The Tomorrow Children(トゥモローチルドレン)(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報

乱舞吉田
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7

旧ソ連を思わせる世界観は、独特でユニーク。個人個人が労働に勤しみ、みんなで協力して町の施設を充実させていくというゲーム内容は、社会の縮図のよう。シングルとマルチプレイのバランスがほどよくて、自分の好きなように活動できるし、働けば働いただけ見返りがある仕組みもうれしい。反面、各労働作業がやや単調に感じられたり、バスなどでの移動に時間が掛かるなど、もうひとつという部分も。

週刊ファミ通1451号より

ジゴロ☆芦田
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7

労働を行って町を復興させるのが楽しく、ずっとやり続けてしまう魅力がある。マルチプレイでありつつ、ソロプレイのように気楽に遊べる仕組みもうれしい。コンセプトはとてもおもしろいが、全体的に説明不足なのが難点。各種労働に対するバランス調整が粗く感じるほか、町ごとの特色や復興にいたる工程に変化が少なく、町周辺に現れる“島”の種類ももっと欲しい。今後の調整に期待したいところ。

週刊ファミ通1451号より

くしだナム子
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8

都市開発シミュレーションで、クラフト要素もあり、タワーディフェンスも楽しめる、自由なエンターテインメント。自身で町作りに貢献する充実感と、誰かがやってくれる気楽さを味わえる、ゆるいソーシャル性がいい。PS Plusに未加入でもマルチで遊べるのは◎。作業の単調さや、バスの待ち時間などの進行のテンポに、中だるみを覚えることも。絵や音楽が醸し出す独特の雰囲気が際立っています。

週刊ファミ通1451号より

ブンブン丸
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8

物を集めたり作ったり、といった作業をするゲームは、これまでにもたくさんあったけれど、本当の意味での“作業ゲー”には初めて出会った気がします。社会の歯車として労働する喜びというものが味わえるゲームなんて、そうそうないのでは? とは言え、内容的にはまだ物足りないところも多く、独特の世界観に助けられている部分も多いかなと。なんとなくで遊び始められる価格設定はありがたい。

週刊ファミ通1451号より

ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和

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レビュー

平均

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7.5

科学実験の失敗によって滅びに瀕した世界が舞台。プレイヤーは、少女の姿をした生命体“プロジェクションクローン”として、さまざまな労働をこなし、人類の復活を目指す。

発売日
2016年10月25日
価格
不明
ジャンル
アクション
メーカー
ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア
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