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“とある団地”へと引っ越してきた主人公のホシノは、住民の高齢化によりしばらく開催されていない夏祭りを復活させるべく、相棒のモロキュウといっしょに住人たちを夏祭りに招待することにします。悩みや問題を抱えていて夏祭りへの参加が難しい人がいたなら、いっしょに解決してあげましょう。
団地の住人はあわせて151人(ひゃくごじゅういち……僕や作者さんと同世代なら石塚運昇さんの歌声が聞こえてきそうな数字です)。参加してくれる人が増えれば増えるほど、夏祭りは活気の溢れるものになりそうです。
団地の住人はあわせて151人(ひゃくごじゅういち……僕や作者さんと同世代なら石塚運昇さんの歌声が聞こえてきそうな数字です)。参加してくれる人が増えれば増えるほど、夏祭りは活気の溢れるものになりそうです。
ゲームボーイアドバンス用ソフトとして発売された『さくらももこのウキウキカーニバル』や、『とっとこハム太郎』シリーズ、それからアニメ『あずきちゃん』などの作品群に影響を受け、これらのような温かくて“平成レトロ”を感じさせるゲームを目指して開発しているとのこと。
デジゲー博に出展されていた体験版では、数人の住人と夏祭り参加の約束をかわすゲーム冒頭をプレイできました。
デジゲー博に出展されていた体験版では、数人の住人と夏祭り参加の約束をかわすゲーム冒頭をプレイできました。
団地の探索では、住人たちとの対面でのコミュニケーションだけでなく、パソコンを使った情報収集も重要です。悪意のある記事を見付けてしまうこともありますが、使いかたに気を付ければ心強い味方になってくれるのがインターネット。
ホシノが新たなキーワードを思い付けば、検索で出てくるサイトも増えて、より多くの情報が手に入るようになります。得た情報が住人とのやりとりに役立つことも。PCのインターフェースやホームページの構成にも、人々が手探りでインターネットに触れ始めた“あのころ”が感じられてほっこり。
ホシノが新たなキーワードを思い付けば、検索で出てくるサイトも増えて、より多くの情報が手に入るようになります。得た情報が住人とのやりとりに役立つことも。PCのインターフェースやホームページの構成にも、人々が手探りでインターネットに触れ始めた“あのころ”が感じられてほっこり。
“感覚ポイント”で遊べるさまざまなミニゲームも本作の特徴。ホシノの豊かな感性で周囲から刺激を受けることで、刺激に応じた短いゲームが始まります。これがきっかけで住人との絆が芽生えたり、新たな検索キーワードを思い付く場合も。
ほかにもアイテムの活用や、今回の体験版にはなかった“経験値”の要素など、製品版ではさらに多様なアプローチで住人たちとコミュニケーションを図り、夏祭りに招待することになるようです。
平成の文化へのリスペクトに満ちた『Danchi Days』ですが、これから来る時代への“祈り”も込められています。テーマのひとつになっているのは、とある団地で夏祭りが開催されなくなった要因にもなっている“高齢化”。そしてこの先のストーリーでは、“認知症”も重要なキーワードになるとのこと。
なにかと苦しいことも多い世の中ですが、あとほんの少しでも人と人が信頼し合って、協力し合うことができれば、なにかを変えていく原動力になるかもしれない……本作の明るい作風には、そんな想いが込められているように感じました。
平成の文化へのリスペクトに満ちた『Danchi Days』ですが、これから来る時代への“祈り”も込められています。テーマのひとつになっているのは、とある団地で夏祭りが開催されなくなった要因にもなっている“高齢化”。そしてこの先のストーリーでは、“認知症”も重要なキーワードになるとのこと。
なにかと苦しいことも多い世の中ですが、あとほんの少しでも人と人が信頼し合って、協力し合うことができれば、なにかを変えていく原動力になるかもしれない……本作の明るい作風には、そんな想いが込められているように感じました。
発売予定時期は2026年と少し先。ゲームのシステムはほぼできあがっていて、時間が掛かるのはテキストの部分とのこと。
待ち遠しいですが、151人の住人たちひとりひとりに命を吹き込むための台詞と、彼らに関連するWebサイト……そのテキストのボリュームを想像すると納得です。気長に、そして楽しみに待ちましょう。
待ち遠しいですが、151人の住人たちひとりひとりに命を吹き込むための台詞と、彼らに関連するWebサイト……そのテキストのボリュームを想像すると納得です。気長に、そして楽しみに待ちましょう。