スピーキングシミュレーター(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
人型ロボットを人間らしくしゃべらせるという発想が斬新。ロや舌を動かして発声する姿が滑稽で思わず吹き出しちゃいますね。ロボットだけですが、日本語ボイスを収録しているのはありがたいです。多彩なシチュエーションがあるのも〇。最初のインパクトは文句なくスゴイのですが、指示通り完劈にしゃべれてもあまり爽快さや達成感は感じられず。強化しても手間が増えるだけに思えるのが残念かな。
週刊ファミ通1681号より
設定や物語からして“バカケー”の匂いがプンプン。人型ロボットであることがバレないように会話をする様子や話し相手の対応も含めてじつに滑稽で、うまくできずにいると顔面が崩壊していくのもユーモラス。でも、プレイヤーがやることは、口や舌、表情の動きを指示通りに動かすばかりで、ゲーム性についてはいまひとつ。着想はユークなのに、操作などの楽しさがそれほどともなわないのが惜しい。
週刊ファミ通1681号より
人間の会話って、顔の多くのパーツを動かすことで成り立っているんだなあと気付かせる奇作。壊れていくロボットの顔面に笑えるかどうかで好みが分かれるかな。しれっととんでもないことを言っていたり、それに好感を示す相手にもツッコミたくなりますね。操作のせわしなさや、ままならなさを楽しむパーティーゲームとも言えます。ステージ数は多くないけど、日本語を含め多数の言語があるのは〇。
週刊ファミ通1681号より
平たく言えば、指示されたコマンドを間違えずに入力していく、というゲーム性。キャラがおもしろい顔になるのは笑えるが、そのインパクトは最初だけかな。コマンド入力でひたすら手を動かす心地よさはあるけれど、なぜその部位を動かさなければいけないのかが直感的に納得しにくく、それにより作業感が強くなっている側面も。とはいえ、コメディーゲームとしてのセンスはよく、ゲーム実況プレイ向き。
週刊ファミ通1681号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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