
恋愛要素を主軸にしたオープンワールドゲーム!
2015年(平成27年)6月4日は、プレイステーション4(PS4)用/プレイステーション3(PS3)ソフト『夏色ハイスクル★青春白書 ~転校初日のオレが幼馴染と再会したら報道部員にされていて激写少年の日々はスクープ大連発でイガイとモテモテなのに何故かマイメモリーはパンツ写真ばっかりという現実と向き合いながら考えるひと夏の島の学園生活と赤裸々な恋の行方。~』が発売された日。本日で発売から10周年を迎えました。
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本作は驚異の123文字という日本一長いタイトルを持つディースリー・パブリッシャーの恋愛アドベンチャーゲーム。ちなみに2番目に長いのは2007年発売の『SIMPLE DS シリーズ Vol.14 THE 自動車教習所DS 〜原動機付自転車・普通自動二輪・大型自動二輪・普通自動車・普通自動車二種・中型自動車・大型自動車・大型自動車二種・大型特殊自動車・けん引〜』で、こちらもディースリー・パブリッシャーの作品。みずから歴史を塗り替えたことになります。
タイトル名の由来は週刊ファミ通2015年6月18日号(2015年6月4日発売)のインタビューで明かされており、岡島信幸プロデューサーによると「ゲームのタイトルをつけるとき、ふだんはゲームの要素をひとつひとつ箇条書きにして、必要なもののみを取捨選択するのですが、あのときはちょうど東京ゲームショウの準備もあり、めちゃくちゃに忙しかったんです。それで、どうかしていたみたいで、全部採用してしまったんです(笑)」とのことです。ただ、タイトルがあまりに長すぎるため、雑誌やWebにタイトル名が記載されるときは『夏色ハイスクル★青春白書(略)』と略されることがほとんど。(この記事でも略称を使わせていただきます!)
タイトルのインパクトが強い『夏色ハイスクル★青春白書(略)』ですが、ゲーム内容も恋愛アドベンチャーでありながらオープンワールドを採用した“オープンワールド学園恋愛アドベンチャー”という、これまたインパクトの強いものになっています。
タイトル名の由来は週刊ファミ通2015年6月18日号(2015年6月4日発売)のインタビューで明かされており、岡島信幸プロデューサーによると「ゲームのタイトルをつけるとき、ふだんはゲームの要素をひとつひとつ箇条書きにして、必要なもののみを取捨選択するのですが、あのときはちょうど東京ゲームショウの準備もあり、めちゃくちゃに忙しかったんです。それで、どうかしていたみたいで、全部採用してしまったんです(笑)」とのことです。ただ、タイトルがあまりに長すぎるため、雑誌やWebにタイトル名が記載されるときは『夏色ハイスクル★青春白書(略)』と略されることがほとんど。(この記事でも略称を使わせていただきます!)
タイトルのインパクトが強い『夏色ハイスクル★青春白書(略)』ですが、ゲーム内容も恋愛アドベンチャーでありながらオープンワールドを採用した“オープンワールド学園恋愛アドベンチャー”という、これまたインパクトの強いものになっています。
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報道部の部員となった主人公は、ヒロインたちとの交流を深めつつ、カメラを使って自由に写真撮影をしていくことに。事故的にパンツを撮影することもできますが、事故だから仕方ない。女の子のパンツは毎日違うパンツに変わっていたりとこだわりも感じることができ、積極的に撮ってほしいという制作陣の熱意も感じますが、筆者に真意はわかりません。
ジャンプやスライディングといった行動中にカメラを構えると“アクセルアクションモード”が発動し、スローモーションになってよりローアングルを狙えたことはヒミツです。
ジャンプやスライディングといった行動中にカメラを構えると“アクセルアクションモード”が発動し、スローモーションになってよりローアングルを狙えたことはヒミツです。
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なお、這いつくばってスカートの中を撮影したり、スライディングで人を跳ね飛ばしたりすると不審者ゲージが上昇。ゲージが最大まで高まると校内であれば補導、校外であれば警察が駆け寄ってきて、捕まると補導されます。2回目に補導されたときの主人公のセリフ「今度こそ本当に心の底から反省します! これから心を入れ替えて真面目になります! だから、だから親と学校には言わないでください!」という清々しいまでのクズなセリフは思わず笑ってしまうのでぜひ見てみてもらいたいです。
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『夏色ハイスクル★青春白書(略)』は、ネタ要素が強い印象を持たれがちですが、メインヒロインたちとの恋愛ストーリーはよくできており、クオリティーは高いと思います。幼なじみの三日月めぐ(声:三上枝織)や年上で真面目な性格をした部長の東海林薫子(声:村川梨衣)、独特な感性を持つ大神弥生(声:長妻樹里)、後輩で男嫌いな島袋珠希(声:洲崎 綾)などヒロインはどれも魅力的で、彼女たちとのやり取りはコミカルな展開も多く物語を進めていく中で自然と好きになります。
個人的には平気で下ネタを言う弥生がお気に入り。珠希のことを“タマ袋”というひどいあだ名で呼んでおり、その単語が出るたびに笑ってしまいました。
エンディングは各ヒロインと結ばれる展開のほか、クラスメイトと友情を深めるルートや、理事長から秘密の任務を受けるルートも。とくにクラスメイトエンドは青春感のあるストーリーで心に残りました。
個人的には平気で下ネタを言う弥生がお気に入り。珠希のことを“タマ袋”というひどいあだ名で呼んでおり、その単語が出るたびに笑ってしまいました。
エンディングは各ヒロインと結ばれる展開のほか、クラスメイトと友情を深めるルートや、理事長から秘密の任務を受けるルートも。とくにクラスメイトエンドは青春感のあるストーリーで心に残りました。
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イベントの発生場所がわかりづらかったり、時間を進める方法が少なかったりと、ゲームの作り込み部分として甘い部分も多い作品ですが、釣りや散髪ができたり、NPCのプロフィールを埋めたりと自由度は高く、しっかり楽しめる内容でした。ゲーム内のスマホから変更できるBGMにディースリー・パブリッシャーの過去作のBGMがたくさんあったところもファンはうれしいポイントでしたね。
変わったゲームが好きな人は、10周年を迎えたこの機会にプレイしてみてはいかがでしょう?
変わったゲームが好きな人は、10周年を迎えたこの機会にプレイしてみてはいかがでしょう?