プレイステーション開発秘話が『新プロジェクトX』で10月11日放送。ソニーと任天堂による“幻の試作機”にも言及。久夛良木健らの出演も
 NHKはドキュメンタリー番組『新プロジェクトX~挑戦者たち~』の次回放送内容を発表した。10月11日(土)放送のテーマは、ソニー(当時)による家庭用ゲーム機“プレイステーション”の開発物語で、特集タイトルは“異端児たちのゲーム機革命 ~電機メーカー 新時代への一手~”。

 番組では、開発リーダーであった久夛良木健氏をはじめ、音楽プロデューサーの丸山茂雄氏、ナムコ(当時)のゲームソフト開発者・坂上陽三氏が登場。幻の試作機や、起死回生の一手となったティラノサウルスのデモなど、発売から約30年を経て明かされる革命的ゲーム機誕生のドラマに迫る。
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以下、プレスリリースを引用

「異端児たちのゲーム機革命 ~電機メーカー 新時代への一手~」 【放送予定】10月11日(土) 夜8:00~8:48 <総合>

~番組の見どころ、MCコメントを公開します〜
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どんな時代にも挑戦者は必ずいる。人に讃えられなくても、光が当たらなくても、ひたむきな仕事がある。

情熱と勇気をまっすぐに届ける群像ドキュメンタリー、「新プロジェクト X~挑戦者たち~」。10月11日の放送は、史上最も売れた家庭用ゲーム機ブランド「プレイステーション」の開発の舞台裏。

2Dゲーム全盛の90年代初頭、
無謀とも言える「リアルタイム3DCGの家庭用ゲーム機実現」という夢を掲げた、
電機メーカーのエンジニアがいた。

その裏には同じ夢を信じ、組織の垣根を越えて開発に挑んだ者たちがいた。

発売から約30年、いま明かされる革命的ゲーム機誕生の物語。

≪番組の見どころ≫

日本の電機メーカーが世界を変えた、ゲーム機開発劇。そこには、「ゲームを大人も楽しめるエンタメへ」と夢を掲げた異端の技術者と、長年、日の目を見なかった半導体開発者との運命の出会いがあった。業界からは無謀だという意見が飛び交う中、3D技術を導入し、臨場感あふれる革新的なゲーム機を開発した。

今や、音楽や映画の市場規模を上回り、エンタメの王道となったゲーム。その黎明期を切り拓いた者たちの熱きドラマである。

  • 異端のエンジニア・久多良木 突然の飛び込みから結実した、「スーパーファミコン」の音声チップ そして生まれた、ソニーと任天堂による“幻の試作機”
  • しかし、突然の開発一時中止・・・ 社内批判が巻き起こる中、独自ゲーム機開発へ「Do it!」
  • リアルタイム 3DCG 実現の壁 東芝の半導体技術者との運命の出会い
  • “電機メーカーのゲーム機”、集まらないソフトメーカー 先駆者・ナムコと起死回生のティラノサウルス
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【開発リーダー・久夛良木健さん】
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【音楽プロデューサー・丸山茂雄さん】
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【ゲームソフト開発者・坂上陽三さん】

≪MC コメント≫

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<有馬 嘉男>
かつて“エレキの雄”と呼ばれたソニーはいま、映画や音楽、ゲームを軸とした世界的エンターテインメント企業へと変貌しました。その中でもゲーム事業は会社の大黒柱。「プレイステーション」の開発がその始まりでした。

無名の技術者たちが情熱を注いだ日々――革新が生みだされる瞬間をお見逃しなく!

<森花子>
今や私たちの生活に当たり前のように浸透している“ゲーム”ですが、この未来を40年前に思い描く事ができた人はどれだけいるのでしょうか。今回は、そんな未来を計算していた異才のエンジニアの物語。

想像した未来を実現するヒントが満載です。

新プロジェクトX ~挑戦者たち~

「異端児たちのゲーム機革命 ~電機メーカー 新時代への一手~」
【放送予定】10月11日(土) 夜8:00~8:48 <総合>
【MC】有馬嘉男・森花子 【語り】田口トモロヲ