俺の屍を越えてゆけ(PSP(プレイステーション・ポータブル))のレビュー・評価・感想情報

ローリング内沢
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8

やり込めばやり込むほど味が出てくるゲーム性。どう戦うか、どう子孫を作るかなど、チマチマと考えるのが心地よく、単なる力押しでない綿密な戦略が楽しめる。独特のメッセージの言い回しもいまだ新鮮で、テンポよく遊べるのも◎。迷宮探索の煩雑さは多少あるが、熱中度は高い。

週刊ファミ通1196号より

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8

独特の世界観と時間を掛けて一族を育てていくシステムは、いまでも魅力的。バランスが程よく変更されて戦略性が増し、それがおもしろさにしっかりとつながっている。4つの難度のおかげで間口も広い。追加された神の成長要素、呪われた一族どうしの結魂で楽しさが広がった。

週刊ファミ通1196号より

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9

もとは12年前のゲームだけど、現代に非常にマッチしたシステム。サクサクした手触りながら、一時も悠長にできない仕組みが、独特の緊張感を作り上げていていいですね。切ない設定もグッときますが、結魂や交神といった要素に謎の興奮を覚えます。ムービーの質についてはご愛敬。

週刊ファミ通1196号より

レオナ海老原
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9

命の儚さ、切なさを遊ぶ者に突きつける設定は、相変わらず強烈。その情緒的な部分を巧妙にシステムへ落とし込んだ内容は独創的で、いまだ色あせない魅力がある。また、術の強さや遺伝継承などのバランスが調整されたおかげで、経験者も新鮮な感覚で遊べるのがうれしいですね。

週刊ファミ通1196号より

ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和

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レビュー

平均

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8.5

1999年にプレイステーションで発売された同名タイトルをリメイク。神と呪われた一族の間で子孫を作り、能力や技を引き継ぎながら宿敵の朱点童子を倒そう。

発売日
2011年11月10日
価格
4,743 円+税
ジャンル
RPG
メーカー
ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア
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