬のフォールがモフモフでたまりません。ザコ戦なら秒で終わるバトルは従来のケムコRPGと同様ですが、1ターンをパスすることで複数回行動できるようになる“アクトオーバー”が強敵との戦いを盛り上げています。敵も同システムを利用するので、それを妨害するよう立ち回るのも戦略性があって○。“ロール”をセットすることでキャラクターの見た目が変わるのもうれしいですね。
週刊ファミ通1694号より
“ロール”を付け替えることで各種スキルやパッシブ効果の組み合わせの妙が楽しめたり、戦闘中にオーブを溜めることで最大4連続行動ができるようになったりと、独特の戦術が味わえる作り。とはいえ、適切にキャラレベルが上がっていれば、それらを活用しなくても進めることができるので使いどころが見えにくい側面も。見た目や演出などは非常にシンプルだが、敷居の低さとテンポのよさは秀逸です。
週刊ファミ通1694号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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