
広大な世界で「30分だけ好きにしていい」と言われたら、あなたはどうしますか?
のっけから哲学のような問いかけをしてしまいましたが、安心してください、これはゲームの紹介記事です。
累計発行部数5500万以上、アニメも大人気の鈴木央先生によるマンガ『七つの大罪』を原作としたマルチプレイ型オープンワールドRPG『七つの大罪:Origin』。2026年1月配信予定とリリースはもう目と鼻の先。「だけどそんなに待てない!」とファンの皆様は興奮なさっていることでしょう。そこで朗報、東京ゲームショウ2025(TGS2025)にて先行体験できる試遊台が用意されているんです。
そんなTGSでの試遊ですが、ワンプレイ“30分”の制限付き。前述の通りオープンワールドのゲームなうえ、コンテンツも“超”がつくほど盛りだくさん。おまけに、“ストーリーモード”、“オープンワールドモード”、“ボスチャレンジモード”の3つから選択可能で、「30分じゃ時間が足りない!」と泣きわめきたくもなる豪華試遊ブースになっています。
このたび、そんな本作をいち早く先行プレイできる機会が得られたので、たっぷり触り倒してきました。
……が、ひとつ言わせていただきたい。時間が足りない、ぜんぜん足りない! リオネス城だけでも時間が溶けてなくなる超広大なマップ、金銀財宝豪華報酬の数々にワクワクするたくさんのクエスト、原作でもおなじみの仲間たちや強大なボス。もはややれることが多すぎて何から手をつけていいか戸惑うレベル。そんな30分では到底遊びきれない大ボリュームの『七つの大罪:Origin』の先行プレイリポートをお届けします。
のっけから哲学のような問いかけをしてしまいましたが、安心してください、これはゲームの紹介記事です。
累計発行部数5500万以上、アニメも大人気の鈴木央先生によるマンガ『七つの大罪』を原作としたマルチプレイ型オープンワールドRPG『七つの大罪:Origin』。2026年1月配信予定とリリースはもう目と鼻の先。「だけどそんなに待てない!」とファンの皆様は興奮なさっていることでしょう。そこで朗報、東京ゲームショウ2025(TGS2025)にて先行体験できる試遊台が用意されているんです。
そんなTGSでの試遊ですが、ワンプレイ“30分”の制限付き。前述の通りオープンワールドのゲームなうえ、コンテンツも“超”がつくほど盛りだくさん。おまけに、“ストーリーモード”、“オープンワールドモード”、“ボスチャレンジモード”の3つから選択可能で、「30分じゃ時間が足りない!」と泣きわめきたくもなる豪華試遊ブースになっています。
このたび、そんな本作をいち早く先行プレイできる機会が得られたので、たっぷり触り倒してきました。
……が、ひとつ言わせていただきたい。時間が足りない、ぜんぜん足りない! リオネス城だけでも時間が溶けてなくなる超広大なマップ、金銀財宝豪華報酬の数々にワクワクするたくさんのクエスト、原作でもおなじみの仲間たちや強大なボス。もはややれることが多すぎて何から手をつけていいか戸惑うレベル。そんな30分では到底遊びきれない大ボリュームの『七つの大罪:Origin』の先行プレイリポートをお届けします。
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物語の始まりを予感させるめちゃくちゃいいところで時間が来ちゃうストーリーモード。戦闘や謎解きといった操作方法をしっかり確認!
