プッシー&プリー・イン・ブロックランド(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
システムや内容的にパワーアップした『ペンゴ』という印象ですね。これで伝わるなら、もう言うことはないくらいです。ステージが進むと、多彩な攻撃方法の敵が登場して、制限時間との戦いになりますが、むしろそうなってからが本番といった感じでおもしろい。パズル要素の強いステージが途中で差し込まれるのは、変化があっていいのですが、リスタートがすぐできないのがちょっと面倒でした。
週刊ファミ通1649号より
キュートなデザインと、シンプルな操作で夢中になれるパズル要素のあるアクションが○。システムのベースの部分は『ペンゴ』譲りだが、並べると爆弾になるブロックやボス戦など、独自のアレンジがうまく作用していて楽しい。一方で、短めの制限時間や、敵に1回触れただけでミスといった、レトロゲームらしいきびしさも。クリアー時の評価はどのような基準で採点されているか、説明が欲しかったな。
週刊ファミ通1649号より
ブロックを押したり壊したりと、操作はシンプルながら、敵も『ペンゴ』のようにウロウロ動くため、タイミングや位置取りが重要に。同じ柄のブロックを揃えて消し、アイテムを出現させて一網打尽にするなど、解きかたもバラエティー豊か。制限時間があるので、一手一手考えるというより、動きながら狙いどころを探すアクティブなスタイル。遊ぶうちにコツがつかめるが、チュートリアルがあるとよかった。
週刊ファミ通1649号より
往年の名作『ペンゴ』を彷彿させるゲーム性。序盤は手軽に楽しめる難度だが、中盤近くになると、行動パターンにひと癖もふた癖もある敵が出現し、どのブロックから動かしてどの順番で倒すかといった、詰め将棋的な戦略性も味わえる。ボスキャラの攻撃方法も凝っていて、似たようなプレイ感を緩和するためのアクセントとして上手に機能している。オールドスタイルで派手さは薄いが、丁寧な作りが◎。
週刊ファミ通1649号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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