美しく、気高く、そして強い
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『ベヨネッタ』は、セガから発売された3Dアクションゲームで開発はプラチナゲームズが手掛けている。“∞(ノンストップ)クライマックス・アクション”と銘打たれた本作は、その名の通り映画のクライマックスを思わせる息を呑む迫力のバトルシーンが連続するのが大きな特徴。魔女ベヨネッタがくり出すスタイリッシュな技の数々は爽快で、容赦なく残酷なトーチャーアタックは比類のない絶頂感を与えてくれる。
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そして何より魅了されてしまうのは、圧倒的な存在感を放つ魔女ベヨネッタだろう。何頭身あるかわからないスラリとしたプロポーションでありながら、女性らしい美しいラインを併せ持つ。当然、美貌の持ち主(ドSっぽい)なのだが、ファッションも含めると……かなり個性的!? ゲームの主人公としては相当珍しいタイプで、それゆえに彼女に夢中になってしまったゲームファンも多いのではないだろうか。
何せ全身ピッチリとした黒いボディースーツ。黒いフレームのメガネに、口元にはほくろ。肩を覆うように膝まで届く長い黒髪かつ盛り髪と全身が真っ黒。おまけにロリポップキャンディをつねに舐めているといった具合だ。こんな女性主人公は、パッと思いつく限りではベヨネッタ以外には存在しない。確か女性のクリエイターさんがベヨネッタのメイクに関してしっかり目を光らせていたと聞いた記憶もある。
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両手両足に銃火器を装備して“バレットアーツ”という技を使うのもユニークで、打撃と銃撃を同時に行うという発想には正直驚かされた。足を上げて銃を撃つ姿を初めて見たときは衝撃的過ぎて二度見したレベル。敵の攻撃をギリギリで回避すると“ウィッチタイム”が発動して周囲がスローモーションになるのも気持ちよく戦える要素のひとつだった。
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自身の髪の毛を依り代に魔獣を顕現させて放つ“ウィケッドウィーブ”はカッコよく、ボス戦のトドメなどではベヨネッタのセクシーな姿も見られた。あらゆる攻撃を駆使して、敵を打ち上げ叩き落とし、銃撃で蜂の巣にして、拷問器具でお仕置き。仕舞いには魔獣をけしかけむさぼり食う、という一連のアクションはとにかく最高のひと言。声優の田中敦子さんのボイス(※)が物語を盛り上げてくれるし、随所に流れた『Fly Me to the Moon』にもウットリさせられたものだった。さらに詳細な語りは以下の記事をチェック。
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2014年9月20日には、待望の続編『ベヨネッタ2』がWii Uで発売。2020年5月28日には、プレイステーション4で『ヴァンキッシュ』とセットになった『BAYONETTA&VANQUISH』が発売された。現在、初代『ベヨネッタ』を遊びたいならNintendo Switch版がオススメだ。
また、2022年10月28日には『ベヨネッタ3』が、2023年3月17日には『ベヨネッタ オリジンズ: セレッサと迷子の悪魔』がそれぞれNintendo Switchで発売された。前者はアクション要素はもちろん、物語も演出もすべてが従来のシリーズを凌駕する内容。後者はベヨネッタが幼き見習い魔女“セレッサ”だったころを描いたアクションアドベンチャーとなっているので、ぜひチェックを。




