主人公は、メリオダスとエリザベスの息子である“トリスタン”。キングとディアンヌの娘であり、トリスタンの友人でもある“ティオレー”とともにブリタニア大陸を冒険していきます。
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かつてエスカノールとエスタロッサが戦った際、エスカノールが放った“無慈悲な太陽”(クルーエル・サン)の熱ですべての水が蒸発してしまった、という伝説が残る湖の跡地。その場を調査しにきたトリスタンとティオレーは謎の遺跡を発見し、最深部で不思議なペンダントを発見します。
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ペンダントを手に外へ出ると、周囲の風景が一変。なぜか湖に水が戻っており、かつて絶滅したはずのカエルも飛び跳ねるような緑豊かな土地へと変化していました。なにが起きたのか探ろうとすると、2人の前に古竜(エンシェントドラゴン)に追われるホークが現れ……。とものすごくいいところで30分が終了する感じの序章となっていました。
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この時点でも「トリスタンの姿からして、原作『七つの大罪』と『黙示録の四騎士』のあいだの物語?」「タイムスリップしてる? だとしたら聖戦間近?」などすでに作品ファンからすると妄想が止まらないですが、ストーリーはここまで。試遊では物語冒頭に加えて、チュートリアルが体験できました。
遺跡の中ではボス戦を始めとした戦闘はもちろん、スリルあふれるシューティングアクション、ペンダントの力を使った謎解きも体験でき、これから冒険が始まるんだというワクワク感が味わえます。
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スタイリッシュに攻撃しながら登場! キャラ切り替えがカギの戦闘システム。
続いては戦闘についてもチェックしていきましょう。パーティは、操作キャラクター+3人の交代キャラクターを編成する4人1組。左クリックで通常攻撃、右クリックで特殊攻撃、Eボタンでスキル攻撃、そしてQボタンの必殺技を駆使して戦っていきます(操作はPC版のキーボードマウス操作の場合)。
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特殊攻撃とスキル攻撃は、使用後一定時間待てばまた使えるクールタイム制で、MP消費などはなし。クールタイムが終わり次第バンバン打てます。
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画面下にある魔力ゲージを消費すると、ダメージはもちろん、演出も一際ド派手な必殺技を発動。ゲージを複数消費すると、他メンバーと協力した合技を放つことも可能です。
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ひとりだけで戦うこともできますが、戦闘中スイッチゲージを消費すると、他キャラクターにスイッチすると同時にスイッチスキルが発動。スタイリッシュに登場しながら敵にダメージを与えます。無敵時間もあるうえ、瞬時にスキルを撃てるので歯ごたえのあるバトルが用意されている本作ではとくに重要なアクションになってくる予感。
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また、同じ属性の攻撃を当て続けると“バーストゲージ”が溜まり、これがMAXになった敵はバースト状態となり追加ダメージが発生。同じ属性の攻撃を当て続ける必要があるので、属性がない通常攻撃をメインで振るのではなく、特殊攻撃やスキルを使って別キャラにスイッチ、また特殊攻撃を撃っていく、と素早く溜まっていくので効率がよさそう。
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ストーリーの初期メンバーであるトリスタンとティオレーはふたりとも火属性なので、普通に戦っていれば自然と火のバーストが発生していました。
そのほか、敵が強力な攻撃をする際には赤い範囲が表示されたり、shiftで短距離ダッシュを使って回避行動が取れたりと、全体的に『七つの大罪』の世界観を浴びながらプレイできるオーソドックスなアクションRPGといった感触。オープンワールドのゲームに慣れている方だけでなく、カジュアルにゲームを楽しむ方にもスッと入りこめることでしょう。
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リオネス王国広すぎ! 原作好きにもオープンワールド好きにもうれしい忠実に再現された広大なマップを自由に探索!
