『マブラヴ ガールズガーデン』「開発状況は9割。あと1割を磨き上げている」。サービス開始迫る(!?)最新作のゲーム詳細が明らかに。探索にはローグライトな要素も
 2025年7月15日、PC(ブラウザ/DMM GAME PLAYER)、Androidで年内サービス予定のゲームアプリ『マブラヴ ガールズガーデン』の公式番組“ザルトゥーム学園特別配信教室”が配信された。

 配信には、MCをタレントの百花繚乱さんが務め、ナビキャラのピコや、桃園める役の声優藤崎紗矢香さん、マブラヴ統括Pのtororo氏、開発プロデューサーの石渡真人氏などが登場し、新情報やゲームプレイの画面などが初公開された。本稿では、配信内で発表された内容をまとめてお届けする。

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 シリーズ累計80万本超えのアドベンチャーゲーム『マブラヴ』、『マブラヴ オルタネイティヴ』のシリーズ最新作となる本作。過去『マブラヴ』シリーズの監督・演出を担当したâge(アージュ)の創業メンバーであるタシロハヤト氏が世界観構築を担当している。

 メカニックリデザインには、テレビアニメ
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』、『グレンダイザーU』、『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)』などを手掛ける稲田航氏や、キャラクターデザインにSiino氏、Pro-p氏など、豪華な制作陣が参加している。

「今度の『マブラヴ』はファンタジー」

 統括プロデューサーのtotoro氏によると、「今度のマブラヴはファンタジー」というくらい異なる雰囲気になるといい、新規プレイヤーにもとっつきやすいものにしたいと考えているという。

 開発プロデューサーの石渡氏は、「新しい『マブラヴ』の形をやっていくのがいいと思った。『マブラヴ』は僕の中では完成しているものでもあり、前提知識がないと楽しめないというものではない、広くファンの方に楽しんでもらえるものを目指しました。ファンタジー、というくらい新しいものになっていると思います。だけど『マブラヴ』らしいところも大事にして、世界観、キャラクターも“らしさ”を大切に作っています」と続けた。

公式PVが公開

 本作の公式PVが初公開。主題歌『不屈のファンファーレ』とともに美麗なアニメ映像が公開された。学校のような場所で、さまざまなキャラクターが印象的に登場する。さらに、コックピットに乗り込みミサイルが飛ぶバトルシーンなども描かれる。
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開発チームからアツいコメント

 開発チームや主題歌歌唱、作曲、作詞メンバーからのコメントが到着。「プレイしてすぐ全容がわかるようにはなっていない」(メインシナリオプロット・タシロハヤト氏)といった、興味深いコメントが多くなされていた。

メインシナリオプロット タシロハヤト氏コメント

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『不屈のファンファーレ』歌唱 中恵光城さんコメント

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作曲 岩橋星実氏コメント

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作詞 Spirit Garden氏コメント

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キービジュアルが初公開

 続いて、本作のキービジュアルが初公開された。
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 映し出されたのは、学園の前で振り返る桃園めると、その後ろにそびえ立つ戦術機。

 石渡氏は「どうインパクトを作っていくか重視した。学園生活を重視しているが、作品のアイコン的な“MG”と呼んでいるメカ。日常の学生たちとパイロットのめる、MGを全部統合して、『マブラヴ ガールズガーデン』がどのような作品なのか印象付けられるのではないか」と、メインビジュアル制作の意図を説明した。

ゲーム紹介

世界設定

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生徒・パイロット

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 “メイズ”と呼ばれる永劫の深淵に、記憶を失った指揮官と運命に導かれた少女たちが挑むような展開がほのめかされた。これには思わず百花繚乱さんが「ファンタジーになるって言っていたけど、『マブラヴ』がやってきたじゃないか!」と叫ぶと、石渡氏は「字面だけです(笑)」といなす。
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 果たしてどうなるかはサービス開始までのお楽しみというところで、メインキャラクターデザインのSiino氏からのコメントが読み上げられた。

メインキャラクターデザイン Siino氏コメント

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メイズ

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メイズ・ガーダー(MG)

