ソード・オブ・ザ・ネクロマンサー(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
やはり倒した敵を取っ替え引っ替え仲間にして戦わせていくのが楽しいです。設定次第でレベルダウンもアイテムロストもなくせてしまうなど、ローグライクゲームとしてはかなりの高待遇。システムもシンプルでわかりやすいですね。ただ、アイテムの所持数が少なく、つねに取捨選択を迫られるのが少し面倒かな。移動速度が速くないのに、ただの通路が長めに続くのももどかしく感じました。
週刊ファミ通1681号より
ノベルゲーム風の形式で描かれる物語は、切ない導入部もあって先を見たくなる。倒したモンスターを蘇らせて仲間にできるのが特徴的でおもしろいね。ただ、モンスターを割り当てるスロットが装備品やアイテムと共用で4つしかなく、制限がきつく感じられ、楽しみの幅が狭められている印象。ダンジョンの構造もムダな広さがあったりなど、もう少し洗練されれば化ける内容なだけにもったいない。
週刊ファミ通1681号より
ローグライクに百合という取り合わせが意外ですが、回想で綴られる彼女たちの旅が甘酸っぱくて切ない。フルボイスなのもいいですね。倒した敵を蘇らせ、味方にできるのは楽しいですが、実質3つしかない武器スロットと共有するので、メンバーが固定化してしまうのが残念。ハクスラ要素もあるのに武器も多く持てない。死亡時の武器ロストとレベルダウンがキツいけど、設定で変更できるのが救い。
週刊ファミ通1681号より
武器、防具、アイテム、召喚モンスターなどすべてひっくるめて4つしかモノを持てず、リソース管理による戦略性が味わえるのが魅力。とはいえ召喚モンスターのAIは微妙で思い通りに動いてくれず、所持スロットをひとつ埋めてまで召喚させる意味が薄めに。レベルテザイン(トラップなど)もさほど変化が感じられす、自動生成マップの醍醐味が活かされていない印象。コンセプトがいいだけに惜しい。
週刊ファミ通1681号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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