巫女学校物語〜楓編(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報

乱舞吉田
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5

同人ソフトということで、かなり狭いターゲットに向けた作り。巫女にゲーム、メガネ、学校などといったマニア好み要素を散りばめつつ、独特のノリでゆったりと進行する物語は、その手の作品が好きな人にはたまらないだろうと思われます。他方、一般的な視点で見ると、グラフィックのクオリティーがいま一歩で、キャラの移動ももっさり、会話のスキップができないなど、気になる点が多いのは残念。

週刊ファミ通1456号より

ジゴロ☆芦田
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5

全体的にはゆるい雰囲気だけど、次第に切なさを感じさせる展開の物語には、心惹かれるものがある。しかし、会話シーンでのメッセージ送りなどの操作がなく、メニュー画面を開いても進行が止まらない不便な仕様。移動の場面はあるが、流れ続けるイベントシーンを見るのがメインの作りで、プレイするというよりはCGアニメを見るような感覚。キャラも話もすごく好み、という人じゃないと、辛いかな。

週刊ファミ通1456号より

梅園ウララ
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5

ゲームというより映像作品に近いかな。プレイヤーが介入できる部分がほぼなく、主人公の切ない初恋の物語を眺めるといった構成。マップの移動先でお話が分岐するのが少しわかりづらい点や、会話はオートで進むので、ボタンで送る手間がない反面、自分のペースで読めないのは残念。巫女たちは、のんびりしているにしても、会話のテンポが間延びしている印象。コンフィグなどの機能も欲しかった。

週刊ファミ通1456号より

ローリング内沢
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6

グラフィックは、お世辞にもPS4の性能を活かしているとは言い難いが、温かみのあるキャラや凝ったカメラワークなど、雰囲気作りはいい。独特のセリフ回しも心地よく、まったりと物語を楽しめる。ただ、早送りやスキップができず、バックログもなし。基本はひたすら見るだけで、たまにキャラを動かす程度。展開の変化やインタラクティブ性が少なく、動画を見ているのと変わらない印象もあった。

週刊ファミ通1456号より

ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和

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レビュー

平均

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5.2

人間と動物、妖怪が共存する世界が舞台。“妖ノ山巫女学校”に通う山吹楓が、森で不思議なメガネを手にしたことをきっかけに、恋を知り、失恋するまでの物語が描かれる。

発売日
2016年10月20日
価格
1,000 円+税
ジャンル
RPG / アドベンチャー
メーカー
メディアスケープ
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