
初代PSを代表する名作3Dアクションが生まれた日
いまから26年前の1996年(平成8年)12月6日は、プレイステーション(PS)用ソフト『クラッシュ・バンディクー』が発売された日。
発売はソニー・コンピュータエンタテインメント(現ソニー・インタラクティブエンタテインメント)、開発はいまでは『アンチャーテッド』『The Last of Us』で知られるノーティドッグが担当。「宇宙初の奥スクロールアクションゲーム!」というキャッチフレーズで展開され、1作目からミリオンセラーを記録。初代プレイステーションの作品ラインアップを代表する大ヒット作だ。
発売はソニー・コンピュータエンタテインメント(現ソニー・インタラクティブエンタテインメント)、開発はいまでは『アンチャーテッド』『The Last of Us』で知られるノーティドッグが担当。「宇宙初の奥スクロールアクションゲーム!」というキャッチフレーズで展開され、1作目からミリオンセラーを記録。初代プレイステーションの作品ラインアップを代表する大ヒット作だ。
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物語の舞台はオーストラリア南東にある3つの島。動物たちが平和に暮らしていたところ、世界征服を企む悪の科学者“Dr.ネオコルテックス”がやってきて、捕らえた動物たちを洗脳装置で次々に改造してしまう。……が、何を間違えたのか、動物たちは言うことを聞かない危険な生物になってしまい、さらにもともと暴れん坊だったクラッシュ・バンディクーは逆に正義感に目覚めてしまい脱走。浜辺に打ち上げられたクラッシュは、恋人のタウナを取り戻すためにコルテックスのもとへ向かうのだった……というのが1作目のあらすじとなる。
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ゲームの基本的な進行はステージクリアー式の一本道。前述で触れた通り、画面の奥へ向かって進んでいくステージが特徴だ。ときには大岩に追いかけられて画面の手前に向かったり、横スクロールで上や下に進んでいったりとユニークなフルポリゴンステージが多数用意されていた。
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1作目の操作方法は移動、ジャンプ、スピンアタックというシンプルな構成。敵やトラップは絶妙に厄介なところに配置されており、ギリギリで足場をジャンプする必要があったりと、レベルデザインはその後のシリーズと比べるとやや難しめに作られている。動く足場で落下ミスを狙ってくる“あらしの こじょう”。足場の狭いつり橋を渡る“きりの つりばしで”、“カメカメ ジャンプ”。ステージがほぼ最長レベルで長い“ゆうやけの はいきょ”など、後半に進むにつれて難所が待ち受ける。
セーブ方法も限られており、“ボーナスチャレンジをクリアーするとステージ進行度を保存できる”という仕様だったのも、本作を難しく感じる理由だろうか(※)。
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また、ステージ内の箱をすべて壊すと手に入る“ダイヤ”もやりこみがいがあってアツかった。1作目では、ミスしてしまうと壊した箱は復活してしまうので、ノーミスでクリアーしないといけないプレッシャーが襲い掛かってくる。ダイヤコンプリートは隠しエンディングの条件にもなっているので、頑張ってやりこんだ人もいるのではないだろうか。
こうして振り返ると、1作目から切れ味の鋭い難度だったが、すべてやりきって全クリ達成したときの喜びはひとしお。いま遊んでもハッキリとした手ごたえを感じられる良い作品だ。
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現在、原作を遊ぶなら実際にディスクを用意するか、プレイステーション3向けにゲームアーカイブス版が配信中だ。また、第1~3作目の海外版をベースにリマスターし、セーブ機能の改良など遊びやすくした『クラッシュ・バンディクー ブッとび3段もり!』がNintendo Switch、プレイステーション4(PS4)、Xbox One、PC向けに展開されている。こちらを遊んでみるのもいいだろう(※)。