続いてはオープンフィールド要素をたっぷり体験できる“オープンワールドモード”をプレイ。ここではストーリーに縛られず、広大なブリタニア大陸を自由に冒険できるのですが……何度でも言いますが、とんでもない広さです。なんなら拠点となるリオネス城すら闇雲に歩いてるとそれだけで時間が経ってしまうほどに広い。
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盟友・ギルサンダーの窮地を救うべくメリオダスが剣を交えた広場であったり、〈七つの大罪〉のひとり“マーリン”が初登場した際に訪れたエリザベスの養父・バルトラの寝室であったり、原作に登場した場所がこれでもかとあるので、原作ファンは“聖地巡礼”するだけで試遊時間は終わってしまうでしょう。
さらに、フィールド上にはミニクエストがあったり、フィールドボスがいたり、ギミックで解除すると思われる宝箱などがいたるところにあり、隅から隅まで探索したくなる人間にはご褒美みたいなもの。ちなみに、ふつうに移動すると広すぎるため、地上を高速で移動する騎乗ペットや空を飛べる飛行ペットを活用して移動できるとのこと。ペットも種類がたくさんいたので、原作と同じくホークに乗るもよし、かわいさやカッコよさを重視したペットに乗るもよしと、これだけでもいろいろと遊べそうなボリューム。
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また、パーティメンバーにはトリスタンとティオレー以外にもメリオダスやディアンヌ、キングといった〈七つの大罪〉メンバーはもちろん、エレイン、ギルサンダー、ハウザー、スレイダーといった個性豊かなキャラクターもプレイアブルとして登場。また、本作オリジナルと思われるキャラクターもチラホラ。
そして、特徴的なポイントとして、各キャラクターにはそれぞれ3種類の武器を装備可能となっていました。
戦闘が始まってしまうと、戦闘中に切り換えはできないのですが、トリスタンであれば剣、大剣、双剣の3種類が装備可能で、それぞれスキルや動きが別物に。さらには、武器によって属性まで変更できる様子。デフォルトの武器では火属性のトリスタンでしたが、風の武器を装備すれば風属性として戦場へ。従来のゲームのように“キャラクター=固定の属性”に縛られず、敵の弱点を突くための属性統一パーティーを組むとしても、好きなキャラクターで思う存分楽しむことができそうです。
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武器種ごとにマスタリースキルの育成もあったので、装備だけでなく、キャラクターの育成要素もあるようで、好きを極めるにはもってこいなシステム面を持っています。
今回の試遊は変更できませんでしたが、“衣装変更”の項目があったので、コスチュームの着せ替えもできる模様。原作では見られなかったいろいろな姿が見られると思うと、ファンとしては堪らなくワクワクするところですね。
歯ごたえ抜群! 強力な魔神を倒すタイムアタックモード“ボスチャレンジ”
たっぷりオープンフィールドの世界を探索し、フィールドボスにぼこぼこにされたり、クエストを片っ端から解決していったりと、これまた時間が溶けて消えていく……。ですが、まだ最後のモードである“ボスチャレンジ”も残っているので、こちらも紹介。ここでは3種類の強大な魔神がボスとして立ちふさがり、見事倒すことができればタイムが記録されます。
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とはいえ、適当に戦うとタイムを残すどころか、1体目のボスですらあっという間に負けるほどの難度。しっかりパーティーメンバーを選び、敵の攻撃を見極めていく必要があります。
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戦いかたやメンバーの選定をしっかり整えて再び挑むと、1体目は楽勝に、2体目もなんとか勝てるくらいにはなったのですが、問題は3体目の“アルビオン変異体”。メリオダスが初めて神器・ロストヴェインを手にし、神器解放をすることでようやく1体吹き飛ばした“あの魔神”です。
戦闘中にギミックが満載(詳細はTGSでプレイする人のために伏せます)で、ただ殴り合うだけでは到底倒すことはできず、倒しかたをちゃんと考えて挑む必要があります。さすがは魔神、〈七つの大罪〉メンバーですら手こずる相手なだけはある……。ちなみに、筆者たち一行は今回の先行体験では倒しきれなかったので、TGSで挑む猛者たちのクリア報告をぜひ聞きたいところ。
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これが先行体験用の難度かは不明ですが、このバランスだとフィールドボスをはじめとしたボス戦は全体的に難度高め。歯ごたえがあるバトルを求める人にもおすすめの作品になりそうです。
今回試遊できる限りはほぼすべてお伝えしましたが、まだまだまだまだコンテンツが山ほどありそうな『七つの大罪:Origin』。TGSで先行プレイをする際も、どのモードを重点的に遊びたいか決めてから行かないと、30分は本当にあっという間、一瞬で過ぎ去りますよ! TGSに行けないという方も、本作は2026年1月リリース。あと数ヵ月もしないうちにプレイできると思いますので、ぜひともお楽しみに!