
※本記事は、2023年9月3日にアップした記事を再編集したものです。![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/16073/af4360f46e7375eba196c95a180e61211.jpg?x=767)
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3Dステルスゲームを確立した世界的ヒット作
いまから26年前の1998年(平成10年)9月3日は、プレイステーション(PS)用ソフト『メタルギア ソリッド』が発売された日。
『メタルギア ソリッド』は、コナミ(当時)から発売されたステルスアクションゲーム。世界的なゲームデザイナーとして知られる小島秀夫監督が手掛けた『メタルギア』シリーズの3作目にして、我々がよく知る『メタルギア ソリッド』シリーズの1作目にあたる作品だ。
『メタルギア ソリッド』は、コナミ(当時)から発売されたステルスアクションゲーム。世界的なゲームデザイナーとして知られる小島秀夫監督が手掛けた『メタルギア』シリーズの3作目にして、我々がよく知る『メタルギア ソリッド』シリーズの1作目にあたる作品だ。
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GENE(遺伝子)をテーマにした物語がアメリカのビジネス雑誌『フォーチュン』で「20世紀最高のシナリオ」と称されたことは昔からのゲームファンにはおなじみのエピソード。当時は日本のゲームが海外で認められたことがうれしく、誇らしく思ったなんて人も多かったんじゃないだろうか。
本作をきっかけに小島監督の名前が世界に轟くようになったのは間違いなく、また3D空間におけるステルスゲームのおもしろさを世界に広め、浸透させることにも大きく貢献。今日の3Dステルスゲームのムーブメントは『メタルギア ソリッド』から始まり、確立されたと言っても過言ではないだろう。
なお、『メタルギア』シリーズはこれまでに累計販売本数が6000万本を突破したことがKONAMI公式ページにて明らかになっている。
プレイヤーは、ソリッド・スネークとなり、アラスカの孤島シャドー・モセスでの単独スニーキングミッション(潜入任務)に挑むことになる。任務はふたつあり、人質になっているDARPA(国防高等研究計画局)の局長ドナルド・アンダーソンとアームズ・テック社社長ケネス・ベイカー両名の救出と、武装集団の核発射能力の有無を調べ、発射が可能な場合は阻止すること。
本作をきっかけに小島監督の名前が世界に轟くようになったのは間違いなく、また3D空間におけるステルスゲームのおもしろさを世界に広め、浸透させることにも大きく貢献。今日の3Dステルスゲームのムーブメントは『メタルギア ソリッド』から始まり、確立されたと言っても過言ではないだろう。
なお、『メタルギア』シリーズはこれまでに累計販売本数が6000万本を突破したことがKONAMI公式ページにて明らかになっている。
プレイヤーは、ソリッド・スネークとなり、アラスカの孤島シャドー・モセスでの単独スニーキングミッション(潜入任務)に挑むことになる。任務はふたつあり、人質になっているDARPA(国防高等研究計画局)の局長ドナルド・アンダーソンとアームズ・テック社社長ケネス・ベイカー両名の救出と、武装集団の核発射能力の有無を調べ、発射が可能な場合は阻止すること。
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無線を通じて指揮を取るロイ・キャンベルやメディカルスタッフのナオミ・ハンター、データ処理の専門家のメイ・リンらのサポートを受けながら、スネークは島内で任務を遂行していく……というのが導入のストーリー。オープニング映像は映画さながらのクオリティーで、これからどんな試練が待っているのかと誰もが胸を高鳴らせたのではないかな。
『メタルギア ソリッド』でいちばん驚かされたのは、やはり潜入ミッションの臨場感の高さになるだろう。当時すでに3D表現自体は珍しいものではなかったのだが、3Dのフィールドで潜入任務は想像の遥か上をいくドキドキを味わえた。
敵に発見されないように物陰やベッドの下に身を潜めたり、通気孔を伝って移動したり。はたまた、壁越しにちらりと様子をうかがいつつ、コツコツと壁を叩いて敵をおびき寄せてみたりするなど、それまでのゲームでは実現不能だったシチュエーションの連続に「こんなにいろいろなことができるのか」と驚嘆させられたものだった。随所でカットシーンが挿入されるところもじつにドラマチックでよかった。
