ラブライブ! School idol paradise(PlayStation Vita)のレビュー・評価・感想情報
『ラブライブ!』ファンにはたまらない楽曲とステージパフォーマンスが楽しめる1本。リズムゲームには、ステージのライティングやシャボン玉などのギミックと、指定したメンバーのアピールが発動するフィーチャーが組み込まれ、演出が楽しめるのだが、スコアとの関連性がわかりにくいのと、リプレイがないのは残念なところ。難易度の設定にも大いに疑問が残り、全体のボリュームももうひとつ。
週刊ファミ通1342号より
躍動感のあるダンスやカメラワークに合わせて、μ'sの楽曲を楽しめるのは喜ばしい。肝心のキャラのグラフィックは、もっとがんばってほしかった。ステージギミックの発動でスコアアップを狙える仕組みはナイス。ただ、ギミックが使用可能になったときと、効果終了のタイミングがもっとわかりやすいと、なおよかった。ミックスが違うバージョンがあるのはいいが、収録曲数はちょっと物足りない。
週刊ファミ通1342号より
1ルートのクリアー時間がかなり短いうえに、3作品とも物語の主軸はほぼ同じ。作品ごとの違いはサブシナリオと収録曲くらい。いずれもボリュームが不足気味なので、今後展開される予定のDLCに期待。リズムアクションは、シンプル設計でプレイしやすいのはいいが、全体的に歯応えがなく、代わり映えもしない。キャラクターのモデリングが絶妙で、動作が細かくてよく動く点は◎。ことりちゃん推しです。
週刊ファミ通1342号より
ライブシーンは、キャラの動きやカメラワーク、各種演出がよく、見た目に楽しい作り。ただ、リズムアクションとしては少々淡泊な印象。リズムを刻むボタンは基本ふたつのみで、収録楽曲も少なく、同じ曲をくり返し遊ぶ展開。さらに、画面の随所に現れるリズムマークは、女の子たちが踊るライブシーンでの激しい動きと重なり、視認しづらい面も。操作感は心地よいとは言えず、若干作業感も漂う。
週刊ファミ通1342号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
ファミ通公式のレビュー文、レビューアーイラスト(画像)等の無断転載・複製をお断りしています。