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メイズシフター

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 島の地下にある謎の空間“メイズ”には、“メイズ・ガーター”と呼ばれる機体とともに挑むこととなる。メイズには、メイズシフターと呼ばれる異形の生命体が存在。脅威の度合いはさまざまだが、縄張り意識が強くメイズ侵入者に敵意を示す。生身での遭遇は危険だという。

MGデザイン 稲田航氏コメント

 続いて、MGのデザインを行った稲田航氏からのコメントが到着。
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ゲームシステム

 そしていよいよゲームシステムが公開。
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 シナリオに力を入れた“放置系RPG”ということでバトルはフルオート、ラクラク操作で進行するとのこと。
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 選択肢によりルートそのものが変更され、しかも「やり直しは効かない」(石渡氏)とのこと。「シナリオに力を入れているのでぜひ楽しんでほしい」と強調した。
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 また、キャラクターとデートをしたりプレゼントをして親愛度を上げることで特別なシナリオを楽しむことができる。

開発中のゲーム画面を公開

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 配信では、プロローグの冒頭を紹介。キャラクターの立ち絵で会話するシーンもあれば、MGのコックピットに乗り込んでいる状態での会話シーンもあるという。
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 メイズから、資源となる“タツミヤ鉱”を集めている一同。そんなとき、「すっぽんぽんじゃん!」という怪しい人影を見かける。続いて2エピソード目では、その正体が明らかとなる。
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 記憶を失い、何も思い出せない“???(指揮官)”。プレイヤーはこの指揮官となって物語を進行していくようだ。記憶を失いながらも、MGのことを「戦術機」と呼ぶ指揮官は、何かを知っているのだろうか。
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 シナリオ進行中には選択肢が出ることも。なお、「重要な選択肢の場合は、合図が出るので、それがでないこのようなときは好きな方を選んでいただければ」(石渡氏)とのことだ。物語は、“???(指揮官)”が突如として彼女たちに的確な指示を出し始め――というところで終了。

メイズ探索(バトル)

 続いて、メイズ探索についても公開された。出撃するのはエリア6。基本的には5人1チームで突入することとなる。チーム編成→出撃→(オート)バトル という流れとなるようだ。
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 編成時には、前衛後衛の概念があり、また、キャラクターにはそれぞれ適性がある(両方に適性があるキャラクターもいる)。適性がない場所に配置するとステータスが少し下がってしまうので、基本的には適正がある配置を行うのがいいだろう。
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 バトルはオートでサクサクと進行。バトルに勝利すると、どの能力を強化するか選ぶ“レリック選択”、また戦闘や休憩のあるルート選択を行う。
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 これを繰り返して進むメイズ探索は、ローグライトの要素も組み込まれているというわけだ。また、EXゲージが貯まると特別な演出のある必殺技を放てる。
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演出のカットイン。
 バトル速度は2倍速、3倍速なども調整可能。

親愛度上昇

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 プレゼントなどを贈り、親愛度を上げることで特別なキャラクターエピソードが公開される。今回公開された“二人きりの勉強会”では、指揮官がめるに呼び出され、ふたりでメイズの勉強をすることになるという流れに。
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 ロマンチックな雰囲気に染まる夕暮れの教室で、めるとふたりきりの会話が楽しめる。

開発状況は「9割」

 改めて開発状況について石渡氏がコメント。「9割は来ている。だけど残り1割がたいへんで、どこまでやるのか。世に出してから変えるというのはなかなか難しい」と、最後まで粘り強く続けている開発状況について語った。

 そのほか、今後予定されている展開についても一挙に紹介された。
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 番組の最後にコメントを求められた石渡氏とtororo氏は、「『マブラヴ』という歴史あるタイトルに携わり、これまでのファンの方、新しく入ってくる『マブラヴ』初めてという方、両方が楽しめるものをどう作るか、そこに加えて“『マブラヴ』である意味”ということを考えて開発を続けています。ぜひ楽しんでいただけたらと思います」(石渡氏)、「キャラクター作画も動いていましたし、いろいろなところが動いていましたね! いままでやったことがない人も、ちょっとやってみようかな、と心が動いたらいいなと思います」(tororo氏)とコメントし、番組を締めた。
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  • ※画像は配信をキャプチャーしたものです。