『メタルギア ソリッド』でいちばん驚かされたのは、やはり潜入ミッションの臨場感の高さになるだろう。当時すでに3D表現自体は珍しいものではなかったのだが、3Dのフィールドで潜入任務は想像の遥か上をいくドキドキを味わえた。
敵に発見されないように物陰やベッドの下に身を潜めたり、通気孔を伝って移動したり。はたまた、壁越しにちらりと様子をうかがいつつ、コツコツと壁を叩いて敵をおびき寄せてみたりするなど、それまでのゲームでは実現不能だったシチュエーションの連続に「こんなにいろいろなことができるのか」と驚嘆させられたものだった。随所でカットシーンが挿入されるところもじつにドラマチックでよかった。
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シリーズの魅力のひとつに、個性的な敵役の存在がある。本作でもサイキック能力を持つ“サイコ・マンティス”、天才女狙撃手“スナイパー・ウルフ”、変装の達人“デコイ・オクトパス”、巨漢のシャーマン“バルカン・レイブン”、拳銃の名手で拷問のスペシャリスト“リボルバー・オセロット”、FOXHOUNDの実戦部隊リーダー“リキッド・スネーク”といった面々がプレイヤーを苦しめた。
なかでも多くの人が忘れられない存在としてサイコ・マンティスの名を挙げるのではないだろうか。彼は超能力を駆使するボスで、デュアルショックの振動機能を使って念力を、セーブデータから遊んだゲームを言い当てて透視能力を表現するなどメタ的なネタが多い点も個性的だった。
なかでも多くの人が忘れられない存在としてサイコ・マンティスの名を挙げるのではないだろうか。彼は超能力を駆使するボスで、デュアルショックの振動機能を使って念力を、セーブデータから遊んだゲームを言い当てて透視能力を表現するなどメタ的なネタが多い点も個性的だった。
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サイコ・マンティスが「ブラックアウト!」と叫ぶとゲーム画面が突然真っ暗に。画面右上にはテレビの外部入力を示す緑の文字が表示され、「電源が切れた!?」と勘違いする人もいたことだろう。しかしよく見れば右上の緑の文字はビデオならぬ“ヒデオ”で、電源オフを装った演出。当時のテレビの外部入力表示がまさにそんな感じだったうえに、ヒデオの文字は表示されてからしばらく経つと縮小表示になる凝りようで、筆者などはすっかり騙されてしまった思い出がある。恐らく筆者以外ににもビビってしまったユーザーはいたはずだ。
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2001年11月29日には、プレイステーション2で続編の『メタルギア ソリッド2 サンズ・オブ・リバティ』が発売。『メタルギア ソリッド』シリーズとしても動き出した。ナンバリングとしての最新作は2015年9月2日発売の『メタルギア ソリッドV ファントムペイン』となっている。
2023年10月24日には、シリーズの集大成となるコレクション作品の第1弾『メタルギア ソリッド:マスターコレクション Vol.1』がNintendo Switch、プレイステーション5(PS5)、プレイステーション4(PS4)、Xbox Series X|S、PC(Steam)向けに発売。
また、『メタルギア ソリッド3 スネークイーター』を原作としたリメイク作品『METAL GEAR SOLID Δ: SNAKE EATER』(『メタルギア ソリッド デルタ: スネークイーター』)も発売が決まっている。発売日などの詳細は未定だが、シリーズファンは楽しみに待っていよう。
2023年10月24日には、シリーズの集大成となるコレクション作品の第1弾『メタルギア ソリッド:マスターコレクション Vol.1』がNintendo Switch、プレイステーション5(PS5)、プレイステーション4(PS4)、Xbox Series X|S、PC(Steam)向けに発売。
また、『メタルギア ソリッド3 スネークイーター』を原作としたリメイク作品『METAL GEAR SOLID Δ: SNAKE EATER』(『メタルギア ソリッド デルタ: スネークイーター』)も発売が決まっている。発売日などの詳細は未定だが、シリーズファンは楽しみに待っていよう。
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