オール仮面ライダー ライダーレボリューション(ニンテンドー3DS)のレビュー・評価・感想情報
アクションゲームとしてはオーソドックスな作り。わかりやすくて、子どもでも楽しめる反面、目を見張るようなシステムやギミックなどはないので、ゲーム慣れしている人だと、少し物足りなさを感じるかな。1号からエグゼイドまで、75体以上のライダーが登場し、各必殺技が再現されているのが◎。プレイアブルの仮面ライダーの多くがオリジナルキャストというところも、こだわりが感じられてよかった。
週刊ファミ通1460号より
最新のライダーはもちろん、『仮面ライダーアマゾンズ』や『仮面ライダー THE FIRST』といったコアなファン向けの作品まで、多彩なライダーが参戦したボリューム感がナイス。探索型のステージを進んでいくのは楽しめるが、ライダーのパワーアップや新たなライダーを目覚めさせるのは、プレイのモチベーションにつながる部分なので、拠点となる“ライダールーム”にはもっとアクセスしやすいとよかった。
週刊ファミ通1460号より
ライダーたちのアクションに個性が出ていて、操作感覚が少しずつ異なる点にこだわりが見られます。動きも滑らか。必殺技の、同社のお家芸的とも言える演出も、手堅くまとまっている印象。マップは縦横に広がり、探索感は味わえるけれど、似た構造の部屋がたびたび登場するのが惜しい。登場ライダーの数が多く、珍しい組み合わせの掛け合いが出てくるのは魅力。ボイスも、思いのほか多めでした。
週刊ファミ通1460号より
登場するプレイアブルのライダーが75体以上というボリュームが生む魅力がある。ライダーどうしの掛け合いや、それぞれの個性を活かした攻撃方法など、ファンならニヤリとする演出も多い。他方、アクションとしては、全体的にチマチマとしていて爽快感は薄め。似たようなマップ構成が多く、フィールドの奥行きがわかりにくいなど、気になる部分も。攻防の駆け引きも薄く、作業的になるのは惜しい。
週刊ファミ通1460号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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